我が家には2タイプの『ツワブキ』がある・・・ まだ健在だった頃婆ちゃんが実家と京都から集めてきたものである・・・ 実家から貰って来た『ツワブキ』は希少価値がある斑入り品で芽出しから初冬にかけて美しい葉芸を披露してくれる・・・京都のお寺さんから頂いてきた品は斑入りではないが繁殖力が強く、玄関先の彼方此方に子孫を増やしている。 晩秋から初冬にかけ黄色の花を咲かせ多くの昆虫:蝶やセセリチョウ、花虻に花蜜を提供している。花後の今、綿毛を作り我が家の玄関先の風物詩を提供してくれる・・・
婆ちゃんが残してくれた遺品の一つで大事にしている・・・ 寒中の最中『シュウメイギク』同様最高の鑑賞物になっている。
これから期が熟すと綿毛が飛び出し庭の各所にこの子孫を振り撒いてくれる・・・その内に玄関先は『ツワブキ』の植生で満たされるだろう?何れも綿毛の先には小さな小さな種が存在していて綿毛の力でフワフワと周辺部に飛び散り子孫を増やしていく・・・
斑入りのツワブキは見た事がありません。
ツワブキって聞くと「断崖の柱状節理…」が直ぐ浮かびます。
黍生山には歩地爺さんお気に入りのコウヤボウキの綿毛が沢山あります。
こんなに沢山残って居るのは記憶にありません。
歩地爺さんのブログと勘違いしてしまいました。
歩地爺さんのお母さんも去年106歳で逝去されました。
断崖の柱状節理石蕗(つわ)の花 歩地爺
山陰中央新報の年間賞を取った句です。
当初婆が3か所に植えたのだが今では7か所に広がり玄関先を埋めしつくしつつある・・・近い将来、足元は「ツワブキ」で埋め尽くされることでしょう?そして、此処には斑入り葉も点在した名園になるかも?
婆の4姉妹、斑入り葉を夫々庭に植え同じように育っているという・・・何れも斑入り葉だという・・・
祖先が残してくれた宝物です・・・