Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

アジアンベスパがやってきた!(10)

2015-07-26 12:19:31 | Vespa
 ステアリング軸には上下にベアリングとベアリング受け、泥除けカバーなどが入ります。始めに分解した時に下側のボールが転がりだしてきた!
拾い集めたのですが足りない。最初から足りてなかった可能性も十分に考えられます。リング状のベアリングと泥除けなどを入手。


タイヤを回転すると、、ローリング(?)。。これは予定外。激安ホイールが祟ったか、ブレーキドラムごと揺れてるのか?検証対応必要。

ボディーのレッグカバーからフロアの縁にはメッキモールがはめ込まれているができれば外したい。で外すと凸凹だしモールを固定してあったイモネジの窪みが付いている。
また歪みもあったので荒出しして叩いてみた。

この作業はボディーにも着手しろという背中押しになりました。

購入したハンドルを合わせてみるとやはりそのままでは装着できませんでした。
ハンドルには右側に前輪ブレーキ、アクセルとヘッドライトSW、左側にクラッチとシフトチェンジがくっついている。このハンドルは前輪ブレーキ、アクセル、クラッチの3系統はハンドル内にあります。シフトチェンジとヘッドライトSWは外に出ている。
前輪ブレーキワイヤーはハンドルホルダーからステアリング軸に入ります。アクセル、クラッチワイヤーはハンドルホルダーから外にでてチューブを通りハンドル近くからまた車体に入る。

未塗装のハンドルホルダーにはアクセル、クラッチワイヤーが出る穴は無いので現物合わせで斜めに開けました。
ハンドルホルダーが少し高い位置にあるような気がする。。かっこ悪いかも。
本体側のアウターケーブルも左右入れ替えねば。いずれ交換しましょう。

今日日曜日はそのほかにVESPAエンブレムとフロアーレールを除去しました。暑かったです。

小物を塗装して3日たちました。磨きにかかります。塗装が上手くいけば不必要な。
ホームセンターで買ってきた液体コンパウンドとシート。特にシートは初体験。

コンパウンドシートは3000、液体コンパウンドは3000,7500,9800
シートが貼ってある2重の台が優れもの。かなり考えられている(と思う)
仕事が済んで深夜テレビ見ながら磨きに勤しむ、、。結構ハマります。

ラッカー塗装では無かった楽しみだ。ウレタン、、いいよな~(志村けん談)。

また日曜日です。早いな~。今週は平日にBUMP OF CHICKENのコンサートに行ってきました。インテックス大阪。
場所もいいとこで、セットリスト(最近はこう呼ぶらしい)もおじさん好みで最高!良かったです。「太陽」感動した。

やっぱりハンドルホルダーが長すぎる。なんとかしてみましょう。

激闘2時間でこうなりました。

かなり、、苦労した。おまけに新たな問題も発生して少し悩ましい事になった。でもこのままスルーします。

 フェンダー類をオルビタルサンダーで磨いていたら突然不動になった。実は2回目。
前回は水分がエアーに混じってダウンしたかと思っていたのですが今回は違う、、。暫く様子見ていたが復旧しないので購入店のAPへ向かう。
 店員さんに症状を説明して店のコンプレッサーを接続すると、、何事もなかったように(やっぱり)動作する。昔流行ったマー、、、の法則。
でも手元のレギュレーターから空気漏れがあり、新品交換となりました。お店で新品交換品のテストをすると、、動かない!同じ症状。(思わず心の中で「やった!」ガッツポーズ)
もう一台と交換となりました。激安ドラゴンツールに多くは期待しないがでもね。。結果的にお店の対応は良かったです。新品は保証という特典付き。中古品専門者としては新鮮でした。

 前回失敗したヘッドライトリムの塗装。懲りずに違う塗料を買ってきた。

ちょっと期待を持たせる。でもこの種の塗料は一段と塗膜が柔らかい様子。やはりメッキのようにはいかない。

6VのACホーンも一度分解して組み直した。でもハトメはないのでハトメごと接着して裏蓋を閉じたという荒技。

テールライトも全く適合していなかった赤色プラスチックを赤色レジンで修正して

元々のソケットを利用して電球も固定した。

なんとか電装系が出来つつありますが、元が低品質なので作業していてもテンションは上がらず、、。でも愚痴は言うまい。










アジアンベスパがやってきた!(9)

2015-07-23 01:59:57 | Vespa
 塗装ガン使ってみてやはりうまくいかないので反省会。

・プラサフは穴径1.5mm以上は必要とのことだったが、面積が狭ければそれほどこだわることはない。
・2液性ウレタンプラサフはとても操作性が良好で扱いやすい。パテ付けは技術がいるが刷毛塗りは気が楽。でもある程度大きなひずみはやはり事前の板金パテが必要。

・今回の上塗りの評価は
  ・空気圧が高いときは塗料も多く出てあっというまに垂れた。ただ塗装面の光沢は十分にある。
  ・一方で厚みが足りない部分もあって塗膜厚が一定していない。
  ・粉を吹いたような所もあった。

・原因と改善策として
  ・レギュレーターは必要。0.35MPに設定、エアー圧を一定に。(空気圧を気にしないでいいようにしておく)
  ・塗料へのシンナー混合による粘度調整は最重要。webで見た「つーとんとん」を基準にする。(もちろん専用器具使用でもいいが、、無いので)
  ・夏場なので粘度はシンナーの気化ですぐに変化する。微調整は必要だが調整したものをカップに入れるように。
  ・塗装面の温度に注意。太陽光などで熱い場合は塗料はすぐに乾いてしまう。できるだけ低温で行う。その後に加熱する。
  ・ストレーナー使用を忘れない。
  ・塗料の排出量の調整は少なめが無難。少ない量を時間をかけて塗っていく。指感覚で調整しようとせずに常に引ききった状態で作業できるようにする。
  ・素人は一度に複数の物を塗らない。1点ずつ確認しながら進める。時間の余裕は十分にある。
  ・十分な明るさのブースを用意して塗り具合を注視する。
  ・ためし吹きは十分に。
  ・マスクは必需、頭にはタオルを。ミストを十分に撒き散らす(?)必要があるということ。
 
 改めてエアガンを整備した。プロからみたら廃棄レベルかもしれない。この辺が孤独な素人のつらいところ。一人で試行錯誤。

 台風近いのに晴天の土曜日の午後です。
 反省会を参考に再度行ってみる。一応320番で水研ぎして脱脂も。
 主剤160gでシンナーは「つーとんとん」になるように加えて一品づつ吹いてみた。塗装ガンは吸い上げ式の少し大きなタイプ。各種調整ネジが付いてます。

見事な柚肌(というよりこな吹き)になりました。表面が濡れないで樹氷のように毛羽立っていく。。
後で調べてみると粘度が高すぎ、シンナーが合っていない(今の時期は盛夏用)
とにかく塗料が表面に達した時には硬化していている。濡れていない。
対策としては温度管理、シンナー選択、塗料の粘度管理か。
実際の場面ではすぐにシンナー希釈を行う必要がある(と思う)試し吹きをしっかりと行ったのですが、、。ダンボールと太陽熱で温まったパーツでは状況が異なっていたようです。

でも「こな吹き」では塗料の垂れが無いのでかなり厚く塗ることができました。シンナーが飛んだ状態で(あまり硬くならない状態で)しっかりと研磨できた。
これら小物パーツはこれで完成とします。完全硬化(1週間くらいか?)したら磨きを入れます。
塗装はまだ続くけどまだまだ練習が必要。
 

アジアンベスパがやってきた!(8)

2015-07-18 10:25:43 | Vespa
 台風は去ったけど梅雨明けはまだです。
(昨年の今頃はBMW R26に遊んで貰ってました。最近は出番が少ないので寂しい思いをさせてます。)
といっても戸外の作業は暑くて辛いのでちょっとやって写真を撮っては室内に退避してブログを書いてる。。
(サンデーレストアラーのアタマに「へなちょこ」でも付けときます。)
プロの方には頭が下がります。

 計画では取り外しの出来る小物、パネルを板金塗装し、エンジン本体の軽整備、前輪サスペンション、ハンドル周りの整備まで行って仮組み、試験走行。
この段階で本体の塗装剥離にかかるか、プロに委ねるかを評価する、、事にしていました。
 特に前輪サスペンション部の塗装を行わないと工程が進まないのでそろそろ塗装の準備にかかります。

 届いたウレタンプラサフ

これで車塗れるよな??という量。でもホームセンターでスプレー買ってたらとてもこの値段では収まらない。
幸い近くに塗料専門店があるので時々利用しています。プロ仕様は安い。(、、、でもこのプラサフは通販)
以前に買っておいたものは硬化剤が硬化、主剤は分離していて使えなかった。塗料の長期保存はできない。
2台あるコンプレッサーは極小モデルなので並列接続するか、またガンは小さい穴しか使えないだろうからプラサフの厚塗りは無理かも、、などやる前からいろいろ考えてしまう。
とにかく行動せねば!!

 台風一過なのに曇りの日曜日。早朝は晴れていたのでウレタンプラサフを塗るつもりでした。
作業開始したとたんに雨!日頃の行いに問題ありかも、、。
 

 フェンダー類にプラサフを刷毛で(!)塗ってみた。主剤:硬化剤=5:1で混ぜてシンナーで希釈しないで。
混ぜた当初はこのままスプレーできそうなくらいの粘度だったのですが、刷毛塗りしているうちに気温が高いせいかすぐに固くなって塗りにくくなる。
カップにいれると揮発は抑えられるからこの傾向は抑えられるのかもしれない。
1ヶ月前くらいに塀を水性塗料でローラー塗りした。かなり粘度の高い塗料もローラーだと快適に塗れますし1回で十分塗膜の厚さが得られた。
フェンダー表面の研ぎ出しは全面に近いパテが必要かと思われたので能力の低いコンプレッサーを考慮して粘度の高いプラサフを刷毛塗りしたわけです。
これだけ塗って主剤200g。すぐに表面は固まるがウレタン硬化するまでは放っておく。
仕様書によると20℃の自然乾燥で2時間以上。塗膜厚120μm。化学反応で硬化するのに塗膜厚が関係するのかな?加熱すると時間短縮するから発熱反応か。

いい天気になりました。オービタルサンダーと手作業で研ぐ。ウレタンと聞くとかちかちのイメージですが、とても作業しやすい硬さ。塗膜の厚さと硬さは無関係かと思う。。

スプレーパテの名前通りのパフォーマンス。スプレーじゃないが。

コンプレッサーからのエアーに水分(油分も)が混じるのでフィルターは必需です。実はサンダーは初日1時間でこの水分でダウン(動作しない)でした。乾燥したら復帰してよかった。

 ついでスプレーガンでプラサフ吹きました。シンナーで30%希釈。しかしやはり後半は粘度が上がって出にくくなる。粘度を調整して少量をこまめにカップに入れて対応することにします。
カップは重力式、ノズル穴は小さい。前回使ったのはいつごろだったか?20世紀か??

ちょっと柚肌気味。もう少し希釈しないといけない。でも思っていたより厚く吹けました。
関東地方では梅雨明けしたようです。
今日も1日楽しみました。

 開けて月曜日、連休2日目です。この地方も梅雨明けしたそうです。
上塗りしてみる。。いよいよだ。でも小物だけです。
主剤240g、シンナー20%位。かなり余るので急遽ホイールも塗りました。分解、脱脂、若干のサビ取りして。
塗った後にガレージに針金ハンガーで吊るして乾燥硬化させた。



 残念ながら垂れました。でも気にしない。
 タイヤ、チューブと風呂に入った。

 実話です。。キレイになりました。経費節減のため。おかげで深夜畳の上で作業ができた。


久しぶりにサスペンション組み立てました。グリスアップ前なので座布団敷いてます。






アジアンベスパがやってきた!(7)

2015-07-05 08:24:46 | Vespa
 フェンダーの板金にかかります。
まず不要の穴をうめなくては。プロはどうやっているのだろう?
前からやってみたかったハンダを使ってみます。裏から金属のパッチを当ててハンダを流し込んで。
アジアンベスパの象徴だったフロントモニュメント(?)を外した穴3個

パッチはカッターの刃。クリップで押さえる。

久しぶりにペースト

大型ハンダ鏝。150W。21世紀になってから初使用かも。

こんなかんじです。


裏のパッチは泥が入り込まないようにシールが必要。
 古いフェラーリのレストアを見ると板金ハンダをバーナーと鏝で盛っている。今でもやっているのかわからないけど(板金ハンダがあるのか)金属を金属で補修することには興味があります。
 機会があればやってみたい。

 調べたら板金ハンダは結構記事がありますね。ハンダも入手できそう。

 貴重な日曜日の夕方です。ようやく解放されました。

でこぼこのフェンダーに「薄付パテ」です。すでにプラサフ吹いてるので。(「板金パテは金属に直接」、、の思い込みあり)

研いだ

またプラサフ吹いた。

またパテ盛り

またまた研いだ。恐竜のタマゴ様。

エンドレスの作業になる予感。。
もう一回盛って研いだ段階で諦めました。手触りは表面はつるつるなのですが大きなうねりが残ります。やはり板金段階で面を作らないとその後の作業は徒労。

 やっと8インチホイールが届きました。やっぱりインドから。発送は6/15なので丁度1ヶ月かかった。船便だとこんなもんなのでしょう。

2個で3800円です。やっぱり安い。しっかりしている(と思う)。。
もともと8インチホイール(名称不明)だったのですがこのホイールを使いたかったので前輪のサスペンションを交換しています。何故か惹かれる。

 ドラゴンツール専門店でエアーツール買いました。で久々にコンプレッサー登場。オイルが抜けてたしレギュレーターが割れてました。

切削粉はホースで誘導されて袋に貯まるようになっています。電動サンダーは幾つか購入しましたが(ホームセンターで。寿命は短い)エアーツールは軽いしこんな機能もある、、と感心した。

コンプレッサーは新品の貰い物。レギュレーター無しで使ってみると全く必要無い事にすぐに気づきます。このサイズのコンプレッサーでオービタルサンダーをフルに動かし続けるのはムリ。
でも塗装時には乾燥エアーがいるのでオイル除去共々フィルター付きレギュレーターは必要。
それでも休みやすみ行ってみたけれどもやはりエアーツールは効率が良い。

早く使えばよかった。。
実は台風の直撃で雨水が少し当たったら直ぐに(数時間)サビが出た。恐るべし酸性雨。