天国の花園 ＝ 理科の実験・・・？

夕食のおかずが残ると、タッパに入れて冷蔵庫へ片付ける。
翌日のお弁当のおかずになるか、私の昼食のおかずにする為ー。

今日、買い物から帰ってきて、冷蔵庫の中に買ってきた物を入れようとしたら、
冷蔵庫の中がいっぱい・・・
それも、タッパばっかり・・・
あちゃー、後で食べようと思ってタッパに入れて、そのまま手を付けず・・・。
それが段々溜まっていって、冷蔵庫を占領していた。
しかたない、片付けるか～

冷蔵庫の中のタッパを、ひとつひとつ出してゆくー。
いや～、見事でした・・・・

二切れだけ残っていたカボチャは、黄色いはずが鮮やかな蛍光ピンク？
ガンモの煮物は、全体が白っぽくなってヌルヌルしてる。
チャパチャパと音がするタッパは、お味噌汁の残り。
蓋を開けた瞬間蓋を閉めた！匂いが強烈・・・これ、具はなんだったんだろう？
次は蓋を開けたら、なんだかわからないトロリとした茶色の液体？
これなんて、中身がなんだったのかすら？？？

顔をしかめながら出したタッパをテーブルの上に並べている所に
オシメが学校から帰ってきた。
テーブルに並べられたタッパの中身を見たオシメは、
あるひとつのタッパの中身を見て、
「きれーい。花園みたい」
え？キレイ？コレが？
それは、御飯の残りが入ったタッパだった。
中身を見ると、御飯の残りは、赤、白、黄色、緑にピンク！
見事なカビのオンパレード・・・
オシメ　「まるで、天国のお花畑みたいだねー。」
うーん、そう言われれば、
ふわふわとした白いカビ菌に、鮮やかな色が散りばめられて、結構キレイかも？
私　「確かに天国の花園かもねー。
　　　少なくともこの御飯食べたら、天国いっちゃうかもしれないから、食べちゃダメだよ。」
オシメ　「え～、食べないよ～。」
そんな会話をしていたら、主人が帰ってきてしまった！
ヤバイ！と、思った時にはもう遅く、主人はテーブルの上の物を見ていた・・・

主　「おいー、なんやコレは～！」
私　「理科の実験です・・・」
主　「はあ？」
私　「小学生の時にやったでしょ！カビの実験！」
主　「・・・おまえなあ～」　あきれて主人は台所を出て行ったー。

強烈な匂いに耐えながら、タッパの中身を２重のゴミ袋に移して、ゴミ箱へー
　
あ、　ゴミ回収は今朝終わったばっかり！次は３日後だ～・・・
あと３日もゴミ箱には置いとけない！
仕方ないから、まとめて冷凍室行きになりました・・・。


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