いよいよ入院となった。
はじめの1週間は、殆んど検査だった。MRIを撮ったり、カテーテルをうけたり。
ちなみに、輸血用血液だが、最近は身内の物は出来るだけ使わないのだそうだ。
昔は身内の方がいいと思われていたが、最近の研究では、
身内の血液は濃すぎてあまり良くないという事らしい。
医師は、私の場合殆んど必要ないだろうと言っていた。
ちなみに私は少数派のAB型だが、身内にはAB型がうじゃうじゃいる。
でも、それが使えないとは・・・。少しもったいない気がした。
検査時間以外は殆んど自由だったので、生まれて初めての入院で、元気いっぱいの私は、
病院内をうろついたり、知り合いの病室に顔を出したり、毎日読書三昧で過ごした。
手術の前日、病院内の床屋に行って、頭を丸坊主にした。
わざわざ病院内にあるのだから、てっきり入院費に入ってる物と思っていたら、
別料金で、現金が必要だった。
ちょうど、写真が趣味の従兄弟が見舞いに来たので、
こんな機会は滅多に無いから写真を撮ってくれと言ったら、
カメラを持って来てないからムリ。と言われた。
仕方ないから、自分の携帯で自分の顔を何枚か撮った。
当日、ストレッチャーに乗せられて手術室へ。
手術台に乗せ代えられるとすぐ、「ちょっと注射しますねえ。」と言う声と共に腕にチクリ!
私は、「おしっこ漏れちゃう、おしっこ漏れちゃう・・・」という自分の声で目が覚めた。
もう手術は終っていた。
(後日、麻酔は、1・2・3・・・と数えるもんだと思ってた私は、こっちにも覚悟ってモンがあるんだから、
麻酔するならちゃんと、そう言ってよー!と主治医にぶつぶつ言った。)
ここから後は、家族に聞いた話になる。
手術は、最初7、8時間と聞いていたが、9時間に及んだ。
途中何回か医師や看護師の出入りがあったが、何も言わなかった。
手術待合室には、主人と両親と従兄弟と叔父叔母など総勢10人位いたらしい。
子供達は、3人とも家で留守番をしていた。
手術が終了して、主治医が出てきた。
「予想より出血が多かったので、500ほど輸血しましたが、
腫瘍はすべて取り除く事が出来ました。
ただ、腫瘍が思っていたより大きかった事と、いくつかの神経を巻き込んでいた為、
それらの神経を切断せざるをえませんでした。・・・・」
そこから後は、医師が何をしゃべっていたのか、みんな良く覚えていないと言う。
腫瘍は、3~4cm程あったそうだ。
はじめの1週間は、殆んど検査だった。MRIを撮ったり、カテーテルをうけたり。
ちなみに、輸血用血液だが、最近は身内の物は出来るだけ使わないのだそうだ。
昔は身内の方がいいと思われていたが、最近の研究では、
身内の血液は濃すぎてあまり良くないという事らしい。
医師は、私の場合殆んど必要ないだろうと言っていた。
ちなみに私は少数派のAB型だが、身内にはAB型がうじゃうじゃいる。
でも、それが使えないとは・・・。少しもったいない気がした。
検査時間以外は殆んど自由だったので、生まれて初めての入院で、元気いっぱいの私は、
病院内をうろついたり、知り合いの病室に顔を出したり、毎日読書三昧で過ごした。
手術の前日、病院内の床屋に行って、頭を丸坊主にした。
わざわざ病院内にあるのだから、てっきり入院費に入ってる物と思っていたら、
別料金で、現金が必要だった。
ちょうど、写真が趣味の従兄弟が見舞いに来たので、
こんな機会は滅多に無いから写真を撮ってくれと言ったら、
カメラを持って来てないからムリ。と言われた。
仕方ないから、自分の携帯で自分の顔を何枚か撮った。
当日、ストレッチャーに乗せられて手術室へ。
手術台に乗せ代えられるとすぐ、「ちょっと注射しますねえ。」と言う声と共に腕にチクリ!
私は、「おしっこ漏れちゃう、おしっこ漏れちゃう・・・」という自分の声で目が覚めた。
もう手術は終っていた。
(後日、麻酔は、1・2・3・・・と数えるもんだと思ってた私は、こっちにも覚悟ってモンがあるんだから、
麻酔するならちゃんと、そう言ってよー!と主治医にぶつぶつ言った。)
ここから後は、家族に聞いた話になる。
手術は、最初7、8時間と聞いていたが、9時間に及んだ。
途中何回か医師や看護師の出入りがあったが、何も言わなかった。
手術待合室には、主人と両親と従兄弟と叔父叔母など総勢10人位いたらしい。
子供達は、3人とも家で留守番をしていた。
手術が終了して、主治医が出てきた。
「予想より出血が多かったので、500ほど輸血しましたが、
腫瘍はすべて取り除く事が出来ました。
ただ、腫瘍が思っていたより大きかった事と、いくつかの神経を巻き込んでいた為、
それらの神経を切断せざるをえませんでした。・・・・」
そこから後は、医師が何をしゃべっていたのか、みんな良く覚えていないと言う。
腫瘍は、3~4cm程あったそうだ。