すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

分断社会と自分が選び取らなかった生き方

2011年01月15日 | わたしがわたしが
「日本政策金融公庫は11月12日、 高校入学から大学卒業までに必要な費用が、 子ども1人当たり1059万円となるという調査結果を発表した。 高校3年間350万円と、 大学4年間709万円を足した額だ。」


「私立高校、 授業料無償化の恩恵なし ・・・・ 全国私立学校教職員組合連合調査」

 私立の学校では授業料とおなじくらいの施設設備費を徴収するため、 授業料だけ免除しても 滞納による退学者の数は変わらないそうです。

 払える家庭は補助や支援なしでも払えるし 払えない家庭は補助や支援があっても払えないということでしょうか。



『地元の優良企業に高卒就職して、 真面目に働き、 給料やボーナスをもらい始めているもう一人の自分を、 大学授業料を払いながら不確実な将来を見据える今のあなたは追い抜けそうですか』

「ともかく、 同年人口の半分が人生に躓けば、 残りの半分が支え続けなければならない。 同時に自分が選ばなかったもうひとつの人生経路の大きさと重要性に気付き、 社会の中での自らの役割を自覚することも求められている。」

        学歴分断社会の大学像第6回 吉川徹著 「大學新聞」新年号より
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