JBL SA600の修理中にJBL L75 メヌエットに搭載されてるJBL LE8Tを破損させてしまいました。
もともとボイスコイルが擦れていたので何時かは修理しなければ、と思っていたのですがついに導通が無くなり万事窮す。ボイスコイルを取り出してみます。
LE8Tのボイスコイルが切れたのは以前修理した経験があります。その時は引き出し口近くの断線だったので、ボイスコイルを1ターンほどいてなんとか接続して対応した。今回もそうなるかな、、と考えてエッジとダンパーをはずすと、、どっひやー!!
何が起きたのか??はじめはよくわからなかったのですがボイスコイルのボビンが焼け落ちて(!)ギャップにアルミ製ボイスコイルが詰まっていたという惨状。かなり高圧のDC(20Vくらい)がかかったみたい。エッジワイズアルミ線を引っ張り出して撮影。凄すぎる光景。。
気の済むまでギャップを掃除しました。
ネット検索するとボイスコイルの供給もあるみたいなので早速注文、翌日には届きました。マニュアルは入ってなかったので自己流でやるしかありません。。大丈夫だろうか??
古いボイスコイルとセンターキャップをシンナーで接着剤を溶かしながらはずします。センターキャップはもちろん再使用します。
試適してみて
一緒に買った接着剤で固定。
ボイスコイルからの引き出しリボンはアルミではないのでありがたいことに半田付けできます。センターキャップでショートするかもしれないのでコーン紙に切れ込み入れて接着剤で覆って
今までの引き出し線を切り取り裏に引き出したリボンに半田付けします。
このJBL LE8Tは初期のゴムエッジ(ランサロイだった?)もかなり劣化が進んでいてもう交換の時期なのはワカッテマス。しかしパッシブラジエーターとともに4本交換は気が重く今回は接着剤での破れ補修というしょぼい対応となりました。
エッジとダンパーを接着します。ギャップとボイスコイルの間に紙を入れ込んでスペーサーとしてます。低周波発信機とアンプを繋いで擦れてないか確認。
センターキャップを戻してエッジを補強して完成。乾燥を待ちます。
エンクロージャーに戻して完了。早速聴き比べてみる。。やっぱり低域の出方は異なります。破れエッジを接着剤で補修した関係でfoがかなり上昇したため。エッジ交換などは両ch行うのは常識。まあしばらく様子見だ。
久しぶりに両chクリアーな音で聴けてよかった。
瀕死の重傷からなんとか生還しました。
お読みいただきありがとうございました。
後日談
知人の「Marantz 7」を修理中にノイズが発生して「Model 2」に接続していたもう片方のLE8Tが断線しました。ダンパー、エッジを外して分解するとやはりボイスコイルが焼けていて焼失寸前だったのがわかりました。今回のノイズがダメ押しだったよう。1個余っていたボイスコイルと交換しました。
センターキャップを留めている接着剤をウレタンシンナーで溶かして外しましたがなかなか難しく結果的にランサプラスを少し痛めてしまった。溶解剤の選択の余地ありかも。
もともとボイスコイルが擦れていたので何時かは修理しなければ、と思っていたのですがついに導通が無くなり万事窮す。ボイスコイルを取り出してみます。
LE8Tのボイスコイルが切れたのは以前修理した経験があります。その時は引き出し口近くの断線だったので、ボイスコイルを1ターンほどいてなんとか接続して対応した。今回もそうなるかな、、と考えてエッジとダンパーをはずすと、、どっひやー!!
何が起きたのか??はじめはよくわからなかったのですがボイスコイルのボビンが焼け落ちて(!)ギャップにアルミ製ボイスコイルが詰まっていたという惨状。かなり高圧のDC(20Vくらい)がかかったみたい。エッジワイズアルミ線を引っ張り出して撮影。凄すぎる光景。。
気の済むまでギャップを掃除しました。
ネット検索するとボイスコイルの供給もあるみたいなので早速注文、翌日には届きました。マニュアルは入ってなかったので自己流でやるしかありません。。大丈夫だろうか??
古いボイスコイルとセンターキャップをシンナーで接着剤を溶かしながらはずします。センターキャップはもちろん再使用します。
試適してみて
一緒に買った接着剤で固定。
ボイスコイルからの引き出しリボンはアルミではないのでありがたいことに半田付けできます。センターキャップでショートするかもしれないのでコーン紙に切れ込み入れて接着剤で覆って
今までの引き出し線を切り取り裏に引き出したリボンに半田付けします。
このJBL LE8Tは初期のゴムエッジ(ランサロイだった?)もかなり劣化が進んでいてもう交換の時期なのはワカッテマス。しかしパッシブラジエーターとともに4本交換は気が重く今回は接着剤での破れ補修というしょぼい対応となりました。
エッジとダンパーを接着します。ギャップとボイスコイルの間に紙を入れ込んでスペーサーとしてます。低周波発信機とアンプを繋いで擦れてないか確認。
センターキャップを戻してエッジを補強して完成。乾燥を待ちます。
エンクロージャーに戻して完了。早速聴き比べてみる。。やっぱり低域の出方は異なります。破れエッジを接着剤で補修した関係でfoがかなり上昇したため。エッジ交換などは両ch行うのは常識。まあしばらく様子見だ。
久しぶりに両chクリアーな音で聴けてよかった。
瀕死の重傷からなんとか生還しました。
お読みいただきありがとうございました。
後日談
知人の「Marantz 7」を修理中にノイズが発生して「Model 2」に接続していたもう片方のLE8Tが断線しました。ダンパー、エッジを外して分解するとやはりボイスコイルが焼けていて焼失寸前だったのがわかりました。今回のノイズがダメ押しだったよう。1個余っていたボイスコイルと交換しました。
センターキャップを留めている接着剤をウレタンシンナーで溶かして外しましたがなかなか難しく結果的にランサプラスを少し痛めてしまった。溶解剤の選択の余地ありかも。