ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 日本昆虫記 ⅲ 』

2024-05-13 13:14:58 | 日記

             

最近本を読まなくなった。 それでも、未だ、御本には関心がある!!! 先日は、HNKの放送大学を見ていたら菌類、粘菌類の学術的裏付けを付した放映をしていた。今、写真の延長路線で菌類や粘菌類に関しその気味悪い風体に被写体として関心を持っていて少々突っ込みを考えている。実に奇妙な生活史を描いている・・・これが格好な被写体として興味深い!!!この類の先駆者と言えば、故人南方熊楠と言う凄い人が居た。。。先人の功績を尊敬しつつお零れ頂戴?として、題材として肖りたいと考えつつある・・・ 偶々京都大学の先生が講義していてとても興味深かった!!! 放映の終盤でテキスト擬きの本を紹介していた。 題して『植物の科学』と言う本だった。@4000円近くもする高い本だったが、丸善に問い合わせると購入できるという・・・  1週間程して手に入った。

まだ、本格的には読んでいないが、追々エンジンを掛けようと思っている・・・

学術書と言えば、ヘボちゃんに関する本が多い!!! 上は『昆虫学辞典』、もう20年も前に手に入れたがこの本は厚さ14~5㎝もある辞典で大学の教科書として使われているという。非常に素晴らしい本だ!!! 知る限りでは、足助のヘボ会・会長を長くされた故安藤さんの蔵書にも加わっていた。この学術書を最高峰に故松浦先生の御本も多い!!! 中に今では先ず手に入らないだろう?『昆虫組織図説』と言う手書き解剖図鑑?と言うのも加わって居る・・・この本は確か@30000円近くした古書だった。昆虫の體の事を知る上では必須の本と言えるだろう?

そして先日思い出した『日本昆虫記』ⅰ 「ハチの生活」 と言う名著がある!!! これは昆虫のシリーズもので講談社から出ていたがもう絶版で手に入らない!!! 

この続き本『ハチとアリの仲間』ⅲ を発見手に入れた。 昨今中々見る事が出来ない本になり寂しい限りである・・・

 

段々に体が動かなくなり出し、家に居る時間が多くなり出した・・・ 時折、思い出したようにこうした先輩達の学術書に触れると何となく落ち着く・・・

こんな事を書き出したのには少々訳があった!!! 今、庭木の手入れが始まり出し、目下、『赤松』のミドリ摘みを毎日している・・・ 赤松も100歳近くになると老木と言えるだろうか?皮肌が、亀甲紋様に瘤瘤としてくる!!! 早いもので、我が家に遣って来て50数年も経った!!! 貫禄の瘤瘤がよく判る・・・ この作業中、何処で付いたか小型『ゾウムシ』?の仲間が服かズボンに着いたのだろう? 家の中で動くものを発見した!!! コイツは昔からどうしても撮って置きたい蟲さんで海野さんの『小諸日記』で暫し見て来た!!! シメタ!!!と思い、今、野菜と水を与えながらモデルさんをして貰っている。年中動き回っているので画像に収めるには厄介な蟲さんだ!!!!!目下、夜間丑密時を狙って撮影を試みている。 もう少し、動きが無くなってきたら『深度合成』で納めたい!!!と思っている。 そして、こうした貴重な被写体はFoveon 撮像素子で撮りたい!!! 深夜の作業で中々難しいが挑戦あるのみ!!! 中々トッポイ顔していて興味深い!!! 体調、1㎝にも満たない被写体故普通のレンズで撮るのは中々困難!!! 頭を捻りながらの悪戦苦闘!!!  この剽軽顔を見ると拍手を送りながらニヤニヤしたくなる!!!

 過って山で一度見たことがあったが、此奴の生態系はよく判らない!!! 又また、『冬虫夏草』と併せ、蟲サン沼に引き摺り込まれそうだ・・・  南方熊楠の生き様にも魅力を感じるので今年は『粘菌』を求めて最後の山歩きに入る事になるだろう・・・

 

 

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2 コメント

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Unknown (村夫子BUN)
2024-05-14 08:25:25
Oさんお薦めの「唐ーユーラシアの大帝国」で悪戦苦闘していますので、
取り敢えず『日本昆虫記』ⅰ 「ハチの生活」を注文しました。
ゾウムシ、珍しいんですか?
この辺りには普通に居ますけど…。
Unknown (極楽蜻蛉)
2024-05-14 12:12:48
ヘボちゃんを愛する御仁はこの世に多い!!! だがこの子達の生態について語リ尽くせる御仁には中々出会えていない。 もう昔の話になるが故ドクちゃん位だ!!! この人は別人で嵌まり込むと前後見境なく突っ込んできた。この蜂狂さんの刺激もあり私の『 shy ・・・the Vespula ・・・』、『(同)続編』が生まれた・・・ だが、残念ながらこの『続編』を理解できた人には未だ過って出会ていない!!!
もう忘れてしまったが『続編』求めた蜂狂さんはほんの一握りでこの世界はこの程度のレベルなんだろう?と感じ入った記憶だけが残っている。

この時代、この世の文献を漁っていた・・・が、中々、出合えなかった!と言うより無かった!!! 
今でも思うが、岩田さんの『ハチの生活』は名著だと思う!!! 昔、昔、武蔵野の野原を駆け巡り自分の脚で稼いだ賜物が、多々、書かれている!!!蜂狂なら必読の書!!!と言えよう・・・

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