和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

銀杏/今日の俳句 ≪No.1580≫

2014年11月02日 11時53分19秒 | 今日の俳句

   ☆銀杏/今日の俳句☆  

☆★☆*≪No.1580☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)11月2日(日)
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆


■ 池田名誉会長
  ………………

  光の言葉
  …………
    幸福の曲
    …………

 芸術は人間を結び 世界を結ぶ
 ……………………………………


  体に栄養が必要なように、
  心には文化の滋養が不可欠だ。
  芸術を愛することは、
  虚栄で自分を飾るためでもなければ
  道楽や暇つぶしでもない。
  人間が人間として
  人間らしく生きていくために
  絶対になくてはならない魂。
  それが文化だ。

    ★ ★ ★

  人間は、
  優れた芸術によって、
  「人類」と「自然」と「宇宙」が
  一体であることを
  感じられるようになる。
  人類が築き上げ、創出してきた、
  地球上のあらゆる芸術。
  それは、
  その時代、その民族や個人を
  「表現の場」としながら、
  それぞれの民族や個人が
  宇宙生命と出会い、
  触発され、うたいあげた
  「魂の歌」「生命の軌跡」の
  結晶ではないだろうか。


    ★ ★ ★


  芸術は、
  人間を結び、世界を結ぶ。
  美しい花に国境はないように、
  芸術にも国境はない。
  あらゆる障壁を超え、
  異なる文化の豊かさや美に
  目を開かせながら、
  地球大の友情を広げる。


    ★ ★ ★


  芸術とは、
  「瞬間」を「永遠」に高める
  力のことであろう。
  この日、この時、
  この一瞬にしかない価値を、
  永遠の美へと昇華する
  魂の作業といってよい。
  その意味では、
  一度の出会いを、
  永遠の絆へと高めゆく。
  友情の建設も、
  人間性の価値創造の
  「芸術」ではあるまいか。


………………………………………………………………………………



 イタリア中部・トスカーナに広がる赤い屋根の街。ここは「花の都」フィレンツェである。1981年6月、池田名誉会長は同市の「ミケランジェロ広場」にいた。

 メディチ家の庇護のもと、ここでルネサンスが花開いた。街そのものが美術館。ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリーー腕を競った天才たちの息づかいが、今も聞こえるかのようだ。

 名誉会長が掲げる、仏法を基調とした人間主義。その旗の一つが「文化主義」である。民主音楽協会、東京富士美術館を創設し、芸術の力で世界の人と人、心と心を結んできた。

 芸術は、平和の花。芸術によって、人は蛮性に打ち勝ち、生命の尊厳を体得する。

 明日は文化の日である。       


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡


  ■※今日の俳句※■



  ぎんなん焼き夜の怒濤を聞きをれり
        大田一陽


  銀杏のぼたりと不治の病かな
        辻田克己


  銀杏にちりゞゝの空暮れにけり
        芝不器男


※銀杏・銀杏の実。

 和名の由来については、葉の形をアヒルの足に見立てた 中国語: 鴨脚(?音: yajiao イアチァオ)の転訛であるとする通説がある。また日本語ではイチョウの実を指して「ぎんなん」と呼ぶが、これは「銀杏」の唐音読み「ぎん・あん」が、連声と呼ばれる現象によって転訛したものである。

銀杏は中国の本草学において記録されており、1159年に成立した『紹興本草』に銀杏は登場、また呉瑞が1329年に発表した『日用本草』(原版は現存せず、1525年の重刊八巻本が大谷大学に所蔵)、1596年(万暦23年)に刊行された『本草綱目』にも銀杏と記載されている。

ヨーロッパにおけるイチョウに関する最初の植物学的な記述は、ケンペルの『廻国奇観 (Amoenitatum exoticarum)』(1712年)にある Ginkgo, Itsjo で、これは「銀杏」を「ぎんきょう」と読んだ上で、Ginkjo, Itsjo(ギンキョウ、イチョウ)と筆記したつもりのものが、製本時に誤植されてしまったのだとされる。
しかしリンネは『Mantissa plantarum II』(1771年)にこのまま引用し Ginkgo を属名とした。1819年には、ゲーテが『西東詩集』のなかで Ginkgo の名を用いている。Ginkgo は発音や筆記に戸惑う綴りでもあり、また植物命名規則73条に従うなら誤植などは訂正すべきだが、いまのところはそのまま用いられつづけている。

種小名 biloba はラテン語による造語で、「2つの裂片 (two lobes)」の意味。葉が大きく2裂する点を指したもの。

英語ではmaidenhair treeともいう。これは「娘 (maiden) の毛の木」の意味で、葉の形が女性の陰毛が生えた部分を前から見た形(葉柄は太ももの合わせ目)に似ているための名であるが、「木の全体が女性の髪形に似ているため」と美化した説明もなされる。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



 ■わが友に贈る/名字の言■


【「聖教新聞」2014年(平成26年)11月2日(日)より転載】      



※わが友に贈る※


  御聖訓「例には他を

  引くべからず」。

  まず自らが壁を破れ!

  その模範の行動に

  皆が奮い立つ!    


       11月2日


※名字の言※


「大学祭」のシーズンを迎えている。キャンパスで学ぶ学生部の友が、「核兵器廃絶」や「日中友好」など、多彩なテーマで企画を展開している



神戸の大学に通うメンバーは、「人と人との〓がり」をテーマにパネル展示を行った。中心者の学生部員は、東日本大震災後、宮城県石巻市を訪れ、子どもたちが遊ぶ広場作りの活動に参加。そこで、「絆の大切さ」を感じたという



展示は、阪神・淡路大震災をきっかけに社会問題化した「孤独死」に触れつつ、東日本大震災の被災地で結ばれた「絆」を紹介。多数の来場者を迎え、東北の復興を願う心の連帯を広げた。彼は言う。「神戸で学ぶ学生だからこそ、被災された方々に思いをはせ続けたい」



模擬店等もいいが、日本と世界の課題に切り込む、粗削りだが真っすぐな学生の挑戦を垣間見ることこそ、大学祭の醍醐味。その先頭に立つ学生部員の姿が頼もしい。池田名誉会長も、創価大学生のみならず、各地の大学で奮闘する学生部員に、陰に陽に励ましを送ってきた。「民衆の幸福のために、すべての哲学と知性を総動員する社会をつくらねばならない」。この“大革命”の先頭に立つ使命が学生にはある――と



後生畏るべし。未来を担う俊英の奮闘に、皆で応援を。(芯)



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡