ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

新しいお友達は17才と25才

2006-10-20 11:37:32 | Weblog
隣の大和市、そこにある"Corazon Latino"自宅から早足で、徒歩往復2時間弱。
お昼前に着いて、まずは腹ごしらえ"Volks"で。マリアさんのお店が空く頃合いを
見計らって、それまで『封神演義』にしばし没頭よ。
久しぶりに「西和・和西辞書」とノートをバッグに入れて、今日はお勉強。しっかり
ノートをとらなきゃ!
ご主人もいらして、問屋さんから届いた荷物を整理、マリアさんも大忙し。
それでも、ご主人と南米人についてオシャベリ、色々とね。
「お兄さんの子来たのよ、2週間前に。日本語を覚えたいって一人で勉強してるの」
「お兄さんって言わない、アニって言うのよ。人に話すときにはね」

ユウヤクンのお迎え時間になって、マリアさんの自動車に同乗。

「アレ~~~、誰だったっけ?」
「知らな~~~~~い!」
「嘘つき~~!mentira!」
「No、no soy mentira! ウソつきじゃないも~~ん!」
で、しばし、ユウヤクンとじゃれて、次は甥御さんをお迎えにお兄さんのアパートへ。
" Mucho gusto ! Encantada."
"Mucho gusto.ハジメマシテ。"
いきなり日本語がスムーズに出てきて、日本に来てたった2週間のペルーの男の子。
お父さんは、ほとんど話さない日本語だから、独学。

お店に戻ってみれば、
"Oh,como esta?" "Muy bien,y tu?"
なんて、ミゲルクンが店にいた男の子と挨拶してるじゃない。
"Quien es? 誰?"
" Amigo!友達"
「何人?」
「日本人ですよ」
「スペイン語はどこでどのくらいお勉強したの?」
「2年ちょっとくらいかな?日本で」

それから、彼を交えて言語交換会。
外国語の話になって、来週ポリ-ちゃんが来る話をしたら、
「いいなあ、面白そう」
「じゃあいらっしゃい。Vino tinto(赤ワイン)の1本でも持ってね」
同じ区内に住む自称フリーター、でも物書きを目指して只今途上中らしいわ。
私がミゲルクンへ集中的に日本語を教えてあげることにして、
「あなたも来る?」
「時間があったら来ます」
「じゃ、お互いに漢字でも教えてあげましょうか?多分私の方が知ってるって
思うけど」
「いえいえ、僕の方が詳しいと思いますよ」
彼の話から、ニーチェやフロイトが出て、
「う~ん、フロイトねえ。ユングの方がいいんじゃない?何もかもセックスに
結びつけるフロイトは時代遅れって、私は感じるけど」
「変わってるんですよ僕は」
「そうねえ、今ごろなんで二ーチェ?だものね」
コウイチクン25才。新しい友人だわね。

習う方と教える方を比べてみれば、ウン十倍も習う方がラク!
夕べ、ああでもない、こうでもない、これは?あれは?で、ミゲルクンに何から
教えてあげることが効率的か?考えちゃったわ。
まあ、とりあえず名詞から始めて、次は動詞。
『うちのダーリンは~』コミック本に出てくる主人公男性、パックン(パトリッ
ク・ハ-ラン)も、漢字は、例えば、「母」という文字から「海」「毎」「苺」
みたいに関連する漢字を片っ端から覚えたって。なら、漢和辞典や広辞苑なんか
も持って行きましょう。
ペルーの高校をトップで卒業したというミゲルクンで、日本語は難しくないって、
言い切ったくらいの頭脳を持ってる子だから、どのくらいのスピードで習得する
か楽しみよ。
もう、日本は外人の労働力無くしては立ち行かない国なのですもの、優秀な人材
はいくらでも必要よね。底辺の仕事で満足して欲しくないもの、縁を結んだ人たち
にはね。
日本語検定を受けて欲しいし、できれば大学にも行って欲しいって、まっかな他人
の日本人のオバサンは思うのです。

彼は日本語、私はスペイン語でまずは名詞からスタート。
本当に、私の周りは刺激が、楽しみが、溢れているわ。そんな環境に心から感謝!

明日は、久しぶりにMs.Deanとお茶を片手にレッスン再開よ。お友達のためにお願
いして、時間を作ってもらいました。ナオコサンは少し緊張してるみたいだけど、
日本語も当たり前に駆使されるディーンさんですから、NO PROBLEM です。

秋の日はつるべ落しです。慌てて
"Hasta manana.明日ね。Adios!さようなら」
帰り道すがら、ブロッコリーの苗を売っているお店に寄って、3株購入。
来月になったら、スナックエンドウの種まきがいいって教えていただいて、薄暗く
なりだした景色の中をすたこらさっさと家路に、でした。

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