鯛しゃぶにしたのはこの子を頂いたから♪。宮城県のお酒「蔵王・大吟醸」。栓を開けた時からいい香り。呑んでみると大吟醸らしいフルーティーな香りに意表をつく重厚な味わい。。わぉ！「低温貯蔵・４年古酒」だって！これは「小林幸子」っていう感じね。半分飲んで冷蔵庫に戻した。これはこのまま何日か置いておくと「美空ひばり」になる予感が。。。言ってることがちと古いわね。(笑)次の日、鯛の残りで鯛めしと兜煮を作って１杯だけ飲んでみたけれど、思った通り落ち着いてきたようだ。楽しみね。
魚屋さんで結構りっぱな養殖真鯛がお安く出ていた。これは買いね、と３枚におろしてもらった。自分で下してもいいんだけれど、台所中に鱗が飛び散るのが目に浮かんだので魚屋さんにお任せ。(笑)まずはお刺身。皮目に熱湯をかけてちょっと縮ませてから氷水にイン。いい塩梅に仕上がったね。春とはいえどもまだ花冷え、、鯛しゃぶにした。いい日本酒を頂いたのでね。ほうれん草の胡麻和えとグリーンアスパラとうどのサラダ、胡瓜の糠漬け。〆は雑炊で。やはり魚界の女王、鯛はおいしいなぁ。今年は魚のしゃぶしゃぶの機会が多かった様な気がする。蟹、鰤、金目鯛、そしてこの真鯛。思えば牛しゃぶは一度もやってないわ。ともかく、旨いっ！
買い物に行ったら、この白エビ・・いやシルクエビスが目に入ったので買ってみた。ほほう、確かになんとなく、そこはかとなく、心なしか‘シルク’な感じ。。（なんのこっちゃ！・笑）烏賊大根、鮭のムニエル、新じゃがの皮つきフレンチフライ、ツナサラダなどで始めて、後半はスプマンテに。。さてそろそろ寝ようかと言う時間に、酔いがすっきりと冷めて、完全に覚醒してしまった。調べものがあったりしたので、なんだかんだやっていたらマユピが起きてきた。あれまぁ、久しぶりの完徹だぁ。朝ごはんを食べたら４時間ほど爆睡。(笑)「今日のお母さんは使い物にならないなぁ。」と、晴れ男さん。さすがに完徹はこたえるお年頃。。(笑)
晴れ男さんは今週「送別会ウイーク」。毎晩、誰かしらの送別会に出席。この時期は毎年こんな調子ね。この日の私の一人晩酌はこんなもので。。空豆と小鰺の南蛮漬け。新酒の季節も始まるし、そろそろ冷酒が美味しくなるね。
昨日はお引越しをされるAさんの送別ランチでプレーゴ・パスタ・バルへ。ランチコースとグラスワインを注文。前菜は「シェフの気まぐれ前菜」これはセミドライトマト、ツナ、ほうれん草のサラダ。バルサミコのドレッシングで。このほうれん草が売っているサラダ用のものと違って、肉厚で丸い葉っぱ。ちょっと野性的でおいしいね。パスタはポロネーズにした。なかなか濃厚なソースでよろしくてよ。これならワインは赤にすれば良かったかしらん。デザートは「キャラメルパンナコッタ」に。甘み抑えめでキャラメルの苦味が大人の味。想像していた以上に美味しいわ。これにコーヒーにバケットが付くからお腹いっぱい！美味しかったね～とぷらぷら散歩しながら帰ってきたら、ワンセグをお持ちのSさんが「延長１０回の裏よ！」「そりゃ大変！」とあわてて家に入ってTVをつけた。しっかり優勝の喜びをリアルタイムで分かち合えた！侍ジャパン、おめでとう！
もうそろそろ熱々な蒸料理もシーズンオフね。「かぶら蒸し」を作ってみた。上に乗せる青みの物がなくって、春菊の葉先を乗っけたけれどちょっとでかいわね。(笑)でも味は上々。お酒、塩少々、生姜汁少々で下味をつけた金目鯛の切り身に、すりおろした蕪、塩少々、卵白を混ぜてのせたら２０分ほど蒸して、和風の餡を掛けたら出来上がり。蒸し器さえ出すのが面倒でなければ、案外簡単な料理。蒸し器ってたいてい棚の高い所か奥のほうに入ってるもんだしね。(笑)ところでここで問題！残った卵黄１個はどうしましょ？マヨネーズを作っちゃうという手もあるけれど、この日はニラをさっと茹でて卵黄とおかかを乗せて「韮のお浸し」に。お醤油をたらしてまぜまぜして食べる。どちらにしても酒の肴になっちゃってる。(笑)
先日、義姉の知り合いの店「だいご」で飲んだ。小岩駅から徒歩１０分程の住宅街の中にある。土曜日の６時前で、まだ明るいというのに１５人ほどの席は満席。馴染みの常連さんばかりという、昭和のムードが漂い、居心地のいいなんだか落ち着いちゃうといったお店だわ。居心地のよさはまず、料理がおいしいこと。鰤大根がいいお味。刺し盛りは、赤貝、青柳、大トロ、うに、鯨、岩のり、、とてもいいネタ！旨いっ！それとのおかみさんのキャラの良さ。「ママ、ビール下さい！」「あいよっ！！」刺し身もおかみさんも大層生きが良い。(笑)カラオケもあるけれど、なんせ客層の平均年齢が７０才近いと思われるので、懐メロのオンパレード。(笑)今時ではちょっと異空間だけれど、美味しくて楽しかったなぁ。。
マユピの出演する舞台のチラシができてきた。「BALLET×DANCE ETERNITY」５月３１日（日）１６時開演、テアトロ ジーリオ ショウワ（新百合ヶ丘）にて。マユピは玉利智祐さんのコンテ「始動」、貞松正一郎さんの「アイガットリズム」、ドンキからヴァリエーションを踊る。ひさしぶりにボリュームの大きい舞台なので親のほうがドキドキだな。専門学校を卒業して「２年は好きにやっていい。その間にこれからの事を考えなさい。」と言ってあったのでその期限がこの春過ぎる。４月からバレエ団の特待からはずれ、今年の入団オーディションは受けず、ジャイロトニックのトレーナーの資格をとる。（これが１年ほどかかる。）今までどおりバレエ団からの派遣講師としてカルチャーの教えは続けて、昭和音大付属のバレエ教室のアシスタント講師の仕事も決まった。自分自身のバレエはレッスンを受けながらいい言い方をすればフリーのダンサーとしてやっていく。その上でやりたくなったら来年バレエ団のオーディションを受けるというこだ。ということで新しいマユピの１回目の舞台。頑張れ！
そろそろ、鍋もおしまいね。東京も今日、桜の開花宣言も出るらしいし。なのに今日は「牡丹鍋」。(笑)今年も晴れ男さんの先輩から猪を頂いたの。臭みはないけれど、豚肉とはやはり違う歯ごたえと風味。。味噌仕立てで作った。旨いっ！
宮部みゆき氏は好きな作家の一人。とはいっても貧乏性なので文庫の棚しかのぞかないから、ちょっと遅れながら読んでるのかもね。彼女は現代ものもいいけど私は時代ものが好き。先月「新人物ノベルス」で「弧宿の人」を発見。早速読んだ。ん～！泣ける！しかも号泣だぁ！久しぶりに本で泣かされた。晴れ男さんとマユピにも「読めっ！」と渡した。２人とも「これは涙が出ちゃって電車の中では読めない。」って。晴れ男さんは泣けてしまうので、最後のクライマックスの前で読むのを中断。でも今日は鞄の中に入れて行ったから、、、電車の中で本を読みながら涙しているおっさんがいたら、晴れ男さんかも知れない。