ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

お久し振り・Long time no see・ Cuanto tiempo・好久不見!

2007-12-16 12:42:03 | Weblog
 出戻りスペイン語スサーナクラスへ木曜日に出席は3週間ぶり。
先生のご都合で、開始時間も2時間遅れの19:30~21:30。
なかなかスペイン語モードに切り替わらない脳みそ。
"Espera un momento,por favor!"・・・お願いちょっと待って!が度々。

最近、朝9時ちょっと前には家を出て、帰宅は深夜の日々。片道行スペイン語
の相手をかまう時間もなくてね。毎朝、
"Buenos dias.Buon giorno.Good morning.早上好。アニョ ハセヨ
Huomenta.おはよう。”の掛け声から始まる私の1日。相手はもちろん愛犬
マリリンよ。抱きしめて、7ヶ国語で朝の挨拶。これを最近言ってないのよ。
彼女のお散歩もセニョール・ダンが係り。まだ、夢の中のマリリンへ、小さな声で
"Mama tengo que ir a OGAYA,por eso no puedo ir a paseo contigo.
Entendistes?"・・・ママはおが屋へ行かなきゃならないので一緒にお散歩は
できないのよ、わかった?って。

久々の休みは、何やかやと野暮用で潰れる。
昔々の読書スタイル通勤電車内。正味にすれば30分弱でしかないけれど、
貴重な時間なの。私の人生から活字がなくなったら、大袈裟に言えば生きていけない。
私の指が紙をめくらなくなった時は死ぬ時。
携帯?パソコン?電子辞書?ン~~~、それがどうした?
身動きできないほどの活字(本)に埋もれて、コーヒーと緑があれば、言う事無し!

最近は、イタリア在住”塩野七生”の本に夢中です。
「ルネッサンスの女達」を読み上げたわ。「ローマ人の物語」の間に入れてね。
おが屋は神大(神奈川大学)側で、ここも古本屋が何軒もあるそそられる界隈。
暇な時間は、その本屋を訪ね、悦楽の時間に浸ります。
昨日も昨日とて、かなり大きい1軒へ。2代と思しき女主人2人が店番。
古色蒼然とした、本達が所狭しと並べられ、積み上げられ、どちらと言えば
無秩序な配置の膨大な本達は、あちらこちらから私に
「一緒に連れてって!」
って、声をかけるのよ。
その声を振り払って、今回手にした本は、
私の一生を、女としての一生を決定づけしたと今なお思っている懐かしい本に
出遭った、その名は「魅せられたる魂」ロマン・ローラン。表紙は、これまた
私の大好きなセザンヌの静物画が物語を包んでいたのです。これは迷わず手に。
ディケンズの「炉辺のこおろぎ」。難しい漢字で書かれていて、「?」とっさには
読めなかったの、情けないことに。
姉夫婦とその友人達6人が来店。その中にいる義兄(中国人)へ訊ねれば、
事も無げにその難しい漢字を読んで。さすが漢字の国の人と感心よ。
もちろん塩野七生の本も。計5冊の本を手にして、
「今日はこんなところで勘弁してやろうじゃないの!」
なんて、自分にね。

年内は無休のおが屋です。
私のできることを受け持ちます。
けれどもそこはプロとアマチュアとの線引きが要求されますから、背筋を伸ばさ
なくてはなりません。「このへんで」「とりあえず」「ま、いいんじゃない」は
排除しなければなりません。
お客様の線引きは・・・ありません、否、してはなりません。
お若い方が、私の煮物を美味しいといって下さいます。
「便利・簡単」からは価値あるものは生まれない!・・・自論です。

いつか又、横浜の片田舎でぐ~たら読書三昧の日々に戻れるまで、私はおが屋で
働きます。ええ、もちろん無給ですよ。お金?セニョールのお陰で不足なく日々を
過ごしていますから、強いて必要ありません。
飢えていません!裸ではありません!履く靴も持っています!冷暖房自由の家に
住んでいます!何が不足でしょう!充分満ち足りた生活です。
私は寂しくありません。ですからモノに取りつかれてはいません。
際限のない欲望に踊らされてはいません。不幸な人間ではないのです。
何が私にとって必要か?充分知っていますから。
人に操られない!これこそ誰もが自覚しなきゃならない事だと思うのです。
流行?・・・無視する勇気を持ちましょう!そこに自己の確立が生まれるのですから。
誰かの仕掛けに乗ること、私が絶対に拒否することです。
自分を、最も大切な自己を他者に委ねては、自分に失礼。でしょ?ね?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿