それなりの ノタリ

地域活動がそれなりにやることがあって、かと言って、多忙というほどでもなく、ノタリの生活。

近隣の火事

2012年06月03日 | 再開(地域と地域活動)

当町内会には400世帯以上の町内会への加入世帯がある。
そのうちの半分くらいだが、かつて景気上昇中の1970~80年代に
北海道住宅供給公社が建設した分譲マンションが7棟ある。

入居者は役所勤めの人やお固い職場に勤めていた人ばかり。
地域の治安や文化的底上げという面で過去、どれだけお世話になってきたか、
計り知れない。 因みにボクは15年前に転居してきた。世代が違う。

ところが問題がなくはなく、マンションの老朽化と相俟って、入居する人たちの
高齢化が激しくなっている。子供さんたちは独り立ちし、エレベーターのない
マンションには興味は持たないのだろう。

だから、畳の部屋が多くて部屋数の少ないマンションでは売却も思い通りには進まない。

市の広報誌配布も廃止して、業者委託にしているという。
1階の人が班長さんになると、場合により4階まで階段で上がって行けないらしい。
だから班長さんは足腰丈夫の人しかなれず、「次は隣」という論理が
通用しない。 自治会もあるのだが、そんな状態だから、その上にある
町内会の果たす役割は高いものがある。 ボクも時々、民生委員に混じって見回りに行ったり、
お年寄りの安心安全カード(当地区・社会福祉協議会の活動の一環)の配布などで、
高齢者住宅を訪問することもある。

ところが3日前の夕方5時過ぎ、消防車、救急車、パトカーのけたたましいサイレンが
響いた。立場上、やじ馬的に見に行く訳にもいかなかったが、
今日、大体のことが分かった。

出火したのは、何年か前にご主人を亡くした独居の老婦人80歳。
しかし幸いにボヤで済んだ。

消防車は消火のための放水をしなかった。~これが肝心
ご本人も救急車で運ばれることはなかったようだ。

なので、当該部屋のダクトが黒く焦げた程度で、
マンションの修繕積立金や火災保険により、修復されることになるだろう。

不幸中の幸い、というのはこのことを言うのだろう。
良かった U\(●~▽~●)Уイェーイ!


今日は何事もなかったように見えるが、先方の建物3階が出火場所。
近所には老人会がお世話したサクラソウが咲いていたある種の「名所」なのだ。

震災・災害も怖いが、身近な火事も怖い。上は原発から、下は火事までいつ何時、
襲ってくるか分からない災害。    気をつけましょう!!