MASSIVE ACTION GAME βテスト！

最大256人による対戦が可能な前人未到のFPS「MAG」がいよいよ日本上陸！ βテストレポートをお届け
http://www.4gamer.net/games/093/G009301/20091130050/

PS3で256人対戦が実現された話題FPS、MASSIVE ACTION GAME(略称:MAG) のβテストレポートです。
時代背景は2020年で現代戦だが、乗り物系の存在感はそれほど高くなく、
あくまでも大規模な歩兵戦闘に比重がおかれているらしい。
βプレイではあくまでもAPC（装甲兵員輸送車） やヘリが出てくるのみらしいが、
もっとも、製品版ではもっと戦車や攻撃機のようなものが出てくるのかな？

国家対国家戦争ではなく、世界各地の大規模PMCである
VALOR（アメリカ系）・ RAVEN（EU系）・ S.V.E.R.（ロシア系）
の3企業が対立して紛争しているという設定らしく、使用武器もそれぞれのイメージ背景に準じている。
VALOR ならM4A1ライフル、S.V.E.R. ならAK74ライフルといったふう。


しかし、いいなー、256人対戦か。
リアル中隊規模！
戦場では銃撃戦だけではなく、衛生兵や工兵などもあるようで、
ここらへんはBF1942みたいに幅広いスタイルがあって面白そう。

4gamerの記事を見ると、1個分隊は8人で構成され、小隊長になると4個分隊を指揮でき、
中隊長になると4個小隊、つまり128人を指揮できるといった具合のようで。
いいなー、128人指揮とか！
軍ヲタの夢だな！
ぜひともチャレンジしてみたいもんである。
その際には私のことは大尉と呼びたまえ。


しかし、大規模人数のFPSといえば、いままでもたくさんの挑戦作がPCにはあった。
古くはTribes2 やBF1942 で64人対戦が定着し、5年前に発売されたJointOperations ではさらに150人対戦できることがウリであった。
まぁJOのほうはなんかB級作品にとどまったけども、当時はけっこうな話題タイトルであったのは確かだ。
また、128人対戦のものでいえばこちらも5年前のSOLDNER も忘れてはならない。
古くからのFPSゲーマーならあの悪夢のような一夜を覚えている人もいるだろう。
当時FPS界で隆盛を極めていた三大作、CounterStrike・ BF1942・ OperationFlashPoint それぞれの良いとこどりをしたとされていた超大作であったが、
実際にDEMO版が日本時間深夜から明け方にかけて配布されると　・・・　
ディスコネクティッ!!
ゾォドナー（笑）
夢は儚いものであると当時の2chのPCゲーム板住民は痛感させられたわけである。
（当時はPCアクション板がまだなかったので、FPSもPCゲーム板だった）

また、BF1942 の続編であるBF2（4年前発売） も本来は128人対戦の予定であったが、
諸般の事情から64人対戦としてリリースされ、最後まで64人対戦のままであった。


まぁ、このようにPCゲームにおけるFPS界では、64人対戦の壁を破ろうとさまざまな挑戦作、試行錯誤がなされてきたわけで。
もっとも、64人の壁を破ろうと躍起になっていたのはいまから4,5年前の2004～2005年あたりが最も活発であり、
現在では対戦人数の大規模化よりも他の部分の改良に力を注いでいるような印象である。
最近のタイトルでいえば、実は地味にArmedAssault が100人以上の規模をサポートしているのだが、
マイナータイトルだけにそれだけのプレイヤーが集まることもめったにないので話題にもあまり上がらない。

そんな中、256人対戦といういままでの常識からすると規格外の対戦人数を実現させたMAG には注目していきたい。
もしもMAG が大ヒットを飛ばしたら、また大規模化がブームになったりするのかな？
今作を皮切りに、色んな100人対戦以上のFPSが出てきたりして。

PCではなくPS3で出したってのもいいと思う。
恐らくそっちのほうが手軽さでPCよりもプレイヤー人数を確保できるので、多人数対戦を活かせるでしょう。


MAG の開発はSonyなので、XBOX360への移植は絶望的であるためプレイするにはPS3で買うしかない。
評判よさそうだったらPS3購入も視野に入れようかしら。
他にもPS3では、FF13・ MGS4・ デモンズソウル など、やりたいゲームがけっこうあるのよね。

MAG の発売日はいまのところ未定。
しかし、βテスト版が一般公開されたということは、そう遠くもないだろうと思う。
楽しみ。