ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

ギターへ再挑戦!

2005-11-17 07:51:18 | Weblog
さあて、一人の夕食を。ククク、お行儀悪くしちゃおうかなあ、本読
みながらなんて。お野菜料理が、4品。おなかが、はちきれそうにな
るほど食べたとしても、問題ない!の食材よ。

セニョール・ダンは、「1時からカラオケ」なんて、お出掛け。
「ハッ?珍しいわねぇ、誰かと一緒?」
「CC会」、例の『男の料理教室』のメンバーですって。
相変わらずの、カクテル『レイコ』のグラスに手を持っていった途端、
セニョールがご帰還。べろべろに酔っ払って。
「これもまた珍しいわね。楽しかった?良かったわねえ」
鹿児島弁で言うところの『ヨンゴヒンゴ』、まっすぐ歩けない様よ。
ご飯はいらないって。お布団を敷いてあげて、セニョールはそこに
ふらつきながらもパジャマに着替えて、マリリンを抱きしめてお休み~。
「ギターの話は、明日ね。電話があったわ」

カラオケでご一緒だったという男性から、電話。
いつ・どこで・何時から・どうする・・・これを書きとめて。ウン十年
ぶりにギターを弾くらしいわ。地区センターで、毎週金曜日、2時間の
レッスン。

セニョールのお誕生日に、私と小さかった子ども2人からギターをプレゼ
ントしたのは、幾星霜前か。セニョールの転勤で、大阪にいた頃の話で、
その頃、ギターは我が家にはなかったものでね。
そのギターは、まだあるのよ。愚息その①も、ウチの宇宙人も弾いて、
いつも「まだ弾けるの?」「オウ、ま~だまだ使えるよ」のそれ。
日本中の家に男がいたら、必ずギターもあるはずって、ウチの宇宙人が言うわ。

やっと、本来の所有者の手によって、弾かれるようになるという事らしいわ。
いいことです。本当にいいことです。馬専科は、ピアノを習ったけれど、全
く音楽には興味なし。お兄ちゃん達は、作詞作曲もする音楽好き。
愚息その①は、ライブまでするほどなんだけど、馬専科の趣味は読書。
まあ、半端じゃあない読書量。干渉なしの家族は、それぞれの楽しみを持っ
ているけど、『エコノミックアニマル』なんて、世界で言われてきた世代に
属するセニョールは、まごうことなき企業戦士だったからねえ。

やっと、趣味を楽しむ時間と余裕ができたということね。
昔々、我が家へ遊びに来ていたセニョールに、『禁じられた遊び』なんて、
誰もが弾く曲を私も教えてもらったことを思い出したわ。私が中学か高校の
時よ。セニョールが大学生。オォ~昔~~~~!
そういえば、あれ以来じゃない?ギターを弾くなんて。
子どもに、そんな話をしてたのかもしれないわね。
「じゃあ、パパにギターを買ってあげよう!」になって、彼等のささやかな
お金をプラスして、ある年のお誕生日に買ってあげたギター。そんなものだ
から、決して高いギターではないのだけど、ウン十年を経ても使えるなんて、
いいギターだってことよね。

楽器がいじれるって、幸せなのよ。
音楽は、人を幸せにするひとつの要因ですものね。それを自分の手の中に持
ってるって、楽しみを確保してるってことじゃない?その上認知症とも無縁
でいられるってね。意識して、身体を使うって、とても大事な事ですって。
そう、使う(話すことも)ことは、かの養老孟司曰く、「出力が大事」って。
そのことなのよね。なんでもじゃんじゃん使いなさい!じゃないと、す~ぐ
使いものにならなくなるよ!ってね。ハーモニカなんかもいいかもね。
いつか、親子3人でセッションなんてできたらいいわね。それをバックに、
正式に声楽を習った事がある(これも昔の話ね)のに、なぜか音痴になって
しまった私も、もう一度、音を拾う事を始められたら言う事なし!って。
セニョール・ダンの再挑戦。 Muy bien !