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ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

続き?

2005-06-12 09:29:44 | Weblog
虹の橋から思い出したあるお話。
日本人ならみんな知っていること、かしら? 
虹の橋の上から海水をかき回して、
何で? 「アメノヌホコ・・天沼矛」で。
その矛を持ち上げた時に滴り落ちた滴(しずく)が固まって、島(オノゴロジマ)が
できたのです。その後は、みなさんご存知の国産みのお話になっていきます。
最初に出場するだけで、2度と出てこないアメノミナカヌシから依頼されたイザナギ、
イザナミが登場する時に持つ矛のお話です。
虹の上に立ってなんて、なんて美しいお話でしょう。
1神教と違って、強い緊張はありません、多くの神々が登場する日本の神話は。
先の戦争で、完膚なきまでに叩きのめされた日本人は、
「熱もの(羹)に懲りて、なます(膾)を吹く」になってしまいました。
どういう意味?
思いもよらない熱い汁に、驚き、懲りて、2度とそんな経験はイヤ!で、冷たい
なます(冷たいお料理)なのに、フーフーさまして戴くという、過剰反応、状況判断の欠如、
考える事の放棄をすることを言う言葉です。

外国崇拝、白人崇拝、日本嫌いの情けない国民に。
もっともっと柔らかく、強くならなければいけません。誇りを捨て去った、生きるよすがを
持たないままに、
「ゲーッ、かっこわり~!」
「でっけ~!」
「うっめ~!」
「やばい!」多くのETC.の女達が発する言葉。

こんな下品な国民になって、当然教養の一つでもある日本の神話「古事記」のおおまかな
お話くらい知らなければ恥ずかしいことも知らず、今や「恥ずかしい事」が大手を振って
厚顔無恥で下品な笑いを振り撒いて、巷を闊歩しています。
知識は、受験用だけにあって、それを過ぎれば、感心事は「おカネ」「セックス」「美容」
「食べ物」「ブランド」となって、敬語や丁寧語は、相手を尊重するために存在する事も
知らず、ひいては話し手の品格を落とさないためにあることも知らず、どうやってこれか
らの長い人生を、人と関わって生きていくのでしょう。
                     いくのでしょう
                         いくのでしょう・・・・・・か?