Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

SONY ZS-SN10 BOOMBOX について

2021-05-02 11:02:18 | ガジェット

 今年のGWも緊急事態宣言が出ている地域がある。当地はまだ該当ではないが隣県の感染者数が連日過去最高を記録していて全く安心できない。ワクチンの接種が諸外国と比べて遅れている事もあり不満の矛先は日本国政府に向けられている。対策は個人任せという無策の状況下にもかかわらずオリンピックだけは強行するらしく首相は「開催するかどうかはIOCが決めるのだから、、」という始末。国民を守るという姿勢は感じられずちょっと恥ずかしい状況だと思う。N501Yウィルスの感染状況を見ても1週間ごとでも状況は劇的に変化している。二重変異ウィルスも気になる。

 

 SONY ZS-SN10 BOOMBOX はかつて(マニュアルの日付は2005年)北米、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポール、韓国、タイなどで販売されていたSONY社製CDラジオで日本国内では未発売。スペースエイジの末裔のようなユニークな形態の製品だった。

 

機能:プログラムリピート、ランダムプレイ、シャッフル、レピートシャッフル、MEGA BASS
入出力端子:オーディオLINE IN、ヘッドフォン
対応規格:ATRAC3plus、MP3
ラジオプリセット数:AM10局、FM20局、バックライト付きLCDディスプレイ
出力:2.3W+2.3W(RMS)
寸法:幅19.7in(500mm) 奥行9.1in(230mm) 高さ5.7in(145mm) 重さ(乾電池含む)8.38lbs(3.8kg)

 海外仕様なのでFMラジオの受診周波数帯は87.5〜108MHzで当地ではかろうじて地元の88.7MHzのNHK FMが受信できるだけ。AMは問題ないように思えたが選局は10KHz単位となっている。マニュアルによれば地域ごとで帯域最低(開始)周波数とチューニングのスキップが10KHzと9KHzとに分かれていて現在は10kHz毎になっているためこのままでは国内のチューニングはジャストの周波数にならずこれもちょっと具合が悪い。多局のプリセットや文字入力もできるしCDの曲名表示もある。入手したmanualの日付は15年前の2006年となっていた。ほとんどが集積回路化されて外部の部品は少ない。技術力があればFMの受信周波数帯を変更できるかもしれないが手も足も出ない。

 入手した個体の表面の傷は少なく機能にも問題ないが一部に黄ばみがあり美しい外観を損ねていた。昨年Videoshereで酸素系の漂白剤を用いて樹脂の漂白を行なってうまくいったのに味をしめてもう一度行ってみることにした。

  

 酸素系の漂白剤を買ってきてペーパータオルを被せたボディに振りかけて屋外に放置すること1日。

 

肝心の漂白剤は強風に煽られてほとんど溢れてしまったが24時間は放っておいた。効果は絶大で真っ白になった。スポンジたわしだけに留めていた取手とバランスが取れなくなってその後取手も漂白した。これで仮組みしてみると

上半分が今回の漂白だったのだがこんなに差が出てしまって結局全ての外装を行う羽目になって追加の漂白剤を買って来た。装着部品の多い下半分はそんなに目立たないだろうと行わなかったのだがやっぱり手抜きはだめだということで漂白だけで3日もかかってしまった。

   

 写真ではあまり変わり映えしないがかなり改善して漂白は完了した。やはり造形は美しく何か特別なギミックが隠されているような期待を抱かせる。次にRadioをどうするか。

 こういうアダプターを購入した。FM周波を14MHz低く変換して出力するというもので入出力のアンテナ線と車載用の12V電源線があるだけだが海外FM周波数帯が日本の周波数帯に変換される。さっそく接続すると一応稼働する。内部は見ていないが電圧は12Vが必要なようで最初は内部に組み込むつもりで購入したのだがちょっと様子見になった。AMの10kHzステップと開始周波数の変更は達成されていない。。

 ということでちょっと寂しい結末となってしまいました。次の一手はあるのだろうか・・。

 

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 


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