ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に」の紹介

2020-03-02 18:09:19 | 宗教論
 はてなブログ「ヒナフキンの縄文ノート」に「9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 群馬県片品村(尾瀬の村)には全国で他にない古代からの古い祖先霊信仰を伝える5つの珍しい祭りが今も残っています。明治維新までに日本いたるところで行われていた性器信仰は、土器(縄文)時代の石棒と円形石組みによる地母神信仰(地神信仰)を引き継いだものであり、母系制の海人族の祖先霊信仰の伝統文化として未来に残すべきと考えます。
 この「八百万神」の祖先霊信仰は、世界宗教として「禁欲宗教」のユダヤ・キリスト・イスラム・仏教が成立する前に、ギリシア・ローマ文明などとともに世界に見られた普遍的な宗教であり、それが今も残されていることにを世界にアピールし、世界遺産登録運動を行うことを片品村に提案しましたが、まだ時期尚早であったようです。
今後、縄文社会研究会などをとおして、「日本中央(群馬・新潟・富山・長野・山梨)縄文文化遺跡群」の世界文化遺産を訴えていきたいと考えています。
 スサノオ・大国主建国論としては、この片品村のように、その痕跡が全国の神社の祭祀として残っているのではないかと私は考えています。古事記の垂仁紀に書かれた出雲大社の前に作られた「青葉山」が私が中高時代を過ごした姫路の総社に「一ツ山大祭」「三ツ山大祭」として残り、「置山・飾り山・山車・山鉾」が全国の祭りに残っているように、この片品村だけでなく各地でその痕跡を捜してみていただきたいものです。 雛元昌弘

御幣をかかげた猿役を村人が山に追い返す「猿追い祭り」:「片品村観光協会」HPより


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1 コメント

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トランプエレメント (サステナブル)
2021-07-24 16:18:51
ダイセルリサーチセンターの久保田邦親博士(工学)の全体最適化論である材料物理数学再武装は結構面白い。その中で出てくる関数接合論なのだが、博士のSNSを覗いていたらこれを用いてかの有名な経済学の父アダムスミスの国富論にでてくる神の見えざる手を計算していた。結論は流通を最大化することで価格が決定されるとメカニズムを解釈すべきだとしている。さらには人工知能の数理的基礎も勉強できるような内容になっている。
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