小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

六月二十八日

2021-02-13 | 嘉永六年 癸丑日記
六月二十八日   

主人は暑気見回りに行く。
先日の約束なので岡野平太夫殿の方へ行き『環海異聞』を返すそうだ。
夜、藤助主と浅之助主が一緒に来た。
岩橋はかつおの造り、山本は造りふた鉢の計三鉢持参。
主人の帰りが遅かったが、何か談じごとがありそうな様子。
しかし、別段話もしないで帰った。
主人は田中、上田、荻野らへ行くとかで急いでいた。


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六月二十七日

2021-02-07 | 嘉永六年 癸丑日記
六月二十七日   晴

昼前に世古蔵助がきた。酒を出していると村井定二郎が子供を連れて弓を持参した。
魚を五尾さげてきた。
一緒に酒を出す。
主人は二時過ぎから三浦公へ行く。橋本へも寄るとのこと。

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六月二十六日 

2021-02-07 | 嘉永六年 癸丑日記

六月二十六日  

大暑。
山本督学が見回りにこられた。
雄介が見回りに行く。
武田半助もくる。
あとは会にて富永、栗山、田中、山本が来る。
壱封と六匁は酒三升代、雄介は田中でゆあみし酒飯を済ませて帰宅。
夏目も呼びに行き、夜に皆が帰ったのは10時ころになった。


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