ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

かっこいい!って?

2006-08-13 11:35:00 | Weblog
新聞を読んでいると、色々と面白い記事にぶつかるから楽しい。
いつもように三面記事は飛ばす!
キンチョー蚊取り線香は、ドイツでその威力を発揮なんて。
冷房機をつけていないヨーロッパ諸国の家庭。だって、いらない気候なのです
ものね。だから、蚊? 刺されたことなんてない!知らないって人も多いんじゃ
ない?それで、地球規模の天候異変の煽りを受けているヨーロッパ、蚊が発生し
たドイツの都市で、
「どんなもんじゃい!」で、日本の蚊取り線香がその威力を発揮してるらしいわ。
三国同盟の仲ですもの(否、だった。因みにあとイタリアが)どんどん使ってお
くんなませ!ヤパンは湿っぽい国ですけん、蚊取り線香はなくては、どもならん!
ン?使ってる?
そういやー、ここんとこ見ませんなあ。なにやら煙は出ないっちゅうシロモノが
ハバを利かせてるっちゅう話らしいけんど。
ウチは、あの除虫菊から作られた蚊取り線香が好きどすなぁ。エエッ、今時除虫
菊からなんかでは作っておへん?女中はお手伝いさんになってしもたし、どっち
のジョチュウもいてへん大和どす。なんだか寂しおすなぁ。

な~んて、生まれは薩摩、育ちは江戸、という女が、元は毛利藩で、秀吉子飼いの
福島正則の所領そしてその彼も改易された所の出の男に嫁ぎ、流れ流れて辿り着い
た先は、イギリス人を無礼!と言って切り捨てた、かの生麦事件の起きた横浜、そ
の片田舎でつましく生きて、女たちの言葉遣い行儀作法の乱れ様に、
「おのれ!舌を抜いてやる~~~!」オー怖!事ほど左様にいきり立ち、
前世は色好みの植木職人だったって、吹聴している私だから、そこそこの女たちの
ミステイクには大目大目できたのだけど、もうイヤだ!女なんか消えちまいナ!
の寂しい職人(?)をやってるのよ。
あの叫び声がすざましい示現流のたしなみはないけれど。薩摩おごじょは気位が高
いのです。品下れるを最も嫌うのです。

ことほど左様に腹を立て、代名詞をすべて『ヤツ』ですまそうとし、『ヤバイ』な
んてヤクザ言葉を平気で遣う脳みそ薄きやからからは億光年の距離を措く日々よ。
シッシッ近寄るでない!
知ったげに、「言葉は生き物だからねえ」なんて言う薄っぺらな発言なんかして。
何でも先頭を走ったことがない追従者が、よく言う、よ。でしょ?

そして、何かっていうと、モノを差し出すやからからも逃げる。
誰が欲しくもないものを受け取らされて「ありがとう」なんて言いたくもないセリ
フを吐く?
あの、傲慢さ。モノを差し出す人が偉いなんて、どこかで思ってはいませんか?
モノで優位に立ちたい? 取り入りたい?気に入られたい?
チャンチャラ茶釜がお茶を沸かすでやんすよ。

けど、大多数は卑しいいからねぇ。さもしさが服を着て闊歩の現実だわさ。クックッ
情けな~~い。これが、あの精神の高貴さでは諸外国の尊敬を勝ち得ていた国民とは、
絶対に異人種、異星人と思わなきゃ、やってられない恥ずかしさどす。
親(母)が卑しいから、娘も卑しい、下品。そして、若さが至宝と思い込んでいるか
ら、若(バカ)者の真似をする脳足リン大人たち。
いつも言うけれど、若さ=未熟=恥じ、なのにね。
どこかの大学教授で、うっかり国会議員になって、今じゃフリーの、自分が全女性の
代表のような発言をする、汚い言葉をゲロのように吐き出す、個人的恨みをマスメディ
アをつかって吐き出す。なんでNHKがそんな女を出す?仕事ができる出来ない、の前に
人間・女・日本人を優先させるべきなのよ。あの、倣岸な存在、物言い。
勘違い女たち。つつしみ、恥じらいを知らない女たち。思いやる心をもたない心が貧
乏な人々。芸能人の真似をするパッパラパー。
アメリカでは、芸能人=行儀なき人って。それは日本でも同じよ。
そして、テレビ・雑誌が視聴率稼ぎ、販売部数を上げるために、なり振りかまわない
取り上げるあの手この手に動かされて、バカ面して、鏡の前で眉毛を抜いていると、
想像するだにおぞましい男の子達。
もし、我が息子達がそんなことをしてたら、翌朝ギョッとさせるわね。
太いマジックで眉を書く。ああ、お陰様で、そんなバカじゃなかった息子達よ。ホ~~

そんな時間があったら、「白波五人男」のセリフの一つも覚えてごらん!
「しらざあ言って聞かせやしょう~~~」
で始まるセリフ。ヤクザをしたいのでしょ?「~っすよ」「ヤバイ」乱発男の子達。
じゃあ、このくらい丸暗記しなさい!
大嫌いな国語の教師が採点なんかしないのだから。
何か覚えるって、いっつも採点される恐怖が張り付いてるでしょう?
バカバカしい。教師なんか無視すればいい!ひたすらひたすら自分の楽しみのために、
片っ端から知ることに挑戦よ。
何か一つでもモノにしたら、クワックワッカッカッカッカッカカカカ!
恐れるものなんてありゃあしない。周りをきょろきょろしてる暇なんか涌いてこない
のよ。
世の中がどう動こうと、変わろうと、泰然自若。
それが、自分を生きるということじゃない?
かっこいい!って、自己の確立ができた人、どこかで密かに仕組まれた仕掛けなんか
には決して乗らない。みんなと同じを拒否する人のことをかっこいい!と言う。
と、あちきは思うのでありんす。

そして、何かモノを上げたいって、思うなら、相手が本当に喜ぶものよ渡すものは。
あとは、「ありがとう」なんて言わさないくらいのさりげなさよ。
「いえ、ありがとうなんておっしゃらないで!いいえ、お願いですから、どうぞ無視
をして、どうかどうかしまって下さいませ。勝手にお渡ししたもので、ありがとうな
んて言われるほどのものではございませんことよ。もし、お気に召さなかったら、あ
あ、そうかもしれませんわねえ。私の気持ちを優先させて、これは傲慢の何者でもご
ざいませんわね」
こういう気持ちを持っていたら、どんなにすがすがしくも高貴なお付き合いができる
ことでしょう。

文化的価値がある、否その前に文化を理解する脳みそ、感性の持ち合わせがあって生
きる文化的諸物、それらとは縁もゆかりもない有象無象のガラクタに囲まれて、なお
かつ「欲しい!欲しい!欲し~い~~~!」だからねぇ。
前世が餓鬼道でうろついてるのよね、終わりのない欲望の地獄で。
あ~~~~あ、そんな人たちとは縁を結ばない、切る! 私は『いらない!』って女
だからね。ありがとう!なんてモノあったかいな?
不遜? ええ、そうね。でも、ネ?そこに問題があるのよ。あげる方が偉いんだ、
優位なんだという無意識のおごりがあるのよ。それがイヤなのよ。それを感じるから
拒否!いらない!
いまどき欲しいものなんてないわ。子ども達にもよく言った
「必要なものは買ってあげるけれど、欲しいものは際限がないからおいそれとは買わ
ない」これは自分にもね。でも、必要なものももうほとんどない現在よ。

モノが介在しないお付き合いはすっきり気持ちがいい。
そうそう、最近覚えた遣える英語。
Give me break! = いい加減にして!
  Sick of it all. = もううんざり。
  Just you wait! = 今にみてろ!
どんな気持ちで、顔で言うかでニュアンスが変わるわね。遣ってみる?
今の日本社会って、これを言いたくなる状況じゃない?