ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

コデブの引越しって・・・(その4)

2013年03月23日 15時13分10秒 | 子供・・・
さて、引っ越し当日ー

前日にコデブと主人が二人して、車に引越しの荷物を乗せていた。
何を乗せたかは私は知らない。
寝起きから、チョー不機嫌な私。
私を起こしに来た主人が言う。

主 「おい、もう起きる時間やぞ。」
私は布団に潜り込んだまま言う。
私 「私、今日行かない!
主人は呆れた顔をしながら、
主 「なんやてそれ! まいいわ。じゃあ、金は?」

そうだった。コデブと喧嘩してたせいで、郵便局に行ってない。
コデブの当座の生活費と家電など必要な物を買うお金を下ろしてい来ていない。
だって、コデブは一言も私に「おろしてきて」って言わなかったから。
余計なおせっかいを掛けないように、気がついてたけど本人が言うまで私は何も言わない!って思ってたから。(ちょっと拗ねてたのと意地悪?

でも、主人に印鑑と通帳は渡せない。
定額にしてるから、ちょっと手続きが必要。主人にやらせるのは、不安がいっぱい・・・
仕方なく、起きだした私ー

出かける準備をして、念の為、コデブに言う。

私 「忘れ物ない?」
コ 「ないって!」

3人で車に乗って出発!外は今にも雨が降りだしそうな曇りー

一応ネットで道は調べてきたけれど、主人も心もとない。
車についてるカーナビが、天気のせいなのか、もう古いからなのか、調子が悪くてなかなか読み込んでくれない。
そうなると、頼りになるのはコデブが持つスマホなんだけどー (私と主人の携帯はまだガラケー)
コデブはちっともマトモに取り合わない。
おまえー!スマホでゲームやってるんなら、ナビくらいしろよ!
誰の為に運転してるんだよ!!
と、ムカつきながらも、私は黙っている。

やっと会社の寮に着いた。
コデブが会社の人に連絡して門を開けてもらう。
海に近いこの地域は、空気が磯臭い。と言うか、生臭い。市場の匂い?
慣れない私は、なんとも気持ち悪い・・・

主人と3人で車から荷物を部屋へ運ぶ。
対してないじゃん。 
って言うか、たったコレだけしか持ってこなかったの?(大きなダンボール2個と自転車だけ?)
これから、どれだけ生活用品買わないといけないんだよ・・・
うっ、モンクの一つも言ってやりたい・・・・ でもガマンガマン・・・

一通り荷物を片付けると、今度は、住民票やら免許証やらの住所変更へー
と、そこで発覚!
印鑑が・・・ない!!?
なんで印鑑がないの!?
コデブがアチコチ探すけれど見つからない。
まさか、家に忘れてきた?・・・・

私 「だから、あの時に、ジャケットのポケットに入れたままだとダメだって言ったじゃない!」

ああ、ついに我慢できずに口が出ちゃった・・・

私 「一番大事な物だって言ったでしょう? どうするのよ?何にも手続き出来ないじゃない!」

コデブの顔が焦っているのが分かる。
ヤバイ!と思って自分で自分の口を閉じた。
仮にも自分の子、実はコデブが気の小さいことを私は知っている。
今頃コデブの心の中は、焦ってパニックてるはずー

私 「もう仕方ないから、近くで新しく安い印鑑でも買うしかないでしょ・・・。」

コデブの気持ちが分かってるのに、優しく言えない自分が情けない・・・

それから近くのホームセンターで、ホントーに安い印鑑を買った。(それなりの値段がする物はスグに出来ない為)
その後、役所に行って住民票の移動手続き。
主人は一緒について行こうとしたけど私が止めた。

私 「一人で出来るでしょ。」

転出届を地元の役所で貰う時に私と一緒に行ったから、ある程度は分かるはず。
それから待つこと30分・・・
住民票の転入届だけなのに、なんでこんなに時間がかかってるんだ
主人は心配で仕方ないようで、何回も「様子見に行こうか?」と言ったけど、私が「ダメ!」と止める。
自分一人でやらなくちゃ意味がないでしょ!
よく考えたら、私だって昔大阪にいた頃、全部自分一人でやったわ。
いちいち親がついて来てくれたわけじゃない。分からなければ人に聞けば良いだけのコト。
40分くらいして、ようやくコデブが車に戻ってきた。
私に向かって、ニコリとしながら、
コ 「印鑑、いらなかったぞ。」
私 「ふ~ん。ウチの役所ではいったのにね。地域によって違うのね。」

時間は掛かったけど、ちょっとは自信付いたかな?

さて、次は警察へ行って免許証の住所変更。
その頃には雨も降り出し、私、汐の臭いにすっかり気持ち悪くなっちゃって、車の後部座席でグッタリ・・・
今度も一人で行かせたかったのに、今度は私が何も言わないのをいい事に、そそくさとコデブについて行った。

それから私はそのまま眠ってしまってあまり記憶はない。
どうやら主人と二人で近くのお店に行って、生活用品をいくつか買ったようだ。
気がつくと、車はもう家に向かっていて、
コデブは私にサヨナラも言わなかった訳だ・・・

ハア~、最後まで険悪なままな引っ越しだった。
私も大人気なく、ずうーっと不機嫌なままで、せっかくのコデブの門出を嫌な気分にさせてしまった・・・。

チョット反省した私は、翌日コデブにメールした。
一応、謝罪と、でも生活していく上での忠告も付けてー

なのにアイツ、無視しやがった!!!
もう、知らない!

  ーコデブの引っ越し 終わりー