この日はきんめの切り身で「アクアパッツア」を作った。「奇妙な水」とかいう意味だとか。。なんだかおされだけれど、要は魚の水煮ってところね。残ったスープにパスタを入れて食べたんだけれどなかなかよろしくてよ。簡単で見栄えもよくワインがすすむ。旨し！
先日、鰻でも食べたいねぇ、とランチに出かけた。店の引き違い戸を開けると、ジモティーとおぼしきおっさんの団体が一斉に我々をガン見。１０分ほどでばらばらとお帰りになったが。。。(笑)座敷に上がると、襖に小学生レベルの画力で鬼？なまはげ？宇宙人？が描かれているのが否応なく目に入る。田舎の店に入ると時々、「な、なんだこれは。。」というのに遭遇するわね。(笑)注文したうな重は肝吸いでなくきも焼が乗っている。後は赤だしとおしんこ。ここは食べログでも評価の高い店なのだが、チョビ家の評価は☆☆っていったところ。南千住の尾花と比べる気はないが、せいぜいこんなところかな。鰻自体に脂は乗っているもののいかにせん皮が硬い。蒸さない作り方なのかなぁ。お箸で切ろうとすると身はばらばらになってもまだ皮が切れない。ご飯はたっぷりだけれど、たれが甘くてかかりすぎ。この日はついてなかったね。
益子に「とん太ファミリー」という店がある。なんだか人形劇の劇団みたいな名前だけれどここは手作りハムのお店。店舗の裏には作業場があり、お店に入ると奥から人が出てくると言ったのんびりしたお店。(笑)ロースハム、スモークたん、ベーコンブロック、チャーシューの切り落としを購入。切り落としがいろいろあるのでお買い得ね。あえ物にしたりチャーハンに惜しげなく入れようとチャーシューはそれにした。スモークたんは口の中で温まると脂が。。旨し！ビールでもワインでもよろしくてよ。チャーシューはシンプルな味付けなのでチャーハンにどっさり入れても出しゃばらずいい感じ。ベーコンブロックはポトフにしようかなぁ。それとも厚切りにしてソテーして。。。楽しみだ。これで２０００円ほどだからさすがに製造元だけあってお安い。しかし、うわさ通り店員さんがチョー無愛想だったのには笑えた。(笑)
今年のマユピの舞台はこれが始めだわ。「ＢＡＬＬＥＴ×ＤＡＮＣＥ comparison」去年、第一回めの公演で実力以上の役を踊らせていただいて恐縮！(笑)今年も声を掛けてくださいました♪今回は５月１４日～１６日までＡプロ・Ｂプロあわせて５公演、川崎アートセンター小劇場で開催。ひいっ！て感じだわ。なになに、「今回はクラシックバレエの代名詞・白鳥の湖・・クラシックとコンテの対比演出で上演致します。クラシック版はダイジェストでコンテ版は白鳥の影になる黒鳥にスポットを当て黒鳥目線からの作品をお届けします！」なかなか面白そうですな。ほとんどダブルキャストでマユピは四羽、ナポリ、パドトロアＶa、コンテのアンサンブルを踊る予定。コンテは日原永美子さんの振り付け。またまたお勉強になるね。スケジュールが合わなくてなかなかリハに出れないらしいけれど、怪我にだけは気を付けて頑張れ！
この辺りでは蕎麦は手打ちが当たり前。どこに入ってもそうはずれはない。土日のランチはネットで探した店をめぐっているが、この日は益子の「藤人」へ。ちょっと太めの田舎蕎麦ね。鴨つけを注文。これが合鴨でなく本鴨を使っているにもかかわらずたっぷり入っていた。かき揚げを１人前注文したら二つに切っておろしも天つゆも２つ付けてくれた。なかなかの気配り。。ご夫婦で経営されているようだが、息子さんが焼き物にはまっているという噂でなかなか可愛い焼き物が並んでいる。かえるさんとかロボットとか。。栃木ではこだわりのおしゃれ蕎麦屋は望めないが値段も安いしこれはこれでよろしくてよ。でもちょっと「いさと」や「日曜庵」が恋しくなってきたかも。。。
久しぶりにいいお天気だったこの日、１人でベルモールへ。ここまで１人運転して来られれば宇都宮駅まではほんの少し。駅まで来られればもう勝ったも同然。（何が？・笑）メガネを作って、夕食の買い物をしてぷらぷらウインドウショッピング♪ランチは「宮ステーキ」で。ファミレス的ステーキハウスって感じかな。ステーキソースは４種類から選べる。やっぱりここは「宮のたれ」でお願いしましょう。ワゴンに乗せた熱々の鉄板のステーキにジュ～ッとソースを掛けてくれる。ん～この味は「杣」のに似てるわね。お腹一杯で帰途に。家からおよそ片道３０分弱のドライブは私にとってまだ命がけの冒険よ。(笑)
この近辺は何もないところなのでスーパーマーケットはあっても「商店街」がない。昔はそうであったであろうと想像できる通りにも、魚屋・肉屋・八百屋などの基本的な店は既にない。で、食料品全般、豆腐はスーパーで買う以外にないということになる。人のいないところに単価の安い豆腐屋さんなんて成り立つ訳がない。先日、限界集落の話題をＴＶで見た。このへんも２０年もしたらそれに近くなるんじゃないかなぁ。車の運転ができなくなったらお手上げだもの。真岡に豆腐屋さん「豆三」を発見。日常的に買いに行くには遠いけれどついでがあればいいわね。お豆腐も美味しかったけれど、がんもどきが気にいった。味がわかるように炙って生姜醤油で食べたら、山芋の味がはっきり分かってお酒の肴にぴったりだわ。
いくらマユピが居ないからと言って、さすがにちょっとはひな祭りらしいものも作らないと呆けちゃうね。ちらし寿司と蛤の潮汁、菜の花の辛子和えを作る。桜餅も買ってきた。無言でもくもく食べている姫。。ちょっとさみしいひな祭りだわね。
今日はひな祭りね。先日マユピからＨＩＧＡＳＩＹＡの雛あられが届いた。ちゃんと姫の分もあるわ。なんて気がきく娘でしょ。(笑)今日は後でこれと桜餅でも買ってきてお茶にしよう。あ、姫の分の雛あられはもうないわ。渡したそばから開けて食べちゃいましたから。ん～、雛あられだということを認識してるのかどうか疑問。習慣、常識。。なんてものを超越しておられる姫のことですから、私ごときが理解できようはずもないわけで。何時もながら謎の姫でございます。(笑)
これは「松浦漬」と言うのだそうだ。酒粕にクジラの蕪骨（鼻筋の軟骨）を漬けてある。軟骨？クジラの？噛めるのか？心配は無用で鶏の軟骨よりはるかに柔らかい。とても乙な歯ごたえざんす。「熱々のご飯で。」というものらしいけれど、これをチビチビ舐めつつお酒がよろしくてよ。(笑)日本人はクジラの髭から歯や骨まで余すところなく食べたり加工したりする。昔から無駄に捕ってるわけじゃない。反捕鯨に熱心な某国はカンガルーをかなりの数駆除しているという。なんだかなぁ。ともかく日本の食文化は奥深いなぁと思った今日この頃。。