goo blog サービス終了のお知らせ 

蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

勝負あった?

2024-07-01 | 国際
とっくに不適格をさらけ出しているのに、なりふり構わず政権にしがみつこうとするところ、バイデンてこの国の首相にそっくりだね。あさましや。権力って、そんなに美味しいモノなのか。

かつてオバーマも、初めて大統領選の討論に臨んだ時は共和党のロムニーに大敗したが、その後盛り返した。バイデンはそういう具合にいくまい。オバーマは若かった。バイデンはトシを食ってる。食いすぎてる。

しかし4年前の予備選で民主党の候補者は、左翼ありアジア人女性ありゲイありと多士済々だったが、みんなどこへ消えてしまったのかね。花はどこへ行った。どれもこれも帯に短し、だった?

バイデンという老害が撒き散らす毒のせいで、枯れてしまったのと違うか。

もはやトランプ再選決定みたいな状況だが、日本にとってはその方がいい、などと言ってるバカがネットには多い。例の思いやり予算を思いっ切り増額しろとか、台湾有事には出兵しろとか要求されても、そんな太平楽を言ってられるのか。

1期めのトランプは、それでも2期めをにらんで主張を抑えるところがあった。3選はないから、今度はなんの遠慮もなくやりたい放題やるだろう。思いやり予算は1兆ぐらい要求してくるかもしれない。日本は米国の軍事予算にタダ乗りしていると思い込んでるんだから。

アメリカがトランプならフランスはルペン。西欧民主主義は風前の灯。

沖縄の海兵隊

2024-05-06 | 国際

ネットでちょっと気になる記事に出くわした。

かいつまんで言うと、オランダ軍の海兵隊が沖縄で行われている米海兵隊の訓練に参加していたってこと。同盟国でもなんでもないオランダの軍隊が、なんで日本国内で軍事訓練するわけ? できるわけ?

これ、どう角度を変えて眺めても主権侵害にしか見えないが、沖縄の当局はオランダ軍が来日していたことすら知らなかったんだと。つまり、米軍は公式には事前連絡してこなかった。ところが、彼らのSNSでは米オランダ合同訓練のことを報じてるそうだから、日本もナメられたもんだよな。

聞くところによると、沖縄はオレたちが戦争で勝ち取った地域であり、オレたちはこの島で一番エラいとの根強い思い込みが米軍にあるそうだ。だから日米安保条約などなんのその、大なり小なり条約違反が日常的にまかり通っているらしい。沖縄に関しては、日本政府が文句を言わないとも知ってるし。

ネットでこの件を報じているスローニュースなるサイトは、初めて訪問したのでどれだけ信用できるか知らないが、元ネタの沖縄タイムスは間違いなく信用できる。確か、極右の百田尚樹が叩き潰さなアカンとか言っていた新聞社だ。だから、信用できる。

それにしても不思議なのは、この主権侵害を本土のメディアがまったく報道しないことだ。右派の新聞や腰抜けテレビ局だけではなく、朝日や東京もまったく報じない。オランダのオの字も出てこない。沖縄米軍の違犯事例が多すぎて、もはや不感症になっているのだろうか。

沖縄県民が辺野古への基地移転に頑強にと反対するの、無理ないよな。


白旗

2024-03-10 | 国際
今朝の東京新聞によると、ローマ教皇フランチェスコが「白旗を掲げる勇気を持て」とウクライナに訴えたそうだ。

正気か。頭脳が老化して正常な判断力を失ったんじゃないのか?

「白旗を掲げる」とは、無条件降伏ってことだろ。なんで侵略されたウクライナが、太平洋戦争末期の日本みたいに無条件降伏しなきゃなんないんだよ。

このフランチェスコなるボケ老人、自分の地位に伴う影響力を自覚してんのかね。世界はすでに支援疲れ、なんて心ない傾向も見られる状況だ。そこへ持ってきてキリスト教の大親分が、抵抗やめろ、みたいな言い方したらどうなる。お墨つきが出たぞとばかりに、これ幸いと支援を取りやめる国が続々出てくることだろう。言うまでもなく、ウクライナの有力支援国はアメリカを筆頭に、ほとんどがキリスト教国だ。

いつまでも抵抗をやめないウクライナの方が悪い、戦争を長引かせる元凶だ……。世界の趨勢がこういう方向に変わったら、いちばん喜ぶのはプーチンではなく習近平であろう。次期米大統領ほぼ確実のトランプも東アジアに介入する意思はないし、いずれ台湾への武力侵攻が現実となる。そうなったら、日本も無関係でいられない。

そういや、日本政府は集団自衛権を含む安保法制の施行など、臨戦体制を着々と進めてますなあ。あれは日本に代理戦争をさせたいアメリカの意向なんだろうけど。

しかしいま、日本が中国と戦っても勝ち目はない。中国の軍事力はいまや、アメリカもしのごうって勢いだもの。そのとき、白旗を掲げる勇気を持て、とどこかのお節介ジジイに言われたら、アンタどんな気がする?

さてその日本政界では、相変わらず盛山文科相の首を切れと野党がかまびすしい。しかしこの人、いまじゃ旧統一教会と決別している、ていうか、むしろ敵対してるんじゃないの?

教団関連団体の推薦書に署名していたとか誰やらの演説に感銘したとか、やたらと旧悪がバラされるのは教団側の報復に決まってるじゃん。選挙運動に無償で協力して当選させてやったのに、教団の解散命令請求を出しやがって。

こうなると、盛山側もおとなしくはしていないだろう。そっちがそう出るなら、こっちも徹底的にやってやる。で、最後は旧統一教会解散。盛山に代わって教団に借りも恨みもない別人が対処するより、よっぽど良いではないか。

ハタ迷惑

2023-10-05 | 国際
米下院のマッカーシー議長が解任された。米議会史で初の出来事だとか。

解任動議を提出したのは、マッカーシーと同じ共和党所属のゲーツ議員。この人トランプ支持の保守強硬派で、解任理由は、議長が新年度までのつなぎ予算案で民主党と妥協したのが気に食わないからなんだと。

ワケ分かんないのは、解任に賛成したのが共和党では強硬派のたった8名だったのに対し、民主党は出席議員108名の全員なんだよね。つまり、マッカーシーを解任したのは事実上民主党だった。

その理由が、これまた奇怪。マッカーシーは共和党内保守強硬派の言いなりで信用できないってんだから、前議長も立つ瀬がないわな。気の毒に。

試みに、チャットGPTで質問してみたら、「民主党が賛成した理由は、政治的文脈や具体的状況に依存し、個別の議員や党の戦略に関連している可能性が高い」云々と、小泉進次郎サンの答弁みたいな回答が返ってきた。無敵のAIも困ったんだろうね。

マッカーシーと言うと、オレなんかまず1950年代にアカ狩りで悪名を馳せたジョゼフ・マッカーシーを連想してしまうが、ケヴィン・マッカーシー前議長はあの怪物代議士とは縁戚でもなんでもないらしい。しかし、あれから60年後、ジョゼフの生まれ変わりのようなトランプとその子分たちに悩まされてるってのも、なんだか歴史の皮肉っぽいね。

そのトランプは、来年の大統領選で共和党の候補者になることがほとんど決まりらしい。なにしろ支持率で拮抗する対抗馬が他にいないんだから。民主党もバイデンでほぼ決まり。どっちに転んでもアラウンド80のジイさんが核のボタンを握るワケね。

衰えたりとは言え、アメリカはまだGDP世界一のスーパーパワーだ。その国の政変が及ぼす影響は一国内に止まらない。日本は昔から、アメリカがクシャミをすれば風邪をひく国だった。党利党略でガタガタするのは、いい加減にしてほしいよ。

仲間割れ

2023-05-22 | 国際
中国もしたたかだねえ。ロシアからの原油輸入量が前年比9%増なのに、支払額は27%減だそうだ。つまり3割以上の買いたたき。欧米の経済制裁で青息吐息のロシアに対して、情け容赦なく足元を見ている。

クレムリンではプーチンが、さぞかしハラワタの煮えくり返る思いをしていることだろうね。むふふ。

かつて、同じ体制下で兄弟同然の仲と見られていた中国と旧ソ連が、国境を巡って突如、紛争を始め、実は近親憎悪に近い関係だと判明したのは、つい半世紀前のことだった。

あのころの2国関係は、どっちかというとソ連が共産圏の大親分、中国はその舎弟ってイメージだったが、いまや力関係は逆転。なんとかウクライナで勝ちたいロシアが、懸命に中国に色目を使っている。

旧ソ連時代の復興を夢見るプーチンは、その点でも悔しくて夜も眠れないことだろう。

ウクライナ侵攻がどういう形で終わるにせよ、戦後の中国とロシアがふたたびいがみ合いを始めるのは間違いないのと違うか。そもそも中ロが表面上、仲良しの振りを始めたのは、ここ十数年のことでしかないし。

一方、国内では長年蜜月を続けてきた自民と公明に、選挙区を巡って仲間割れの兆し。こっちも維新の伸長や国民民主の与党すり寄り(ヘドが出る)で力関係が変わったようで。

昨日の友は今日の敵。