猫とお酒と田舎暮らし

東京下町生まれのチョビままが、田舎にお引っ越し。もれなく付いてきた野生児にして天然の姫(義母)との生活が始まった。。。

チョビの新しい生活

2010-03-25 11:35:39 | 
観葉植物の記事を書いた時、猫を飼っている方は「おや?」と思ったんじゃないかしら。実は2カ月ほど前からチョビは外飼いの猫になった。あまりに切なくてなかなか記事にすることができなかった。もともと気の小さな猫で、家族以外の人には拒否反応だし、動物病院では恐怖のあまり鎮静剤を打っても効かないくらいパニックをおこしたりする。家族に対しては飼い始めてから2度ほどくらいしか「シャー」と言ったのを聞いたことがないし(まとわりついてきたチョビのシッポを思い切り踏んだ時)、家族の誰の手にも引っかき傷など一つもない。それがある日突然私たちに襲いかかってくるようになった。目が行っちゃってる感じになり、思いっきり爪を立てるものだからなかなか血が止まらないくらい。また何がきっかけになったのか全く分からない。しばらくは追い回されて同じ部屋にいられなくなる。八つ当たりにしては原因が全く分からないし、なにしろ度が過ぎている。猫には珍しい痴ほう症かもしれない。。安楽死なんてとてもできないから外に出してみた。これで帰ってこなくなったらお別れなのを覚悟して。。そうしたら、どこへも行かなかった。「入れて!」と窓をのぞきこんで鳴き続けている。それなので午後になったら勝手口からパントリーの中にチョビの部屋を作って入れることにした。今は随分なれて朝になると「出して!」とパトロールに出かけ午後帰ってきて寝る、というスケジュール。発作的に凶暴になる時以外は何時も通りのチョビさんなのでなでたり抱いたりはできる。ただし部屋の中でいっしょに暮らすのは無理になってしまった。チョビと暮らすための猫ドァも、一緒に寝るために買い替えたセミダブルのベッドも無駄になってしまった。今日のように雨の日はパントリーにいる。あ、鳴いているからちょっと撫ぜてやりに行こう。