ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 ヘボちゃん交尾小屋:サテアンの御掃除… 』

2023-12-27 13:38:36 | 日記

             

昨日は最近にしてやや気温が上がった。 思い出したようにガラスハウス:My サテアンに向かった。 先ずは、2棟目のサテアン:蘭舎小屋。床を掃除し、冬越し中の『イワチドリ』に水を遣る。 植物とて冬でも水分が無いと凍傷に会い死滅してしまう。今年の猛暑は史上最悪だった!!! 私の師匠の所で猛暑に会い絶滅状態に近いという・・・それ程の猛暑の連続だった。

元々、和歌山、熊野灘に育成していた小型野生蘭。水を滅法好み原生地では大きな滝壺の岩の割れ目に生息しているという。これを長い間交配に交配を重ね今日に至っている。今日ではこの滝壺や岸壁に入る事は禁止されていた貴重種のグループとなっていてその年月は半世紀にも及ぶ。我は今年、運良く、新しい用土を見出しこれがマンマと当たり猛暑にも関わらずその被害に逢わなく初冬迄葉が青々していた!!! 生育はこの用土のお陰で助かるという前代未聞の奇遇に出っ化した。 毎年、数10万円の投資をしてきたが、ここ最近全滅状態で大金をドブに捨てている年月が続いていた。年明けから始まる芋掘り、植え替えが楽しみである。

ここ2週間の寒波でヘボちゃん交尾は音なしの構えとなってしまった。 あの轟音が全くない!!! 地面には、ヨロヨロの雄蜂と交尾し損ねた女王蜂がウロツイテいる。可哀そうだが、これがか彼女等の運命でもある。こうして世代交代が始まった!!!次世代は交尾した新女王蜂に委ねられた。。。。。その多くは、老い耄れ爺が仕掛けた新聞紙トラップの中で昏々と眠っている。

さて・・・・

一時的交尾小屋になったガラスハウスはあの凄まじい羽音で賑わしていた雄蜂の死骸や寿命間もない雄蜂とホンの僅かな働き蜂の最後を飾る季節となった。 地面には累々と死骸や寿命間もないヘボちゃん達が転がっている・・・ 一部腐敗し始めた御仁もあり、少々異様な臭いを発しつつある・・・ 気温も若干上がっので交尾小屋の掃除をした。 まだモゾモゾと動いている御仁も居たがお掃除させて貰うことにした。先ずは、成虫の排除から・・・ そして、戸を開け、サッシやレールに溜まっている児捨てされた死に体を高圧水を使って洗い流す!!! この子捨てされた腐敗死に幼虫は異臭を発しつつあった!!! レールには山ほど溜まっていて水圧を掛けると腐敗臭いは一気に治まった!!! 床面には箒を掛け出来るだけ死体を履き捨てる算段をした。 そして、飼育箱を出すもこれがメッチャ重い!!!ヨロヨロしながら5箱外に出す。序に生育の出来栄えを覗いて見た!!! 雅かいるとは思っても居なかったピンちゃんは想定内で極々普通のサイズに・・・ そして、通いの劣る『軍』ちゃん。こんなもんだろう? 第2サテアンに入れた『軍』3巣は、想定内だった。何れも加藤式飼育箱の底近くまでワヤ底面が出来上がっていた。No1のコロニーには、まだ、かなりの雄蜂と働き蜂が居たので十分に見る事は出来なかったが、流石に、巨大巣に!!!! 此処まで来ていると王台6枚は堅いだろう!!! 他の2巣コロニーもやや下回るサイズで中々の出来合いだった。

こうして、あの轟音が鳴り響いたサテアンンも静けさの中に納まり後は、交尾した女王蜂の湿度管理をしていけば来春十分に太刀打ちできる、女王蜂を山野の放すことが出来るだろう・・・放蜂のタイミングが極めて重要でこれは来春老い耄れ爺の最重点課題の一つになる。。。。。

こうして爺のメインイベント終わった。 1~2月は、女王蜂達寝姿撮影が待たれるがこれも爺の冬季重要作業の一つになる。 残念ながら、今年は、山岳地帯の貴婦人『キイジス』の捕獲は出来なかったが、異種間交尾作戦は来年に持ち越される・・・ 歳を追うごとに、亜高山帯に『キイジス』の生息が見られなくなり地球温暖化に対する危惧は膨らむが、老い耄れ爺が生きている間に回復は見込まれるだろうか? 乗鞍高原からあれだけ生息していたこの種『キイジス』が姿を消してしまった事への主原因が何だったのか知る由もないが、残念でならない!!!人間共の温暖化加速源でないことを祈るばかりである。。。 そして思うにあれだけ居た Oregon  の『キイジス』、果たしてどう展開されているのだろうか?  近ければ直ぐにでも出掛けて現地調査して見たいものである。 また、思う!!! Ilan Teheran  のあの公園で見た『キイジス』はその後如何様に展開してるのだろう?天敵が極めて少ない当地だと想像するが、どうなっているんだろう? この地球上には、まだまだ、神秘の世界が残っていて欲しい!!!

 

 

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