Decca Decolaがお嫁入り

やっとこさ入手したDecca Decolaの整備記録

BMW R26 メインテナンス その10

2014-09-14 21:00:54 | BMW R26
 暑かった夏(実際は日照時間はかなり短かった)も終わり、過ごし易い季節になりました。
この1ヶ月はずっとDax ST50ばかりでした。久しぶりにR26に乗ってみます。
 キック1発で始動し給油して走っているとどうも失火気味です。これはマズいと自宅方向に向かって暫く、停止しました。
出先のストップは初めてでしたが家まで100mほど押して帰りました。
 状況からガソリンが来ていないのだろうと推測し、BINGのキャブの整備はしていなかったので降ろしてみます。

底のボルトをはずすと

メインジェットが

少し小さいボルトをはずすと

スロージェットが見えます。(ネジ溝を舐めないように気合いを入れてゆるめる)
フロート等含めてキャブレターはなかなか綺麗で前オーナーが整備済みでした。
どうもキャブが原因ではなさそうです。

プラグをはずしてキックしてみると、、火花が飛びません、、、。
ポイントまでは6Vは来ており接点も問題ありません。
いやな予感がしてきました。

イグニッションコイルの導通をみると

2次側が断線しています。。うーん。。まいった。

2次側をほどいてあわよくば巻き替えができないか、、すぐに諦めました。農発じゃあるまいし、、。分解すると丁寧に巻いてありました。1段ずつ絶縁シートが挿入されて。
代替部品を早速手配します。

来ました。

$90送料別です。注文して1週間くらいで届く。。ありがたい。KLASSIC CYCLE STUFF という会社です。でもオークションで入手。
早速交換しました。でもキックしても火花が飛ばず。。日没サスペンデッド。

 数日たちました。
整備マニュアルの配線図をみても結線しか描いてないので詳細がわかりません。

結線図から61はダイナモ出力、51と30はつながっていてバッテリー直結、そして15はキースイッチからのコイルへの給電端子ということがわかります。(ここから先は不明。いずれ分解整備が必要になりそう)
 端子15とアース間電位は6Vあるので余計に混乱してしまいました。なぜ電圧がかかっているかは不明ですがここに電球を繋いでも点灯しないのです。ということは電力は来ていない、、。結線は白コードなのでライトボックスまで追ってみると

キースイッチ出力に直結されています。この部分は以前に自分で配線整理した所です。案の定コネクターではずれかかっていました。

一番右が端子15です。テスト電球が点灯するようになりました。

かかりました、、。イグニッションコイルの断線も自信が無くなってきました。でも安心が増えたと考える事にします。





Dax も来た!(8)

2014-09-07 22:37:04 | Dax
 折り畳みのくるくるハンドルを移植します。
しかし折角の日曜日でしたが行事が入ってあまり作業が進みません(フロートバルブも来ないし、、)。

まず今の固定ハンドルのウインカーSWを移植します。プラスネジ1個でとまっています。

慎重にはずさないと中からパーツが飛び出します。

ウインカーSWのケースにすべてのパーツを組み込んでから折り畳みハンドルに固定されている金具に戻します。幸い同じ金具でした。
この作業は10回は失敗しました。。

テスターでウインカーとホーンの導通を確認します。

火曜の午前中に少し時間があったのでハンドル交換です。
昨夜は中秋の名月 串団子食べました。

外した固定ハンドルのブリッジの裏です。数センチの厚さのスペーサーが入っています。

取り付けました。スペーサー分固定軸が飛び出したわけですが「くるくる」に収まりました。
しかしコネクターの形状が異なっています。移植したウインカーは問題ないのですがヘッドライト切り替え側はちがうのがついていて移植できません。
コード類を収める外皮も劣化していますのでコネクター共々交換することにします。
それにしても、、キュートですねぇ。。ご主人さまの周りをかけまわる犬っぽいバイク。

アクセルハンドルはまだ汎用と思われるものをそのまま移植しています。分離型のアクセルケーブルはなかなか入手難ですが辛抱強くオークションを眺めています。

この状態で走ってみるとやはり固定ハンドルと様子が異なります。分離式から替えた元オーナーの気持ちも分るような、、。
でもそのうち慣れる?
キャブレターのトラブルも解決しました。もうひと息です。


Dax も来た!(7)

2014-09-02 20:13:07 | Dax
エンジンより後ろの整備にかかります。
といっても分解掃除と後塗りホイールをオリジナル風に戻す地道な作業。

困ったのはエンジンのカバーをとめているネジが回らないこと。久しぶりにインパクトドライバーの登場。

スプロケットをとめているボルトの着脱はどうするのだろう?くるくる回るので適正な締め付けができません。チェーンかけてするか?

リアウインカーレンズは違うものがセロテープで固定されていました。オークションで純正部品が手に入りました。
そんなに高価ではないのですが塵も積もれば、、。フルメンテされたダックスが高額なのも頷けます。
後輪周りの掃除(整備と脱色、着色)が終わりました。

キャブレターのオーバーフロー対策と平行して進んで(?)います。この状態で走ると以前より軽快に走ります。エンジンも良くふける。
昼はまだ暑い日が多いのですが夜中は涼しくて気持ち良く走れます。ダックスは乗っても楽しいバイクでした。
来週からハンドル周りにかかります。