小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

四月朔日

2016-07-26 | 嘉永四年 辛亥日記


快晴
村井多右衛門が来て酒を出す。
また同五へ酒を取りにやる。
末広かせた屋へにも髪を取りにやる。
夕方にはみんなが来た。
奥村、野呂、浅之助、辻野、前田、北野、栗山、同弟子、田沼、ら九人なり。
また、酒一升を取り昼に備えた肴2尾を煮て出す。大きなエイだ。
留守中は伊勢屋へ庄兵をやって忙しい。
小梅は風邪気で寝ている。
こいくが泊まる。主人はこいくを豊と思っているみたい。


コメント (2)
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