小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十二月九日

2013-08-03 | 嘉永二年
  
今日も雪が降る。一寸ばかり積もったがしばらくしてとけた。
夕方、浅之助どのがきたが主人出かけるところだったのですぐに帰った。
市川斎を米与にやって御切米の勘定をさせた。
安兵衛が来て酒を出す。庄助も来た。

切米=城に勤務する人々の俸禄(給料)のこと。お蔵米ともいう。
俸禄は年3回に分けて支給されるのが常で、基本的に2月と5月に各1/4、10月に1/2が支給された。
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