ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

産まれた星・・・って

2017年02月09日 00時10分35秒 | 思う事・・・
先日、実家に行って、私が『変形性股関節症』だった事を両親に伝えました。
私が子供の頃に、それらしい症状は無かったか母に聞きましたが、
やはり母も、そんな事は全く覚えがないー との事でした。
そして、ヒョロナガの事も話しました。

ひと通り私の話しを聞いた後、父は「そうか・・・」と呟き、母は、

 「どうして、アンタばっかり・・・

と、悲しそうに呟きましたー

まあね~、確かにそうですよねえ~。
私自身は、『頭蓋底髄膜腫』『発作性上室性頻脈症』『変形性股関節症』などを患い。
オシメは、『発達障害』『潰瘍性大腸炎』。ヒョロナガは、『クローン病』
ですモンねえ~

両親からしてみれば、3人の娘の中で、
妹二人はそんな事ないのに、どうして長女の私にばかり、こんな事が起こるのか?
と、言いたくもなりますよね~。

はい、私もそう思います。
なんで私にばっかり、次々とこんな辛い事ばかり起こるんだろう?ってー

でもね、正直もう私、はんぶん諦めてます。
「なんで私ばっかり・・・」と嘆いても、現状は何も変わらないワケで、
何があっても、頑張って、頑張って、頑張って!
でも、頑張れば頑張っただけ、次から次から苦難が・・・
もう疲れて来ているのかもしれません。

50歳になった私。
これから先の事を考えると、少し悲しくなります。

私は両親に言いました。

私 「仕方ないよ、これが私の星回りなんでしょう。
両 「星回り??

実は昨年の4月に、私は叔母を1人亡くしています。私の父の妹にあたる人です。
この叔母は、ずっとずっと苦労してきました。
子供の頃から大きな怪我や傷、そして最後は、すい臓癌で亡くなりました。
ガンで入院されていて、私がお見舞いに行った時、その叔母が話してくれました。

叔 「私もね、昔は”どうして私ばっかりこんな目にー”って、自分の運命を嘆いた事もあったけど、
   今はね、私が皆の良くない事を全部背負ってるから、私の兄弟たちはみんな元気にいられるんや”って思ってる。

父は7人兄弟。確かに、この叔母を除いては、他の6人は皆とても元気なのです。
モチロンもうみんな高齢なので、年齢による体調不良などは、それぞれ抱えているけれど、
叔母のように大きな怪我や病気にはなっていません。

叔母が1人で皆の不幸を背負ってるー

その言葉はとても悲しく聞こえましたが、
そうでも思わなければ、とてもやっていけなかったんだろうなー
とも思いました。
でもその時の叔母の顔は、とても穏やかに笑っていました。

その話しを両親にして、
私 「だから私も叔母さんと同じように、ウチの姉妹の仲では、そういう役回りなんだと思う。

両親は、複雑な顔をして、一言も口にしませんでしたー


昔、誰かが言っていた。
運命は既に決められているのだとー
どう足掻いても、その人の人生は決められた方向へ行くのだとー
当時、その言葉に酷く反発していた私。「私の人生は私が決めるの!」
今はー もうなるようになれ! って気分です。

ただ、自分の人生を振り返った時、私は何がいけなかったんだろう?と考えました。
もし問題があったとしたら、私が実家の後を継がず、主人と結婚した事が間違っていたのでは?とー

長男長女で結婚した私達。どちらも跡取りでした。どちらも自分たちの他に跡取りになる人間がいなかった。
私は、嫁には行ったケド、男の子を2人産んでるから、どちらか一人は私の実家を継いでくれることを望んでいました。
でも、病気を抱えたヒョロナガ。障害のあるオシメ。結婚する気の全くないコデブ。
主人が望む、孫は期待できそうにありません。
結局、私が主人と結婚したことによって、
私は自分の実家だけでなく、主人の実家も途絶えさせてしまう事になりましたー
私と結婚していなければ、こんな事にならなかったかもー と思うと、
主人に申し訳ない気持ちで一杯になるのです。
本当なら、子供達も全員成人して、後は老後に向けてゆっくり出来る年齢なのではないですか?
なのに主人は、これからも私達を背負っていかなくてはならないー

先日、「ごめんなさい・・・」と主人に言うと、
主人は、「仕方ないやろー」と答えましたー