2014/09/02 (火曜日) 曇り
調子の悪い単動式V4スチームエンジンのピストンをプランジャー(棒状ピストン)に
換装してみた。 エアーチェックでは一応動作してくれた。
そこで、今日は正式に配管をしていよいよボイラーに繋いでテストしてみた。
ハイパワーがでることを期待してボイラーに点火して動き出すの待ったのだが・・・・・
↓ 配管作業を始めた。
↓ シリンダーを外したり、バルブを動かしたりするので機器同士はシリコンチューブで結合する。
↓ パイプは現物合わせで曲げるので何度もバーナーで炙っては曲げ、炙っては曲げ、を繰り返す。
↓ げっ! 隙間がなくてチューブが嵌められないよ・・・・
↓ 仕方がない、シリンダーを取り外して蓋を削ろう・・・・
↓ 削りカスが中に入ったら面倒だ。 襤褸切れで塞いで削った。
↓ 蓋を削ってチューブを嵌める隙間を確保した。 蓋を真丸にした意味がないよねぇー・・・・・
↓ パイプの固定。 半田付けで気密にする。 近くの部品は濡れた襤褸切れで防熱する。
↓ 配管作業が終わった。
作業台に取り付けたままでボイラーで回してみた。
0.2気圧未満の低圧で回転し始めた。
今までの経験からあまり低圧で回りだすエンジンはパワーがでない。
何だか嫌な予感がしたが・・・・・・
そんなボイラーによる初運転の様子を動画でご覧ください。
作業台上で回したので周波数カウンターは取り付けていない。
だから正確な回転数はわからないが、大した回転数ではない。
ただ、クランク軸を指で摘んで押さえてみると、回転数は下がるが止まることはない。
あまり強く抑えたので摩擦で指がものすごく熱くなって慌てて放したほどだった。
「かなり、パワーが出るのかな?」
と期待したが、この手の感触によるテストはあまり当てにはならない。
テスト台に取り付けて発電電力によるパワーチェックをしてみた。
その結果は案の定・・・・・・・・
パワーチェックの様子を動画でご覧ください。
ボイラーの火力を目いっぱい上げてもパワーは0.1ワットが精一杯だ。
それに安定性もイマイチ。
これはダメだ・・・・・
↓ エンジンから排出される凝水を見てみると白く濁って上面にはオイルが浮いている。
たぶん給油器は正常に機能しているんだろう。 エンジンはオイルまみれでベタベタしているし・・・
↓ オイルの色が黒っぽく見える。 プランジャー(アルミ丸棒)が擦れて細かい粉になって排出されてるのかな?
↓ 凝水を溜めたボトルの底には黒っぽい金属粉?が沈殿している。
↓ シリンダーから漏れた水を皿で受ける。 その中のオイル分にもアルミ粉らしきものが・・・・
シリンダーが4つもあると、取り付け位置の狂ったものもあるんだろう。
いい加減な調整だから、シリンダーが傾いていて大きな側圧(サイドスラスト)が
かかったプランジャー(ピストン)があるのかもしれない。
まぁ、いずれにしろ4気筒プランジャーは失敗だ。
また一からやり直しだ。
まぁ、いいか・・・・ 別にこれで飯を食ってるわけではないし、遊びなんだから・・・
なんて、負け惜しみをいいながら、次のプランを練っているオイらです。(涙)
調子の悪い単動式V4スチームエンジンのピストンをプランジャー(棒状ピストン)に
換装してみた。 エアーチェックでは一応動作してくれた。
そこで、今日は正式に配管をしていよいよボイラーに繋いでテストしてみた。
ハイパワーがでることを期待してボイラーに点火して動き出すの待ったのだが・・・・・
↓ 配管作業を始めた。
↓ シリンダーを外したり、バルブを動かしたりするので機器同士はシリコンチューブで結合する。
↓ パイプは現物合わせで曲げるので何度もバーナーで炙っては曲げ、炙っては曲げ、を繰り返す。
↓ げっ! 隙間がなくてチューブが嵌められないよ・・・・
↓ 仕方がない、シリンダーを取り外して蓋を削ろう・・・・
↓ 削りカスが中に入ったら面倒だ。 襤褸切れで塞いで削った。
↓ 蓋を削ってチューブを嵌める隙間を確保した。 蓋を真丸にした意味がないよねぇー・・・・・
↓ パイプの固定。 半田付けで気密にする。 近くの部品は濡れた襤褸切れで防熱する。
↓ 配管作業が終わった。
作業台に取り付けたままでボイラーで回してみた。
0.2気圧未満の低圧で回転し始めた。
今までの経験からあまり低圧で回りだすエンジンはパワーがでない。
何だか嫌な予感がしたが・・・・・・
そんなボイラーによる初運転の様子を動画でご覧ください。
作業台上で回したので周波数カウンターは取り付けていない。
だから正確な回転数はわからないが、大した回転数ではない。
ただ、クランク軸を指で摘んで押さえてみると、回転数は下がるが止まることはない。
あまり強く抑えたので摩擦で指がものすごく熱くなって慌てて放したほどだった。
「かなり、パワーが出るのかな?」
と期待したが、この手の感触によるテストはあまり当てにはならない。
テスト台に取り付けて発電電力によるパワーチェックをしてみた。
その結果は案の定・・・・・・・・
パワーチェックの様子を動画でご覧ください。
ボイラーの火力を目いっぱい上げてもパワーは0.1ワットが精一杯だ。
それに安定性もイマイチ。
これはダメだ・・・・・
↓ エンジンから排出される凝水を見てみると白く濁って上面にはオイルが浮いている。
たぶん給油器は正常に機能しているんだろう。 エンジンはオイルまみれでベタベタしているし・・・
↓ オイルの色が黒っぽく見える。 プランジャー(アルミ丸棒)が擦れて細かい粉になって排出されてるのかな?
↓ 凝水を溜めたボトルの底には黒っぽい金属粉?が沈殿している。
↓ シリンダーから漏れた水を皿で受ける。 その中のオイル分にもアルミ粉らしきものが・・・・
シリンダーが4つもあると、取り付け位置の狂ったものもあるんだろう。
いい加減な調整だから、シリンダーが傾いていて大きな側圧(サイドスラスト)が
かかったプランジャー(ピストン)があるのかもしれない。
まぁ、いずれにしろ4気筒プランジャーは失敗だ。
また一からやり直しだ。
まぁ、いいか・・・・ 別にこれで飯を食ってるわけではないし、遊びなんだから・・・
なんて、負け惜しみをいいながら、次のプランを練っているオイらです。(涙)
全負荷で0.7~0.8気圧キープしているようですから漏れは問題ないと思いますが。。。。。
こちらは9号艇を使って色々なエンジンとプロペラの試験をしています。結果は当たり前ですが以下のとおりです。
①同じボイラーならばエンジンを取り替えても性能は変わらない。(2cc単気筒と4cc4気筒を比較しました)
②プロペラの大きさとピッチはエンジンの個性に合わせた調整をすると良い結果が得られる
③大きな池なら逆転できないエンジンでも結構遊べる。しかしバックできる方が格好良い。
いつも行く池ですがメンバーが大分増えてきました。
電動高速クルーザー4名、電動スケールが1名、残念ながら蒸気艇は私一人。(全員60代後半、R/C船は高齢者の遊び???)
発電系に問題はありませんか、パワーが下がるとは思えませんが・・・・。
私の#7エンジンのHPをアップ致しました、アクセスしてみてください。
JANJANさん、エンジンのパワーはボイラーの力が支配的ということですね。1気筒と4気筒の差はそれほど無いということはちょっとがっかりです。
多分片側の2気筒(シリンダー1、シリンダー3)がお荷物になっているんでしょう。
片側の2気筒で回すときは圧力が上がって(蒸気消費量が少なくなるので)何となく
勢いよくまわりますが、両側(4気筒)で回すときには圧力が下がるので
調子が悪い1番、3番(摩擦が多い?)がお荷物になってパワーを無駄食いしてるんだと思います。
今まで何度も改造や修理・調整をしましたが、いつも1番か3番が問題でした。
もうこのV4は作り直しします。
今日、分解してしまいました。 流用できる部品は再使用します。
9号艇のテストはおもしろいでしょう。
パワーに源はボイラーです。 エンジンはボイラーが発生するエネルギーを回転力に
換えてるだけですからね。
ピッチを変化させると牽引力(推進力?)は大きく変わります。
百円ショップの秤を利用したメーターを作ると、調整に便利です。
テストコースには大勢の仲間がいていいですね。
高速ボートはおもしろそうで人気がありますね。
スチームボート、がんばってください。
まぁ、人間の感覚で或る程度のことはわかりますが、個人差がさあるかと・・・・・
私の華奢な?指では強く摘んだ、といっても大した力ではないかもしれません。
それに、指の皮が薄いのか、ちょっと熱いものつまんでも「熱いっ!」と放してしまいます。
(例えば茹でたばかりの栗とか、家内は平気で摘むのに私は熱くて摘めません)
このテストでも発電系統には問題はないと思います。 電流計、電圧計がほぼ同じ値を
示しています。 負荷抵抗が1Ωですから電力は電圧値の2乗か電流値の2乗でいいわけで
本当はメーターは一つで足りるのですがご丁寧に2つも置いてます。(笑い)
エンジンの不具合状況は回転数に表れています。 10回転・秒以下ですから
これでは発電機を回しきれません。
このV4は失敗作として分解してしまいました。 (原因追求もしないで・・・)
このV4での経験を活かして新しいV4を作ろうと思っています。
ピストン(普通のタイプ)を厚めにして、コンロッドも長めにしてみます。
団塊工房さんの7号エンジンを拝見しました。
いつも丁寧な工作で立派な作品はホームメイドとは思えないくらいです。
やっぱり単気筒はよく回りますね。 私のエンジンも単気筒が一番具合よく、ついで2気筒、
4気筒(V4)は具合悪しでした。
これから性能チェックをなさるのでしょうか・・・・
回転数やパワーのデーターが掲載されるのを楽しみにしております。