ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート119 諏訪への鉄の道」の紹介

2022-01-22 19:57:39 | スサノオ・大国主建国論
 はてなブログに「縄文ノート119 諏訪への鉄の道」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 古部族研究会編の『諏訪の祭祀と氏族』に触発され、「縄文118 『白山・白神・天白・おしらさま』信仰考」では伊勢(大国主一族)と諏訪の宗教における繋がりを書き、今回は「伊勢から諏訪への鉄の道」について考察を進め、縄文1万数千年の歴史と紀元1~3世紀のスサノオ・大国主建国との繋がりを解明しました。
 縄文研究・民俗研究が最も進み、大天白神・御左口(みしゃぐち)神・道祖神信仰が今に伝わる諏訪と記紀・風土記文献と神社伝承が濃く残る播磨・伊勢・吉備・出雲を「鉄の道」で結びつけることにより、紀元1~4世紀の歴史は解明できたと考えます。
 弥生人(中国人・朝鮮人)征服史観の「弥生人稲作開始説」「新羅鉄輸入説」の思い込みから、これまで縄文時代とスサノオ・大国主建国を繋ぐ鉄器生産と水利水田稲作の研究はなされておらず、出雲・安芸・吉備・播磨・美和・伊勢などにおいても製鉄と鉄器農具、神名火山(神那霊山)信仰、記紀・風土記と神社伝承分析などの総合的な研究が求められます。そして、帝国主義諸国やマルクスを含めた西欧中心の文化・文明観に対し、アフリカ・アジア・南北アメリカ中心の文化・文明史観の確立を図るべき段階と考えます。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」の読者の皆さんには、縄文時代とスサノオ・大国主建国を繋ぐ諏訪の歴史に注目いただくとともに、スサノオ・大国主一族の鉄生産と水利水田稲作について参考にしていただければと思います。雛元昌弘



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
 2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(『季刊 日本主義』45号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/