Civ4 5人プレイ(5) ~ パワーゲーム ~

2008-01-04 20:35:31 | Civilization

Civ4、5人プレイレポートです。
前回分から読んでください。
Civ4 5人プレイ(1) ~ 華の都パリ ~
Civ4 5人プレイ(2) ~ 戦争の次の戦争 ~
Civ4 5人プレイ(3) ~ 独走へ ~
Civ4 5人プレイ(4) ~ 内燃機関 ~




とうとう日本と開戦し、緒戦の戦況俯瞰図。
日本軍が北上し、国境から目と鼻の先にあるフランス首都パリへ攻め込んでくる。
歩兵と機関銃兵を主体にしたフランス陸軍で首都防衛線を敷き、首都近郊が炎上する。

また、本来機動防御用に配備しておいた騎兵軍団をリヨンにいた歩兵部隊と合流させ、
騎兵隊20個と数個歩兵部隊からなる混成軍団にて東京へ攻め込み第二作戦地域を展開させる。
しかし、対日攻勢の主力部隊は混成騎兵軍団ではなく、ドイツ戦線でも活躍した歴戦部隊である海兵軍団であり、
圧倒的制海権を背景に15個歩兵部隊と3個機関銃部隊を日本の首都京都へ着上陸させる。
三方面にて作戦を展開することによって、日本軍の対応能力を看破する作戦である。

京都と東京の両都市にそれぞれ艦隊を張り付け、艦砲射撃にて陸の攻勢援護を行い、
開戦からわずか1ターンにして京都・東京の両都市は陥落し破壊された。



また、大陸の西海岸にて3つ目の艦隊を江戸に向かわせると、日本海軍のガレオンが3隻停泊しているのを発見。
即座に3隻とも撃沈する。
日本軍の輸送能力を奪うことに成功した。



ギリシャ 「日本を守るため宣戦布告する。」
ギリシャがフランスに宣戦布告しました!

開戦から3ターン目にして、ギリシャが参戦。
同時に、我が海軍の哨戒艇がフランス本土に向かうギリシャ艦隊を捕捉する。
日本の内燃機関技術がギリシャに渡ったらしく、ギリシャ海軍は最新鋭の駆逐艦だった。
速力も火力も我が軍のフリゲート艦では相手にならないし、逃げ切れない。
数隻の哨戒艇が沈められ、日本領海にて作戦行動をとっている艦隊と最低限の哨戒艇以外は全てリヨンに避難させる。

しかし2ターン後には、フランスでも内燃機関技術が完成。
8隻のフリゲート艦を駆逐艦にアップグレードさせ、ギリシャ海軍を迎え撃ち、
海上決戦にてギリシャ海軍の駆逐艦隊を上陸部隊もろとも撃沈することに成功した。

海軍の整備というのは、時間がかかる。
最近整備され始めたばかりのギリシャ海軍は数隻沈められただけで致命的損害となるのに対し、
フランス海軍はギリシャ以上の数が沈められているが、まだまだ30隻以上の戦闘艦が健在である。
制海権というのは、大昔から準備してきた方が優位性を確保できるのだ。



東京を陥落させた騎兵軍団は、そのまま大阪へと進軍させた。
すると、我が首都のパリに攻め込んできていた日本軍部隊は大阪を防衛する為に後退したので、
これを追撃するように我が軍の首都防衛隊も進軍し、騎兵軍団と合流させた。

また、京都を陥落させると奈良の防備が厚くなった為、海兵軍団は再び艦隊に載せ奈良を越し背後の江戸へ上陸させた。
江戸の防備は薄かったので、これも次のターンには陥落。
そして日本軍主力が集結した大阪戦線は膠着状態となった。

海軍が壊滅したギリシャからはもう脅威がない。


フランス 「さて、我軍圧倒的優勢のさなか、まだ続ける? 戦争。」

と、日本に対し降伏勧告を突きつけると、

ギリシャ 「ゲーム自体終わっても良い感じ。」
アラブ 「それはちょっと思う。」

と、各国がゲーム自体終了宣言をしたので終了ということにw
もはや一人勝ち状態だったし、このゲームは昨夜始めて、もう朝7時過ぎてたからね。
もうちょっと時代を進めてみたかった気もするけど、暇つぶしに暇人たちで始めたこの軽い試合に、
みんなそこまでの熱意はなかったので、西暦1862年、ここでゲームセットということに。


 


いやー、終わった。
ごり押しパワーゲームになったなぁ。
まぁ俺のプレイスタイル上、勝利パターンがこんなかんじのパワーゲームになるのは仕方ない感じ。
俺がCivで勝つときは、だいたい戦争による勝利である。



~ エピローグ ~

ゲーム終了から数日後、アラブと日本とIRCで感想を言い合った。





やはり、最初のアラブ・ドイツ対ギリシャ戦争のときは、アラブとギリシャは裏で非戦協定を結んでいたようだ。
北方で全く戦場の傷跡がなかったので不自然に感じていた。
また、最後の戦争の時にアラブに目立った動きがないと思ったら、
ろくな海軍がなかったので参戦せずに、ギリシャ・日本へ財政援助してたとのこと。
実質世界vsフランスだったようだ。

日本は、対ドイツ戦争に深入りしすぎて、ドイツ戦線で甚大な被害を出したことが最後の対フランス戦において影響したとのこと。
日本は生産力が低かったので、軍備の再生産にも時間がかかるのだ。


終了。
次回をお楽しみに。