何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

安全弁を取り付けました       - 実習生型小型ガス焚きボイラー工作 -

2014-05-28 19:40:10 | エンジン工作
2014/05/28 (水曜日) 曇り後晴れ



ガス焚きのボイラーとなると、何かの拍子で蒸気の流れが止まると圧力が
急激に上昇してしまう。
そしてちょっと緩めなシリコンチューブなどは圧力に耐え切れずパイプから
外れてしまう。(吹き飛んでしまう、という方が合ってるかな・・・)
そんなわけで安全弁を作って取り付けた。


↓ 定置型ボイラーに取り付けてあった安全弁を取り外して分解してみた。



↓ 小型ボイラー用に新しく作った安全弁。 構造はほとんど同じだ。 実習正式とでもいうのかな?




↓ 二つ目は少しは改良してある。 



↓ 小型ボイラーに取り付けてみた。



↓ ほとんどが手作りだから出来上がりは不恰好だ。 まっ、不恰好なのはこれだけではないんだから、いいかぁ・・・



↓ アルコール焚きなら1気圧が計れれば十分だったけどガス焚きとなると2気圧が必要になった。
   そこでこれを新しく作ったがかなり面倒だった。




2気圧まで計れる圧力計も用意した。
さぁ、明日はパワーの測定をしてみよう。
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バーナーの逆火現象も体験しました       - 実習生型小型ボイラー工作 -

2014-05-28 05:44:53 | エンジン工作
2014/05/28 (水曜日) 曇り


ボイラー・・・・ これがエンジンを動かすエネルギーを発生する源(みなもと)だ。
少々出来の悪いエンジンでもそれをカバーするエネルギーを送り込んでくれればそれなりに
パワーを出してくれる。
いつも出来の悪いエンジンしか工作できない実習生はボイラーの頑張りに頼るしかないのだ。
何とか高圧の大量の蒸気を発生してくれるボイラーを作ろうと今日も無駄な努力を続ける。

ボイラーの心臓部はバーナーだ。
バーナーに送り込まれた燃料が燃えるときに出すエネルギーが高圧の蒸気に姿を変えて
エンジンを回すのだからバーナーの性能が一番影響するだろう。
だけど「燃焼」のことも「ガス」のことも、こういう学科的なことは何も知らない。
こんな実習生がそのバーナーを工作しようというのだから「無謀」の一語に尽きる。
無知ほど怖いものはない・・・・・・・
これから相手にするガスがどんなに危険なものなのかを知る由もない。




↓ 「メンタム缶」という薄べったい金属缶を使って新しいバーナーヘッドを工作した。




↓ ガスが噴出する速度を緩やかにするつもりで直径1.8mmの孔を開けた。(今まではせいぜい1mm以下)



↓ ボンベを繋いで燃焼させてみる。 



孔が大きくなったので噴出する圧力が低くなったのだろう。
燃焼は穏やかで炎が飛ぶのは解消したかのように見えた。
 
おぉー、調子いいじゃんかー・・・

とろがしばらくすると・・・・・  


その結果は動画でご覧ください。



      (途中で入る「カン、カン、カン・・」という音はご近所で屋根を修理する音です)


バーナーの表面で外に向かって燃えていた炎が逆方向に燃えてバーナーヘッドの内部で
燃焼してしまう「逆火」という現象が発生してしまった。
見る間に缶が赤熱していく。
もしこれがもっと酷くなってボンベの中のガスが燃えたらどうなるんだろう?
爆発?  おぉー、それは大変だ。
急いで火を消した。

うーん、なるほど、バーナーヘッドの孔を無闇に大きくしては危険なことがわかったよ。

コメント (4)
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