◎ 本日のキャスト
イソコ&レイコ
「毎日が日曜日って、言ってたわよね」イソコ
「ええ、あるのは暇。Everyday Sundayの私よ。それで?今どこ?」レイコ
「会社よ。夕方から出られる?」イソコ
「ええ、出られるけど何?」レイコ
「一緒に行く予定だった人が風邪でダメになって、それでフト、あなたが毎日が日曜日って、
言ってたのを思い出して。レビュー見に行かない?」イソコ
「イソチャンが、ラインダンスするわけじゃあないってね。フフフ・・何?」レイコ
「宝塚」イソコ
「行く~~~!1回は見たいって思ってたのよ。嬉し~い!なんて、幸せなの私って」レイコ
「じゃ、5時半横浜駅で」イソコ
と言う会話を朝。12~3年位になる友人。けれど、しばらくぶりよ。
ご主人と会社を経営の彼女。取引先は世界中の国々よ。
去年の秋は「歌舞伎」、今年は春早々に「宝塚」のプレゼントなんて、文化的ですわねえ。
「モン・パリから77周年」宙組(そらぐみ)東京公演。
幕が上がるやいなや、思わず小さな声で
「カッコいい~~!」
平日と言うのに満席。
親友の1人が宝塚フェチなのよ。
15才の高校1年生の時に、宝塚歌集なんて持ってて、早速
「すみれの花咲く頃」なんて、私もす~ぐ覚えて、放課後によく歌ったものだったわ。
未だに、唯一の趣味が「宝塚」の彼女。
まあ、「田辺聖子」の宝塚フェチはツトに有名だけど、ご当地だし、彼女の作品が演目に
なったりしてるから、「フ~~ン」だったけれど、親友の気持ちはわからずに、今日に
至ってた「宝塚歌劇団」の中身だったのよ。
宝塚は、イソチャンとも言ってたんだけど、
「男装の麗人たちに尽きるわね」。
いやあ、カッコよかった。歌も踊りも、みっちり仕込まれた、彼女達の舞台は、安心して
見ていられる、素晴らしいご馳走だったわ目にも耳にも。
「やっぱり伝統の強さって凄いわね。歌舞伎もそう思ったけど、宝塚がすたれないで今日
までやってるって、基礎訓練と、受け継がれてきた伝統が、ハッキリものを言ってるって
ことでしょう。本当は、各家庭にもあったのよね。それがなくなってきたちゃったから、
グッジャグジャの日本になっちゃった。そう思わない?そして、宝塚って、上品な感じが
したわね」
「それも、厳しい決まり事があるからでしょうねえ」
「だけど、女の声って、かなりの音域があるから、男声も出せるし、聞いてて不快じゃない
のよね。それからしたら、歌舞伎は鳥が絞め殺されてるような声で女形は言うから、ちょっ
と苦しいわね。あれがイヤで歌舞伎は嫌いって知人もいるのよ」
「私さぁ、社員やらお客さんやら見てきた結果、男だから女だからは、論じられないって、
結論にたどリ着いたわ。今まで男だから、女だからって、そのくくりは出来ない。あくまでも
個人のレベルでみなきゃいけないって、ね。だけど、女達は、素直じゃない。もちろん私も
含めての話だけどね。これは言い切れる。個人のレベルの話じゃないって、悲しいけどね」
ああ、久しぶりに会ったイソコチャンは、やっぱり面白くて、実があって、優しい女だったわ。
かって、親しい占いのおばあちゃんに彼女を占ってもらったら、
「私があなたの事聞いてきていいの?」「いいわよ」
結果、イソコチャンは「世界で一番エライ人間は私!」って、出たのよ。抱腹絶倒。彼女
曰く「あなたの次にね」ですって。私は「群れない・媚びない・威張らない」の3原則で
生きてきた、これからも生きる女だから、その言には頷かないのよ。ああ、おかしい。
ちなみに、その占いさん。
「私は、70才ちょい過ぎで死ぬからね」
って。72才で他界されました。
「なにはなくても宝塚」の風情の親友の気持ちが、今日でようく理解できたわ。
宝塚を見ないで死んじゃったら、ものすご~い損をしたことになるわ。そのくらい魅力のある
舞台でした。私達日本人は、無形の宝物をいっぱい持ってるわね。
イソコ&レイコ
「毎日が日曜日って、言ってたわよね」イソコ
「ええ、あるのは暇。Everyday Sundayの私よ。それで?今どこ?」レイコ
「会社よ。夕方から出られる?」イソコ
「ええ、出られるけど何?」レイコ
「一緒に行く予定だった人が風邪でダメになって、それでフト、あなたが毎日が日曜日って、
言ってたのを思い出して。レビュー見に行かない?」イソコ
「イソチャンが、ラインダンスするわけじゃあないってね。フフフ・・何?」レイコ
「宝塚」イソコ
「行く~~~!1回は見たいって思ってたのよ。嬉し~い!なんて、幸せなの私って」レイコ
「じゃ、5時半横浜駅で」イソコ
と言う会話を朝。12~3年位になる友人。けれど、しばらくぶりよ。
ご主人と会社を経営の彼女。取引先は世界中の国々よ。
去年の秋は「歌舞伎」、今年は春早々に「宝塚」のプレゼントなんて、文化的ですわねえ。
「モン・パリから77周年」宙組(そらぐみ)東京公演。
幕が上がるやいなや、思わず小さな声で
「カッコいい~~!」
平日と言うのに満席。
親友の1人が宝塚フェチなのよ。
15才の高校1年生の時に、宝塚歌集なんて持ってて、早速
「すみれの花咲く頃」なんて、私もす~ぐ覚えて、放課後によく歌ったものだったわ。
未だに、唯一の趣味が「宝塚」の彼女。
まあ、「田辺聖子」の宝塚フェチはツトに有名だけど、ご当地だし、彼女の作品が演目に
なったりしてるから、「フ~~ン」だったけれど、親友の気持ちはわからずに、今日に
至ってた「宝塚歌劇団」の中身だったのよ。
宝塚は、イソチャンとも言ってたんだけど、
「男装の麗人たちに尽きるわね」。
いやあ、カッコよかった。歌も踊りも、みっちり仕込まれた、彼女達の舞台は、安心して
見ていられる、素晴らしいご馳走だったわ目にも耳にも。
「やっぱり伝統の強さって凄いわね。歌舞伎もそう思ったけど、宝塚がすたれないで今日
までやってるって、基礎訓練と、受け継がれてきた伝統が、ハッキリものを言ってるって
ことでしょう。本当は、各家庭にもあったのよね。それがなくなってきたちゃったから、
グッジャグジャの日本になっちゃった。そう思わない?そして、宝塚って、上品な感じが
したわね」
「それも、厳しい決まり事があるからでしょうねえ」
「だけど、女の声って、かなりの音域があるから、男声も出せるし、聞いてて不快じゃない
のよね。それからしたら、歌舞伎は鳥が絞め殺されてるような声で女形は言うから、ちょっ
と苦しいわね。あれがイヤで歌舞伎は嫌いって知人もいるのよ」
「私さぁ、社員やらお客さんやら見てきた結果、男だから女だからは、論じられないって、
結論にたどリ着いたわ。今まで男だから、女だからって、そのくくりは出来ない。あくまでも
個人のレベルでみなきゃいけないって、ね。だけど、女達は、素直じゃない。もちろん私も
含めての話だけどね。これは言い切れる。個人のレベルの話じゃないって、悲しいけどね」
ああ、久しぶりに会ったイソコチャンは、やっぱり面白くて、実があって、優しい女だったわ。
かって、親しい占いのおばあちゃんに彼女を占ってもらったら、
「私があなたの事聞いてきていいの?」「いいわよ」
結果、イソコチャンは「世界で一番エライ人間は私!」って、出たのよ。抱腹絶倒。彼女
曰く「あなたの次にね」ですって。私は「群れない・媚びない・威張らない」の3原則で
生きてきた、これからも生きる女だから、その言には頷かないのよ。ああ、おかしい。
ちなみに、その占いさん。
「私は、70才ちょい過ぎで死ぬからね」
って。72才で他界されました。
「なにはなくても宝塚」の風情の親友の気持ちが、今日でようく理解できたわ。
宝塚を見ないで死んじゃったら、ものすご~い損をしたことになるわ。そのくらい魅力のある
舞台でした。私達日本人は、無形の宝物をいっぱい持ってるわね。
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