何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

役立つ工作もしています

2016-10-19 11:13:46 | その他

2016/10/18(火曜日) 晴れ


今から7年に作った縁台(濡縁)の脚が傷んでしまった。
思えばずいぶん前のことだがここに入居したとき(1981年1月)の初代の濡縁は
激しく傷んだので取り壊して新しく作ったものだ。
その2代目の縁台の脚が傷んでしまったのだ。

何でわずか7年ぐらいで傷んでしまったのか・・・・ それには理由がある。
2代目濡縁を作るときに脚にする角材は初代のものを流用したからだ。
その材料はまだきれいで強度も十分だったので流用したのだが、やっぱり傷んでいたんだ。


入居のとき(昭和56年(1981)1月)から使っていた濡縁。 長年風雨に曝されて傷んでしまった。



2009年2月、それを取り外して二代目の濡縁を工作した。



初めての本格的な木工。 悪戦苦闘の末、縁台を作った。



二代目濡縁。 この後、塗装をしたがこれまた悪戦苦闘。 塗装は大嫌いになってしまった。



その二代目も7年が経って脚が傷んできた。
外見上は何ともないのだが、内部が腐ってしまったのだ。
手で触ってみるとぶわぶわの部分がある。
このまま放置すると人間が座った重みで崩れるかもしれない。
7年前の工作の時、脚も新しい材料で作っておけばこんなことにはならなかっただろう。

「後悔先に立たず」

今更悔やんでもしようがない。
修理するっきゃない。

二代目を取り外して分解した。



取り外した脚。 一番奥の脚はどうしても外せない。 幸いこの脚はまだしっかりしていて大丈夫だ。



新しい脚を取り付けた。



新しい脚。 材料を2枚重ねてボルトで固定して太い脚にした。



台枠と簀の子は分離できるようになっている。(運搬が楽なように工夫した)



修理が完了した二代目濡縁。 これで安心して二人で座れる。



この濡縁はこれから重宝する。
小春日和には老夫婦二人で座ってお茶を飲んだりする。

毎日くだらない工作ばかりしている実習生もたまには役立つ工作もするんですよ・・・
ところで「小春日和」っていう言葉をご存知ですよね。

「そんなの知ってるよ、早春のちょっと暖かい日のことだろう」

いいえ、それは間違いです。 

正しくは「晩秋から初冬にかけての春のように暖かい晴れた日のこと」を言うのです。

この「小春日和」は誤用が多い言葉だそうです。
確かに「春の季節は正に春」で小春ではないですからね。
日本語ってすばらしいなぁ・・・・・



コメント (3)
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