何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

バリコンを2連化             - 短波受信機工作 -

2016-10-01 13:35:40 | 電子工作

2016/09/30(金曜日) 曇り


入力側、出力側それぞれに取り付けてあったバリコン(VC)を2連バリコン1つして
コイルの配置を整理して配線をし直した。
そしてSGから信号を入力して出力を確認した。


今までは調整がしやすいように入力側、出力側にそれぞれVCを取り付けていた。



入力側は3連VCだったのでそのうち容量が似通った2つを使用して2連化した。




SGから信号を入力して出力を新しいPCオシロで確認してみた。



新しいPCオシロは確かに高性能だ。
入力感度も2mV/divと今までのオシロの5倍も高い。
周波数帯域も2.5倍の100MHzだ。
観測される波形も滑らかできれいだ。
ただ、高機能過ぎて使い方が良くわからない。
マニュアルは英文だから読んだってちんぷんかんぷんだ。
今までのオシロを使った勘と手探りで何とか使ってみた。





入力(CH1)と出力(CH2)を確認してみた。


周波数6MHzのときのデータ
CH1(入力電圧)=64mV CH2(出力電圧)=1.28V  ∴増幅度=20倍






同じく7MHZ
CH1=324mV   CH2=6.08V  増幅度=18.8倍






8MHZ
CH1=308mV  CH2=2.52V   増幅度=8.2倍






8.6MHZ
CH1=24mV    CH2=80mV  増幅度=3.3倍






この高周波増幅回路は6MHz~7MHzまでを増幅している。
それ以外の範囲は増幅度はほとんどない。
バリコンの可動範囲のごく一部分だけだ。
何でだろう?
出力側のコイルの作り方、使い方に問題があるのかもしれない。










コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする