ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

(続)新しい胎動が・・・

2006-12-16 11:40:25 | Weblog
ほとんどお顔も忘れていたミリアムさんとの再会は、家から歩いて15分に位置する
地区センター小会議室。
こちらは「はじめまして」のコンドウサチコサン。
「今、そちらへ向かっています」の電話はコウイチクン。
私の第5次スペイン語受講のはじまり、はじまり~~~~~!
何?5回目?そうなのよ。
まず、長年の希望を叶えるべく、初年度の先生は、日系ペルー3世、エレナさん。
オ~~、出てきた教科書・文法。生徒4人、我が家で毎週日曜日の午後。
1年経過、誰も話せない。ア~~ァ、それでこの授業はおしまい。続けて、
2次講座の先生は、日系アルヘンティナ2世、スサーナさん。
ここで初めて、挨拶から始まったスペイン語。およそ1年。私のグァテマラ
行きを境に今やお友達。
3次講座はグァテマラで、超短期スペイン語講座、先生はマヤ族のマイダ先生
21歳。
帰国して、探したお教室は、大和生涯学習センターで受講。こちらは40代イタ
リア系アルヘンティナ。入った途端、アルゼンチンに住む妹さんの手術に立ち会
うって、早々にお休みが続いて、こちらは縁がなかったと辞めて、ラジオが唯一
の勉強手段だったの。
テレビのスペイン語講座(NHK3CH)の今年の企画は興味がもてなくて見てないわ。

久しぶりにお会いしたマリアさんから
「レイコサン、スペイン語下手になったね」で、ちょっとガックリ。
そう、外国語は、聞く・聞く・聞くが必要なのに、マリリン相手の一方通行のそれ
じゃあねって、思ってたら、ミゲルク君のお相手をつかまつることになって、でも
習うことはなかった日本語特訓時間が過ぎるだけだったのだけど、マリアさんが
誰かとお話しているのが、耳をかすめて、その回数は、わずかながらも私の役には
立ってたって、最近思うようになってたの。ありがたいことだったってね。

そこへ、ミリアムさんからのお誘い電話。スペイン語を教えてあげますって。
"Cuanto tiempo!"・・・Long time no see.久しぶりね、よ。
コウイチクンは、私たちよりもよく理解していて、ミリアムさんと会話ができるの。
『挨拶言語』といっていい日本語で、他国にはそれに相当する表現はないって勝手に
思っていた私。それが、見事に打ち砕かれて、嬉し~~~い!
エレナ、スサーナ、マイダ、ネリアさんたち、誰も教えてくれなかった挨拶表現。
「いただきます」・・・" Voy a servirme"
「ごちそうさま」・・・" Gracias por la comida"
「行って来ます」・・・" Hasta luego"
「行ってらっしゃい」・・・"Que le vaya bien"
「ただいま」・・・"Estoy de regreso"
「お帰りなさい」・・・"Vienbenido a casa"
「すみません」・・・"Discurpe"
「失礼します・しました」・・・"Con su permiso"
「遅くなってすみません」・・・"Discurpe por la tardanza"
そして、「おやすみなさい」は、「こんばんは」と同じ "Buenas noches"だけって
思ってたら、 ・・・" Que descanse bien" て表現もあったのよ。
大体は、あまり遣われない挨拶言葉らしいけれど、私は嬉しかったわ。
ミリアムさんの教養が伺えるってことでしょう。

3人のお子さん。ご長男は小学校を終えてから来日で、今、中学校で受けている英語
授業の内容が易し過ぎて退屈ですって。なぜ? 小学校で、週2回、英語だけで過ご
す日があって、彼は英語はクリアですって。
週1回導入するのしないのでもめている小学校からの英語。意味ないわね~~~~。
なんせ、型から入る日本の文化だから、実用はほど遠いってね。
しかし、この前の文部・科学省大臣のコメントは鼻白んだわね。
「日本語をもっと身に付けさせ、美しさを教え、その上に英語ですわ」これは納得。
そのあとが、「まず、Beautiful Japanese language でしょう!」だって。もう呆
れて開いた口がふさがらなかった。こういうのが教養がないっていう事なのよ。ア~ァ

ポリーちゃんの帰国準備。なんなりと手伝える事は言って!
「ウ~~ン、INDEPENDENCE(独立) だからねぇ。母なんかそればっかりよ」って。
日本語がうまく遣えない苛立ち。それでも、
「ううん、大丈夫!」
って、このへんの精神構造が、最近の日本の女の子達と違う独立自立心を奮い立たせ
るイギリス娘の健気さ。強さ。せめて何か?それで帰国日のリムジンバスの予約だけ
させてもらった始末よ。

「ネエ、レイコサン、コタツイラナイ?」
「コタツ?持ってたの?」
「ハイ、捨テルノモッタイナイデショ?」
コタツは、とうの昔になくなって、お行儀が悪くなるのがイヤで、ウチには置かない、
を通してきてたのだけど、最近、小さいそれを買ってもいいかなぁなんて思ってたと
ころだったの。
でも、まさか、イギリス人からそれを貰う事になるなんて、想像の外だったわ。
イギリス人は、長く使う、をモットーにしている国民でしょ?
捨ててしまうなんて、もったいなくて、どうしようって考え込んでたみたいね。
ところが、ウチへ来るようになって見てみれば、コタツはない家だったってわかって、
貰ってくれませんか?になったのよ。私もその精神は大賛成だから、彼女の思い出の
品で、喜んでいただくことにして、次の日曜日に車を出す事にしたわ。

ミリアムさんのお住まいが、ディーンさんの目と鼻の先、ウチからも歩いて数分の
県営住宅だったなんて、これを縁と言わず、なんて言う?でしょう。
私を取り巻く空気は、面白い動きをしそうです。予測不可能な、楽しい出来事に誘っ
て、連れて行ってくれるような気がします。
年末なので、次回のスペイン語レッスンはあと1回ですが、その都度暗記して、語彙
を増やすつもり。もちろん、今回の挨拶フレーズはマスターしたわ。
マリリンと、お散歩に出るときは
" Hasta luego”行って来ます。"Que le vaya bie~n"いってらっしゃ~い。
"Estoy de regreso~"ただいま~。"Bienvenido s casa"お帰りなさい。
って、早速言ってね。動作をスペイン語で言います。
それは、スサーナから言われ続けてたしね。繰り返し・繰り返しって。
  では、 Hasta la vista !

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