ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

ミルで挽くコーヒーは・・・

2005-05-25 22:02:46 | Weblog
日々これ日曜日の私よ、なんて言ってますのに、「月月火火水木金」の
1週間でしたのよ。
お休み?ございませんでしたわ。 「ホタルの光窓の雪・・・」なん
てことは、もちろんございませんことよ。
夜の天空から下界を見渡せば、日本ほど明るい国はない、と言われるほど、
明るい明るい日本ですもの。我が家もその一翼の幾らかは受け持っている
かも知れません。
日中はもちろん、夜はその明るい電灯の光の下で、ひたすら針仕事をして
ましたの。
久しぶりに根を詰めまして、いささか、疲労が面(おもて)に出ていたの
でございましょう。 ご近所のご主人様に
「どうした?疲れた顔をして」
なんて、言われてしまいましてね。これは恥ずべきことです、私は嫌いな
のですのよ。心身の疲労を、人様に知られることが。
心のタガがゆるんでるって事でございますもの、そうですわよねぇ。

それで、私が何を自身のためにしたかと言いましたら、スーパーで、
たまたま見かけましたグアテマラコーヒーの袋。焙煎済みのお豆です。
初めてでしたわね、100%の彼の国のコーヒーは。
飲み易いコーヒーということは、グアテマラで味わってきましたからお墨付き。
サイドボードの奥に置き忘れられたようなミルを出して、乾いたお布巾で隅々
まで拭きましたわ。
グアテマラコーヒーを、カップ1杯分相当よりやや大目の量をミルに入れまして、
ゆっくりゆっくりやや粗めに挽いて、熱湯を、これまたゆっくり注いで、挽き立
てコーヒーの出来上がり。
いつものように、ちょっぴりお砂糖を入れ、まず味わいますのよ。そして、
温かいミルクをマーブル模様に入れて、ゆっくりゆっくり戴きました。
すこ~し、疲れもとれたような気がしましてよ。

バラの新芽・蕾についているアブラムシをひとつひとつ取り除いて、
去年、栽培した唐辛子から種はパラパラ蒔いて、本体は、ぬか床の中に。
新しく作りましたのよ、ぬか床を。2~3日はそのままのお野菜達を新し
い床に入れまして、朝夕空気を入れることで、おいしいぬか床ができます。
もちろん我が家の味の秘訣はありますけれどね。フフフ・・内緒。

簡単・便利を、いかに遠ざけるか、豊かに生きることのポイントは、どう
もその辺にあるような気がしてならないのでございます。
テレビを消して、雑誌は遠ざけ、できるだけ自分の手を使うように日々心
がけていましたら、不思議なことに、いつのまにか、世間が騒ぐ事に、心
を揺らすことのない自分自身に出会えるような気がいたします。
ちょっぴり自分を見直す自分に遭遇。なんて素敵なこと!そうお思いにな
られますでしょう?

性同一性障害ではないかぎり、男女の言葉の違いを認識し、自分の性に忠
実な言葉を駆使できましたら、なんと魅力的な存在になることでしょう。
日本語って素晴らしい言語です。私達は、無形の宝物にも囲まれている幸
せな民族なのですから、「宝の持ち腐れ」だけは回避しましょう。
日本語が、女言葉が、さめざめと泣いているように思われてなりません。
私は、「だんな」「やばい」「旨い(うまい)」「~なんだよね」という
言葉を、スラスラ遣う女性とはお近付きにはなれないのです。心の中で
「さようなら~」とつぶやいています。ええ、離れますわ。 そして
ご自分のお嬢さんが、男性と肉体関係を結ぶことを、なんのためらいもなく
相手に想像させるお母様を好きにはなれませんし、そのつつしみのない女性
ももちろん尊敬できませんわね。「みんな」と言う言葉で、そのみんなは誰
一人として責任も何も持たない事を知ろうとしないで、その「みんな」にご
自分を委ねてしまわれる方々を、すこ~し侮蔑の目でみてしまう私がおります。

私は、そんな不確かな、得体の知れない、見ることも感じる事も出来ない
「みんな」におののきながら生きてはおりませんのよ。自分の人生は、自分で
舵を取らなければいけませんし、いつでも、どこでも、誰の前でも、胸を張れる
そんな生き方をしてきましたし、これからも「便利」も「簡単」も「みんな」
も、私とは縁薄きものでしかない、そんな生き方を心がけるつもりでおります。

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