ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

次は上海?

2009-09-19 10:11:26 | Weblog

高老師、中国語前期課の最後の日が昨日。
相変わらず控え目な雰囲気をお出しの先生です。お声もお小そうございます。
北京で、何を怒ってるの?っていっつもつい思ってしまってた彼の地の彼等の
ものいいです。電報文のような、簡潔な構造です漢語は。それをハッキリ、
大声で言います。「用件だけでいい!」って感じでね。

帰国3日目に行った例のフリー英会話で、担当宣教師(長老)の声が聞き取れ
なかったのには、正直ビックリ!エエッもしかして難聴になっちゃったの~?
そのくらい聞き取れないのです。大声の環境にいた1ヶ月は、確かに普通の
声がささやき声ほどにしか聞こえない耳になっていました。

帰国の飛行機は何回も、気流の不安定な所を通過中ですってアナウンスがあり、
耳がキーン!圧迫で調子が悪くなってたのも聞き取れなかった理由の1つでは
ありましたけれど。

最近、やっと通常どおりに戻りました。ホッ 1番よく聞こえる時間帯は、
早朝です。前の晩のテレビのままですと、慌ててボリュームを下げます。
住宅街ですから、騒音はありませんが、夜と朝では気付かない音があったり
なかったり、目には見えない周波数のせいなのかも知れません。

お隣りの席のヨウコサン。戸締りをして、門扉に施錠。その鍵をある所へ返却
するのに、お当番の彼女は、
「ねえ、一緒に行ってよ~」
「小学生が、一緒にトイレへ行こう、みたいにね」
もう1人、付き合って下さって。道々中国話です。
ヨウコサンは上海に住むお嬢さんを訪ねてこの2月に1人で。
お嬢さんがお住みの所は、高い塀に囲まれた外人居留区みたいな所だったそうで、
出入りは専門シャトルバス。危険とはほど遠い生活をなさっていらしたそう。
あたくしも、モンちゃんが
「レイコサン、バッグは抱えて!」
って注意してくれたけれど、危険な感じは1度もありませんでした。これは
中国人達の名誉のためにも言います。でも、それはあたくしだけかも。
グァテマラでもイギリスでも、昔々のタヒチでも、1度として危険を感じたこと
などないのですから。イタリアやフランスのその手の話は山ほど聞きますけどね。

我がクラスの2人の男性。(もう1人いらっしゃいますが割愛)
20代と60代くらい。この2人が出来る出来る出来る~~~~!
しばし、考えて。ありません!即 中国語が口から飛び出します。
若者は近くの中国料理店で働いて、しょっちゅう「快!=早く!」って言葉を
浴びているって。中国人経営のお店で、日々中国語に接しています。
それでもキチンと勉強しようって、なかなか好もしい姿勢です。
もう1人は、なに者~?
聞くところに寄れば、かつてどこかでお勉強していらしたとかいなかったとか。
その滑らかな発音は、しばし中国人じゃないのって思わせるほど素晴らしいのです。

その彼等の素晴らしい中国語のお話をしたり、そのうちに中国へ遊びに行かない?
って。北京はもういいけれど、上海は行って見たいってあたくしも思うのです。
日本人に帰化なさった横山先生も、是非上海にいらして下さいっておっしゃいます。
お父様がお一人で住まわれる上海(妹さん1家はお近くらしいのですが)に
この連休を利用して帰省なさっておいでです。

「中国はどうでしたか?」
「う~ん、説明できないほど極端なお国で、整理がつかないの」
「多分、どの中国人も説明できないですよ。指導者たちも先はわからない、そんな
国ですよ。でも、嫌いになりましたか?」
「それも、明言できないのよ」
「ハハハハ。僕でもそうですよ。あっちへ行くと、早く日本に帰りたい。けど、
又すぐ行きたい。それが中国です」
「そうなのよね~。北京1ヶ所だけでああだこうだ言えないわ。まずは上海辺り
行って見たいって、ほらもうこれよ。不思議な国よね~中国って」
「ぜひ、上海へいらして下さい」

今日は、その横山先生と交代で受け持ってくださる宋(Song)老師の授業です。
場所がいつもとは違うある画廊喫茶で、講演会プラスの授業です。
「日本から見た日中の国民性の比較」という内容らしいのですが、体験してきた
ばかりのあたくしが聞くものでもないって判断しましたから、その講演が済む
頃合いを見計らって、授業のみ出席です。