ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

ショック・・・(3)

2007年05月24日 08時19分32秒 | 思う事・・・
幼稚園の先生に、”ヒョロナガ君は、いい子過ぎる”と、言われてしまった私。
仕事から帰ってきた主人に、その事を話しました。
主人は、「なにをバカな事言っとるんや!」の一言だけでしたー。
こんな事、同じ幼稚園のママ達にも相談する事も出来ず、私の両親にも言えず、
ひとり漠然とした不安の中で、モンモンと悩み続ける私でした。

やがて、何事もなくヒョロナガは小学生になり、だんだん成長していきました。
私の心の中の不安も、時間と共に薄れてゆき、
毎日の子供達との生活の中に少しずつ埋もれてゆきました。

ヒョロナガが小6になった頃、偶然、街中で幼稚園の先生に会いました。
先生は、他の幼稚園の園長先生になっていました。

先生 「まあ、kokiyuさんお久しぶりです。ヒョロナガ君は元気ですか?」
     ニッコリ笑いながら話しかけてきた先生ー。
私   「はい、おかげさまで元気にやっております。」
     頭を下げながら、挨拶する私。
先生 「ヒョロナガ君は勉強できるでしょう?」
私   「はい、テストではまあまあ、いい点数を取ってきます。」
    (小学校では結構いい成績だった。中学ではガタガタだったけど・・・
先生 「やっぱりー。あの子は知的な才能があると思っていたんですよー。ホッーホッホッホッ。」
     まるで何事もなかったかのように、嬉しそうに笑った。

私は・・・苦笑いするしかありませんでした・・・。(~_~;)

たぶん、当時は神戸の事件のすぐ後と言う事で、先生方もかなり過敏になっていたのだと思います。
私もそうでしたから・・・。
あの事件が起きていなければ、同じように ”いい子過ぎる”と言われても、
あれ程思い悩む事もなかったでしょうー。
もしかしたら、「いい子で何が悪いんですか!」と、言い返していたかもしれません。

当時、親の間では「かなり厳しい先生」、と評判だったこの先生。
よく、いろんな子の親が呼び出されて、子供の事で注意を受けていました。
「今のうちになんとかしないと手に負えなくなりますよ!子供だからと言って甘やかしてはいけません!」
そう、呼び出した親に言う先生に、当の親達は、
「たかが幼稚園児がやった事で大げさな!」と、むしろ憤慨していた人が多かった。

さすがに、あんな事を言われたのはウチだけだったようですが、
でも、親を呼び出して注意されていた、数人の子供達、
年齢が上がると共に、何かと問題を起こしていました。
他の子に酷いイジメをする子になったり、万引きで捕まったり、不良の道に入っていったり・・・。

そんな噂を耳にするたびに、
あの幼稚園の先生が言っていた事は間違っていなかったのではないか?
あの先生は、たとえ相手が小さな子供でも、キチンと人を見る目を持っていたのではないか?
そう思えてなりません。

でも、それを認めてしまうと、ヒョロナガが言われた事も認めてしまう事になり、
複雑な心境の私です・・・。


人気Blogランキング ←今度どこかでこの先生に会ったら、
              あの時の事を覚えているか、絶対聞くぞ!と、思っている私です。
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日記@BlogRanking ←このシリーズはここで終わり。お付き合いありがとうございました。
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