馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

寒さ!本番化

2015-11-05 02:44:37 | 首都散策・風景・冬期

太陽が出てもマイナス世界へ

一昨日から本格的な寒さが襲来!三寒四温ならぬ
5寒二温という日が来年の5月まで続き春がやってくる

外気温度は昼間マイナス4度で現在マイナス15度・・足元が寒い!

来年の5月25日 前後に大雪が降り本格的な春が訪れる
爺さんは執拗に拘る老人である・・来年は通常気温になる事だろう! 

       

年取ると健康第一で日常に順応させる・・ここが可愛い!
まだまだ死に対して抵抗感を持つ爺さんである

口じゃいつ死んでもいいような事を言っているが性(生)に未練たっぷり

煙は身体に悪いけん日々、注意して生きとるばい!

写真は3地区から霊山を眺めた!夕方ここが一番最初に汚くなる
昨日の写真のように北側に住居を構えているスラム街が夕方!

一斉に夕餉と暖房の為、ゴミを燃やす!石炭は高くて買えない
昔に比べ5kgで昔の10kgの値段で売られている

石炭の質も劣悪で燃やすと一酸化炭素が大量に発生する
購入できない貧乏人は帰り道に落ちている科学合板の板切れやタイヤを
燃やして暖を取る

その煙が3・4地区へ一番に煙として落ちてくる・・速い速度で煤煙が・・・ 

       

午後、早めの時間に散歩するとこんなに青空が見える!
煤煙さえなければモンゴルほど素晴らしい場所は他にないが

厳寒期の首都・ウランバートルは盆地の底に住宅街が在るので
建物も生き物も燻製状態である

中国のPM2・5や石炭の粉塵・煤煙・車の排気ガス等で最悪状態!
どれもこれも権力者の横暴がこのような状態を作り出している

健康被害を受けている子供たちの多くは権力者の子供たち
アトピー・原因不明のアレルギー症・咳が止まらない子供たち

海外留学の親たちは原因を知っているが厳寒期暖房の改善ができないでいる 

煤煙で空はどんより

昨日も帰りは裏道というか札幌ロータリーの方角から自宅へ戻る
北側から南側へ向かい自宅へと

普段は太陽の橋を渡り自宅へ戻るが昨日は逆コースから自宅へ

北西から東南へ風が流れている・・正面に2000m級の霊山がある
霊山の麓にトーラ川が流れてる

その川に導かれるように煤煙は東へ遡及する

煤煙は40km離れたナライハという旭天鵬の故郷まで流れていく
其処は国立公園テレルジの手前にある町である 

       

上記の写真の煤煙は私の自宅の上を越えて流れている
要するに私は直に煤煙を被っている事になる!

朝日がどんよりと雲に懸かり曇り空になっているのは煤煙の為である
これで明確になった煤煙の正体!

遥か上空の青空が憎い!

シベリア寒気団が破れ鍋蓋の如く覆い空気を悪くしているのが分かる

これじゃ健康被害になる分けである 

       

自宅の駐車場に止めている車のフロントガラスが毎日、ゴミ?
正確に言えば煤煙の粉がガラスに積もる!

アイドリング中は車の粉落としで一日が始まる 

それが判明した

   

太陽の橋から戻ると分からない事が逆周りだと何が原因で
首都は煤煙の中にあるかが判明する

昔、東京で煤煙・車の排気ガス等に悩まされ

いま、モンゴルで
同じ様な空気の汚い所で生活している爺さんである

これも爺さんの運命だろう!

環八の汚れと同じくらい酷い!
酸えた空気だから爺さんには懐かしいというかまたかよ!である 

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