何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

ウィーンブリッジ発振回路をスイープ発振させてみた

2023-09-06 15:16:01 | 電子工作

2023・09・05(火曜日) 晴れ

 スイープ発振をさせるための鋸歯状波はマイコンで作ることにした。
 鋸歯状波の起点は+1.6V、ピーク点は2.1Vになるように設定した。
 この鋸歯状波でフォトカプラーのLEDを点灯すればCdsは鋸歯状波の
電圧に追従して抵抗値を変化させ、バンドパスフィルター通過帯域が変化
して、0.7KHz~40KHzをスイープして発振するはずだ。
 何だかわくわくするよ。(笑い)

 

 OPアンプの鋸歯状波回路は難しくて細かい電圧設定ができなかったので
マイコンで鋸歯状波を出力するようにした。
 OPアンプのようなリニアーな鋸歯状波は作れないが、起点、ピーク点の
電圧は簡単に自由に設定できる。
 マイコンのDacは8ビットなので256段階のギザギザになってしまうけど
まぁ、仕方ない。

 

実験回路はこんな感じです。

 問題が出て来た。
 マイコンの鋸歯状波の出力抵抗が大きいのか、フォトカプラーを接続すると
ピーク付近の出力が低下して鈍ってくるのだ。

 

 

    まぁ、いいか・・・  後でBUFFアンプでも入れてみよう。
 先ず実験してみよう。

 

 

 鋸歯状波と発振波形が出て来た。

 

 時間軸を拡大してみた。
 何か発振周波数は変化してるみたいだ・・・

 

 時間軸を更に拡大してみた。
 鋸歯状波が切り替わって上昇を始めるときは低い周波数から高い周波数に
スイープするはずだけど周波数は低くなっていくみたいだ。

 

 時間軸をサーチして先(時間が経った方)を見てみた。
 鋸歯状波電圧が上がると周波数も高くなる部分を見つけた。
 スイープしてるんだな?

 

 更に先方・・・鋸歯状波が鈍った部分を見つけた。
 鋸歯状波電圧は変化しないので発振周波数も変化なし(だと思います)

 

 何とかフォトカプラの抵抗値変化で発振周波数は変化することを確認できた。
 鋸歯状波出力を強化できればもうちょっとマシな実験ができるかもしれない。
 それにフォトカプラーの反応時間を考慮して鋸歯状波を生成する必要がある。
 
 KnightさんからフォトカプラLEDを定電流で駆動・制御する方法の
アドバイスをいただいている。
 その実験もしてみたいし、がんばらなくっちゃ・・・
 Knightさん、いつも応援、ありがとうございます。

 

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