ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

捨てる神あれば拾う神あり

2006-12-09 12:32:40 | Weblog
別に捨てられたわけじゃないし、スペイン語をミゲル君に習ったわけでもない、
日本語を教えていたのだから、やむをえずスペイン語で言うって場面はあったけ
どね。で、普段の日々に戻った、それだけよ。
"Buenos dias! como estas? Marilin."・・おはよう、ごきげんいかが?マリリン。
それで始まる朝。お散歩もいつものように、なるべくスペイン語で話し掛ける、
ただ~、それだけ~~~の日々になっただけ。あとは「中原の虹」浅田次郎の
長編中国清朝末期の物語。漢字にふられるルビは中国読みなんて、やってくれる
ジロウさんよ。10回の上海出身女性の中国語講座、そしてラジオ講座での独学中国語
の私には、ルビが中国読みになってるなんて、ちょっと嬉しいの。
例えば、対(トエ)・・そう、その通りなんてね。そうねえ、せめて固有名詞はそう
すべきなのかもね。でも、彼の頭の中はどうなってるの?って思う程よ。
「蒼穹の昴」の続編って触れ込みだったから、懐かしい登場人物たちに会えるのよ。
あの清朝の賢帝って言われた乾隆帝から、悪名高き西太后。そこにまとわる数々の
人々。ええ、日本人もね。
日本語も英語も取り敢えず終了(理由は色々)。ン~~~、やっと落ち着いて読書。
ウヒヒヒヒ・・・・、それが一番あるべき私の姿だから、ウ~~ン快感!

夕方、カボチャと格闘して、やっと下処理も済ませ、適当な量を煮てたの。とろ火に
して、本を読みながら、視線はガスの炎へ。チラチラとね。
家の電話が鳴る。   こんな時間に誰? 最近の電話セールスに少し憤っている
私だから、出るときも少し無愛想よ。
「どなたかしら?」
「ワタシ、ナガタニ。シッテマスカ?」
「ナガタニさん?どなただったかしらねえ」
「1月、ミツキョウ、パーティデアッタ」
「1月?・・・あ~思い出したわ。お元気?で、何のご用かしら?」

なんとなく変でぎごちない、スムーズじゃない日本語を話す、外国人だってことは
わかったけれど、ハテ? 私の知り合いの中にナガタニっていう名前の外人はいない。
それで、1月に区内に住む外国人との交流会があったのよ。およそ1年になんなんとす
る出来事で、そこの会場に来ていたペルー人女性で、私は名刺を渡してたの。
同じ駅の向こうとこちらってお互いの住所だったのだけど、彼女はお仕事をしていら
っしゃるから、その後、お会いする事もなく、まもなく1年が過ぎようとしているこの
12月に突然の電話、ビックリ!

結果は、スペイン語を教えてあげます、だったの。
スサーナからは、もうお教室に来る事はないって、グァテマラ行きをきっかけに、今
じゃお友達の間柄になって、私のそれはラジオ講座だけ。でも、もう習いに行く事は
ないって思ってたし、それでもいいわってね。
そこへ、どうですか?って。
ありがたいお話よね~。ミゲル君に日本語を教える傍らで、マリアさんが大きな声
で電話で話してるのを聞くともなく聞いていると、わかる事が多くなったのは確か
で、外国語習得には、聞きなさい、聞きなさいって言われるじゃない?
そう、まさにそれよ。知っている単語がつながってくるのよ。面白いわねえ。

30才の頃に、今では理由は忘れてしまったけれど、絶対にスペイン語を覚えるんだ!
なんて思ってた私なので、「そういえば、昔、スペイン語を習ったわねえ」だけには
したくなかったから、私の1日のスタートは「ブエノス ディアス・・・おはよう」
で始まるのよ。
ああ、これは、私の想いがどこかで彼女につながったのだわって、思わず思ったくらい
唐突な、嬉しいお誘いのお話だったのよ。

"Corazon Latino"で知り合ったコウイチクン(25)、毎週土曜日にスペイン語の
お勉強にどこかのスクールに通っている彼にも話して、時間がとれればいかが?って。
もうひとり、ミリアム(ナガタニ)さんの日本語の先生が、今度は生徒になって。
その彼女も、私とつながる共通事項があったのよ。コウイチクンもスペイン語と本、
そこにまつわる共通項。不思議なつながり。この9月から起こる様々な現象は、
大きな渦が私の中へ一直線に入ってこようとしている、竜巻の逆ね。あれは上昇気流
で上へ上へ巻き上げていくじゃない?私のは逆。宇宙から(大きすぎる例え?)
私めがけて渦巻状になって進入してくるみたいな。私を取り巻く世界が動いてるよう
な、かなり強い何かを感じるのよ。

昨夜遅く、ウチの宇宙人からメールで、ポリ子と一緒に飲んでる。遅くなるようなら
ウチへ連れて帰るからって。アラマッそうなの?
お布団を敷いて、いつでもOK!私はさっさと寝たわ。
9時前に「おはようございます」って、着替えてお化粧も済ませた彼女が。
仕事に向かう彼女には食べる時間はないって。それで、コーヒー一杯で出勤。
次はいつ来る?

ロンドンの、再婚した彼女の父親が又新たな子供を得て、その22才も違う弟マックス
君の声を聞いたって。可愛い~~!っていうポリーちゃん。聞いてるこちらの方が
複雑な気持ちよ。なんだか勝手な親達。それに傷ついた子ども達。いい経験だったって
泣かせる発言のポリーちゃん。いつも犠牲は子ども達よ。私は離婚した夫婦を素直に
認められない。アラッそうなの?自分がよければそれでバンバンザイなの?フ~ン。
人の不幸を踏み台にして自分の幸せを取る人を尊敬しない私なのよ。言い訳?
そんなものが通るって思ってる脳みそ腐ってる人なんか、あっちへ行ってよ!

来週は、またまた新たな出会いが待ってます。
東京の青山なんて、しゃれた街へも行かなきゃならないし、渦はますます力を発揮す
るのでしょうか?楽しみだわ~~~~。
明日は、久しぶりにケイコサンとデート。お互いに本を携えての逢瀬です。