2016/09/30(金曜日) 曇り
入力側、出力側それぞれに取り付けてあったバリコン(VC)を2連バリコン1つして
コイルの配置を整理して配線をし直した。
そしてSGから信号を入力して出力を確認した。
今までは調整がしやすいように入力側、出力側にそれぞれVCを取り付けていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/99/fd0d38abc4f8d210fd835bbaaadacf3a.jpg)
入力側は3連VCだったのでそのうち容量が似通った2つを使用して2連化した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cb/9b226ee03fdf860d33ca1fcad9aef81a.jpg)
SGから信号を入力して出力を新しいPCオシロで確認してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ac/658fa26817a0611070041c5425357753.jpg)
新しいPCオシロは確かに高性能だ。
入力感度も2mV/divと今までのオシロの5倍も高い。
周波数帯域も2.5倍の100MHzだ。
観測される波形も滑らかできれいだ。
ただ、高機能過ぎて使い方が良くわからない。
マニュアルは英文だから読んだってちんぷんかんぷんだ。
今までのオシロを使った勘と手探りで何とか使ってみた。
入力(CH1)と出力(CH2)を確認してみた。
周波数6MHzのときのデータ
CH1(入力電圧)=64mV CH2(出力電圧)=1.28V ∴増幅度=20倍
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/74/a69013227af481b227cb54415b40ea29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/17/19821c790bea9907fb33710269db4189.jpg)
同じく7MHZ
CH1=324mV CH2=6.08V 増幅度=18.8倍
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/dd/5a6beebc706aa37f48bba3ea7f2a3446.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/09/bb0efb7ccad9e6af0b9d64a761026cff.jpg)
8MHZ
CH1=308mV CH2=2.52V 増幅度=8.2倍
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7a/126cecdfa84ade392065bf6bd0f2c7fe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/38/1c7c35ee9958b9b3fcd772484dccb930.jpg)
8.6MHZ
CH1=24mV CH2=80mV 増幅度=3.3倍
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/83/860d3f599af995e28acb1710b4cadbea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e3/053e41e8102d008e38c6b1314b90748a.jpg)
この高周波増幅回路は6MHz~7MHzまでを増幅している。
それ以外の範囲は増幅度はほとんどない。
バリコンの可動範囲のごく一部分だけだ。
何でだろう?
出力側のコイルの作り方、使い方に問題があるのかもしれない。