何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

パルス幅が変化するパルス発生装置

2024-05-06 14:05:27 | 電子工作

2024年5月5日(日曜日) 晴れ

 今から12年ばかり前にラジコンで操縦する小さなモーターボートを
工作しました。 そして、何度か近くの公園の池に浮かべて走らせて
みましたが、ただそれだけで終わって部屋の片隅で埃をかぶっていました。
 
 最近、プロセッシングというシステムのことを知り、いろいろ勉強を
しています。 
 その中にプロセッシングが表示する操縦画面に従って動作する「サーボ
モーター」の記事がありました。
 「これは面白そう! サーボモーターもあるし、実験してみよう」
というわけでこんな工作を始めました。

 先日はラジコン送信機とサーボモーターを接続して動作させ、その
信号波形をオシロスコープで観察してみました。
 その結果、こういう信号をマイコンで作ってサーボモーターに送信すれば
動作するということがわかりました。

 今日はその信号をマイコンで作り出す、という実験です。

 

 マイコンのアナログ入力にVR(可変抵抗器)で可変電圧を加えて
その電圧値でタイマーを制御して、出力のON時間、OFF時間を変化させる。
 そんな考えでプログラムを組んでみました。

 ラジコンの出力に近い、50Hz付近で発振するようにしました。

 

 

 VRを回転させるとパルス幅は変化してくれました。
 これは最短のときです。 だいたいラジコン送信機の最短幅と同じです。

  


 最長パルス幅は5.5msもあります。
 ラジコン送信機は2msぐらいだから長すぎます。

 

  実験の様子を動画でご覧ください。

 

 VRの抵抗値を変化させる(入力電圧を変化させる)とパルスの幅は追従して
変化します。
 ただ、最大値の方はラジコン送信機の値と比べて大き過ぎます。
 何か対応が必要です。
 発信周波数は安定していて変化しないのでOKです。

 試しにサーボモーターを接続して動作させてみました。
 過大幅のパルスを入力すると500mAぐらいの電流が流れます。
 これは問題です。 モーター(回路)が壊れるかもしれない・・・
 実験を終了しました。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラジコンのサーボ・モーター... | トップ | サーボモーターは何とか動く... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

電子工作」カテゴリの最新記事