ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

今年最後・・・ちょっと早かったかしら?

2004-11-17 00:11:48 | Weblog
        ◎ 本日のキャスト
 
  スサーナ・・・スペイン語教師(スペイン語1級検定資格保持者)
  ケイコ・・・スペイン語クラスメイト
   私 ・・・車中で、ちょい仮眠。相変わらず笑いこけている



早目に、いつものように、お教室に。
車の中で、10分ほどトロトロと仮眠。やっと鍵を貰いに事務所に行けば、
「まだ早いわね」って、お掃除をしていた女性に、軽~くあしらわれちゃ
った。そうこうしてたら、スサーナ先生のお出ましよ。

「ねえ、可愛いでしょう?閉店の99円ショップで買ってきたのよ、見て
見て!フフ・フ、み~んなで1000円なのよ。あなたにもね、コレと、
コレと、これも」
って、可愛いグッズが次から次へ。もう、なんだか可笑しくて、笑いが止
まらない。
「何がおかしいの?」
「だって、スサーナが真剣な顔をして物色してる姿を想像してね」
まあ、我が家には不似合いの、でも、可愛いグッズを何点か戴いて、なぜか、
お香まで。

いよいよ授業。
日本語→英語→フランス語→スペイン語→ポルトガル語→ドイツ語→中国語で、
書かれている単語。名詞、形容詞、動詞活用が書かれているカードを使っての
お勉強。 ケイコサンも到着して、交互に出題しあって。
さあ、次から、旅行会話を。
「どちらから来ましたか?」「何で?(交通手段)」「何のために?」「いつ
着きましたか?」「これからどこへ行きますか?」etc.
チャンチャカチャンチャカって進めてね。
「ねえ、付いて行きたいわねぇ、ケイコサンに」って、留守番2人のつぶやきよ。

今年最後の授業も、あっという間に過ぎて、12月は、忘年会一色に。
「彼女も帰国するから、相談して決めましょう。メールの交換で、ね」
彼女って、グアテマラに留学しているセニョリータの事。
一応11月一杯で、帰国予定だから、悠々間にあう計画よ。

そうそう、最近、あるお若いお嬢さんからのメールに、避妊具の名詞があって、
別れがたい(笑)車での話は、
「ねえ、下半身に関する単語って、口に出さないものよねえ?」
「ええ、そうですよね」
「そう、この前のあなたとのお話のように、ン?何のこっちゃ?ぐらいのボカシは、
必要よね」
「そうですねえ。そんなメールを貰ったのですか?」
「そうなのよ。何かの間違いじゃないかと思ったのよ。ちょっとショックで、ああ、
今時のお嬢さんて、こんな事も平気で言う(書く)のねぇって。10代の女の子じゃ
ないから、もう親の躾云々は問えないけど。もちろんベースは親の躾だとは思うけど。
もう、自分を育てなきゃね。そう、『人のふり見て我がふりなおせ』の、お勉強をね。
その彼女の読書量がはからずも、わかっちゃったわ、だったのよ。言わなくていい単
語、話題は、絶対に言わない。これは、その人の品性に関わってくるし、膨大な量の
本を読んでいたら、おのずと表現方法も色々あるのに気がつくのよね。特に下半身に
関する事は、オブラートで3~4枚くるんだくらいの表現でね。ガバーッてあからさ
まにされたら、いっぺんに興醒めよねぇ。」
「そうですねぇ」
「私の長姉も、学校の成績は、言う事のない人で、欠点のないのが欠点て、言われてた
けど、姪も言うのよ、本を読まない人で、モノを知らないってね。ほんとそう思うわ、
話してても、ぜ~んぜん面白くない。学業が秀でてた人ほど、その落差が大きくて。
ホント、本を読まない人は、本当につまらないわね。話題がつまらない事ばっかり、そ
う思わない?ケイコサンも」
「ええ、本当にそうですねぇ」

「ところで、この前の映画の話、3本も続けて観て来たの?」
「ええ、土曜日だから、映画も替わってるんじゃないかなって、新聞を見ていたら、
観たかった3本を、例の映画館でやる。それ!で、行って観て来ましたよ。おむすび、
お茶、ポテチ(ポテトチップス)を買って。それでも観客が20人もいないんですよ。
あちらこちら、好き~に席替えをしたり。平日でしたら、3本¥1000ですよ。是
非行ってらしたらいいですよ。覚えてます?カルメンと女王フアナを観た映画館を」
「ええ、だけど本当に3本¥1000?この前もそうだったかしら?」
「ええ、前回は2本で¥1000でしたが、今回は3本で、ですよ。観ないては
ないでしょう?」
「ええ、それはもう。”CASA ESPERANZA”と”ウォルター少年の
夏休み”もう一つは何だったっけ?」
「EUで、ヨーロッパは一つになって、次は言葉はスペイン語だ、で、ヨーロッパ
各地から集まる留学生のお話なんですが、バルセロナの言葉は、カタルーニャ語。
生徒達が、覚えようとした標準語と違うので、学生達が文句を言うんですよ。
そうしたら、教授は折れない。いやならマドリッドか、南米にでも行けって」
「南米ってところがおかしいわね。ところで聞き取れた、スペイン語?」
「ええ、結構聞き取れましたよ。全然話せなかった留学生が、話せるようになるの
なんかが。カーサのほうは、メキシコのスペイン語と英語で。そうそう、ウォルター
少年の、もよかったですねぇ」
「気難しいおじいさんとの話でしょう?」
「ええ」
彼女からのメールで、
「レイコサンは気に入ると思いますよ。犬・豚・ライオンなんかが出てきますし」
って、書いてあったので、その内容を聞いて、納得よ。
まあ、近いうちに、お弁当と飲み物を持って、いざ映画館へ!よ。
なにしろ、10時半~5時までの長丁場になるそうなので、しっかり食料持参で
行かなきゃね。もちろん1人で行くのよ。
昔の、今は亡き絵仲間のある女性が言ってたものよ。
「1人で映画くらい観れなきゃ、大人って言えないのよ」
ってね。私も同感。 もちろん、ケイコサンも、お1人で観賞してらしたのよ。

今時、3本¥1000の映画鑑賞なんて、・・・ウ~ン、幸せ者ねぇ私は。安い
映画が観られるから?ン~~~、否定はしないけど、いい友人を持ってることが よ。

かくして、12月は、授業はナシに決定したけど、何も関わらないでいると、す~ぐ
「スペイン語?何それ!」になりそうだから、せいぜいビデオでも借りてきて、
観ましょう、聞きましょうの、冬休みにしなきゃ。なにしろケイコサンは、本場の
カスティージャ語(標準語)、だったかしら?それを聞きにお出かけなんですもの。
Muy guapo に,"Sra. vamos a beber un vino." そのくらいの話もなきゃ、ネ,
ケイコサン。そのへんのお誘いは、ラテン人にはかなわないニッポン男児達だから。
大人の駆け引きを、楽しんでいらっしゃいねぇ~~。
" Salud! para viaje." って、vino tinto でね。

     ☆ 本日の言葉・・・「人のふり見て、我がふりなおせ」

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