ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

自己との遭遇!?

2010-07-05 19:39:08 | Weblog

カウンセリング講義、今週と来週は金曜、土曜日と2日続けて受講です。
金曜日の帰宅は、24時を充分廻ってになります。土曜日は10:30から開始
です。自宅から通えない事は、もちろんないのですが、少しきついので、中野の
姉宅へ泊まらせてもらうことにして、東銀座へ出掛けました。
自律神経の働きの講義です。交感神経、副交感神経。思い込みによるストレスが
肉体の変調を呼び起こす。
そして催眠術(暗示)のデモンストレーション。生徒の中から3人がモデルです。
講師の言葉に従って、身体が反応します。支えのない箇所に、講師が立ちます。

腹式呼吸と、イメージトレーニングがなされます。ヨガや禅でも取り入れられて
いる呼吸法です。α波を引き出す方法です。

たまたま、前日、知人にその呼吸法と考え方(イメージ法)を教えてあげていました。
かって、強烈なパンチを受けたようなダメージを受けた経験があります。
ーーーなんで、そんな言い方をするの?
ーーーあんなに力になってきたのに、なぜ?なぜ?なぜ?
立っている事も適わないような、強烈な、妬み、ひがみ、そねみから来る言葉に、
くず折れそうになったあたくしは、フッと、
ーーーそうだ、あの呼吸法を!

外にいたのですが、ゆっくり息を吸い、その倍以上の時間をかけて吐き出します。
意識は、
ーーー誰かの言葉で揺れてはいけない。強いのよ私は。何でもないじゃない。
   自分を信じて、そう、何者も、何事も私を脅かす事は出来ないのよ、大丈夫!
これを念じながら、10回もゆ~っくり呼吸してたでしょうか、
---ン?
あの滅茶苦茶落ち込んで、恐れて、乱れていた心が、その片鱗すらも感じない平常心
になっていました。自分をコントロールできたのです。これはもの凄い達成感です。

体験者として、あたくしはその講義もすんなりと受け入れました。
理論だけでは、なかなか自分のモノにはなりにくいものです。幸か不幸か、体験する
機会を得てきたあたくしは、講義の内容が、面白いほどに理解できるのです。
大脳皮質の働き。原始の、動物としての本能を司る部位を理性が圧迫します。
そこから起こる、心身症。現代人の多くがその仕組みを知らず、対処療法で通院
しています。胃痛、不眠、肩こり、冷え等などで。

他に、絵から深層心理(潜在意識)を解き明かす。いくつかのテストセラピー。
ゲシュタルト分析、論理方法など等。20世紀を代表する心理学者の筆頭は、
カール・ロジャース、次はアルバート・エリスと言われるそうです。その両方の
理論方法を学ぶ機会を得たのですから、本当にあたくしは幸せ者と心底思います。

ただ、寝かせて欲しい。深夜の訪問者になりました。義兄とグラスを傾けて、
知り合い達の近況を話して、2時頃就寝。
翌朝、9時過ぎ退出。
「又、来週も宜しく」

早や、多くの受講生が来ています。土曜日にしか来られない人もいるのでしょう。
思い込み、いわゆる固定観念からの脱出法を学びます。いかにあたくし達は、
思い込みの世界で、がんじがらめになっているかがわかります。

これからも、人間という生き物の不思議さ、在りよう、そして、多くの現代人が
抱える諸問題からの脱出法を学んでいきます。
15才の時に学びたいと望んだ分野です。
あたくしは、きっと15才の自分に再会しているのかも知れません。誰でもない
自分に出会う作業をしていると強く感じるのです。
なかなか興味深い自己との遭遇です。

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