ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 北陸への旅・・・ 』

2024-04-13 12:22:24 | 日記

             

4/11、12 久し振りに北陸への旅をしてきた。北陸:能登は元旦から大地震と言う災害を受け大変な騒ぎになっていることも承知で旅だった・・・ 気持ち的には幾らかでもお金を落としてやり救助の気持ちもあった・・・

目下、倅が航空自衛隊の戦闘機の嵌っていて非常に膨大な諸資料を持ち、諸知識も兼ねたマニアの一人でもある。その中の一つに戦闘機の画像撮影も含まれている。依ってこの辺の航空祭や諸外国との合同演習などあると岐阜であれ、浜松、小松、百里等々何処でも出掛けこの方面の勉強をしつつある。岐阜、小松、そして百里基地等はオテノモノでよく出掛けている。この恩恵を受け、老い惚れも岐阜へは2度連れて行って貰った。そして、今回はその流れ一つで小松基地への訪問となった。

戦闘機の撮影となると正直、老い惚れとてワクワクする!!! 況してや小松基地ともなると前線の中でも先端を走る基地故航空機の数たるや半端ではない!!!も彼是5~6回も出掛けている倅、『どうかねェ~~~』と誘ってくれた。気持ちの上では北陸地震への微々たる貢献も考えていたので便乗することにした・・・ 小松基地は能登半島の入り口に位置していて戦闘機だけでも50数機を持った沖縄、千歳に次ぐ重要拠点に位置付けれれているらしい・・・ 少々気分が乗ったので連れて行って貰った。

158号線を上り、飛騨高山から清美に出て、北陸縦貫道を只管北上する。トンネル、又トンネルの対向車線だが高速は只管北陸地方に向かう・・・ この高速道は清美~岐阜方面への使用は数回あるが、北陸方面への通行は初めて。内心ワクワクしながらの乗車である。 凡そ95パーセントがトンネルと言う高速で何となく政治路線気味の感を抱いた。でも中部圏から裏日本に抜ける重要観戦で造りは抜群! 後世代に素晴らしい資産を考えてくれた感はイガメナイ? この御利益に肖って使わせて貰った。高山経由清美から1時間少々でもう金沢に付いた。 金沢からやや北上した所に小松市がある。今日はここの航空自衛隊のお世話になる・・・ もう空港に近づくと大きな爆音を上げた戦闘機が次から次へと北の海方向に向かってボコボコ飛び立っ腹の滲み亙る爆音の底に滲み亙る爆音は気持ちがイイ!!! 今日は百里基地からも5機ほど来ているので賑やかになるらしい? もう30分早く着いていればこうした早朝からのトビたちにも肖れただろう。

 つづく・・・(用事が出来てしまった)

   留守したりすると野暮用が溜まり何かと矢鱈忙しい!!!

時間が少々経ったので要点だけを簡潔にしよう・・・

北陸への旅は、倅の行動に便乗・・・連れて行って貰った。 昨今は脚も弱くなり、また、気力も失せ始め出しているので富に外出が億劫になってしまっている。 北陸支援も手伝い頑張ることにしたのだ・・・

これ迄戦闘機撮影と言えば岐阜基地だった。 小松基地は多分沖縄に次ぐ前線基地で規模が違うという話を聴いていてので内心ワクワクしての参加だった。小松空港に近づくと爆音が凄い!!! 話の通りだな!!! 気力が漲ってきた。

3階のデッキに行くとそれ程は混んでいなかった。 直ぐ様場所取りが出来、先ずは、椅子を置く!!! 昨今長時間の長居となると椅子は必須備品!!! これにデンと腰を下ろし、身の確保を図る。旅客機や戦闘機がボコボコ飛び出していた。 気持ちは高鳴る!!! 用意してきたOlympus EM1-Xに望遠レンズを付ける。 望遠レンズは使い慣れた40~150㎜望遠ズームレンズに2倍のテレコンを付ける。300㎜撮影が出来る!!! 100~400m望遠もあったが重たいので此方を選んだ。 流石、小松は飛行隊が3隊あるので迫力がある飛行訓練をしていた。そして、民間機も出入りしてるので此方もその気があれば撮影できると言うオマケが付いていた・・・ 正直、興奮の連続だった!!! まだまだ、航空機を撮るには未熟腕前故色々とパニックを抱える!!! 先ずは、この地は白山を真正面に見ながら逆光と闘わなければならない!!! これはかなりハードルが高く、写真撮影の基本に逆らうことになる。この克服をどうするか?絞りと+-の関係を色々と試みる・・・ その内に、何処のどのボタンに触れたか?連写モードになりこの対策に苦戦し出した!!! どうしても解除出来ない!!! このカメラ偶にこのような異常駆動を取り出すことがあった!!! 流石に、この異常行動には参った!!! 解除行動をする度に設定が狂い出しパニック状態に陥る!!! 結局、こんな条件下での撮影となり、今回の撮影は上手い具合には撮れないことを悟った!!! こうした条件が帰宅後まで続いていた!!!    カメラ2台持ちも考えてはいたが荷物が超重くなるのでこれだけは諦めていた。それでも200枚近く質の悪い画像を撮り続けていた!!! 今回解ったことは、超音速の戦闘機を超望遠レンズで格好良く撮るのにはかなりの訓練を経ないと無理だということがよく判った!!! 望遠レンズは300mmで十分に対応出来そうだ!!! だが、高速飛行する飛行機を望遠レンズでキャッチさせ得る技術は相当にレベルが高くまだまだ時間が掛かる!!! 多分、老い耄れ爺のように半人前人間になると反応対応能力が付いて行けず出来ても時間が掛かるだろう!!! 更に加えるなら、フェンス越しの場所や腰掛スタイルでは基本的に無理がある!!!無理だらけの中での撮影となってしまった!!!

 先ずは、白山上空を飛ぶ自衛隊ヘリコプターから・・・

 格好イイ戦闘機が居並ぶ小松基地!!! 後方に居るのがあの有名なアグレッサー戦闘機。この基地にはこうした戦闘機が50機近く配備されているという・・・ 日本海上空を守っているのだ!!!

 爆音を上げこんなのが飛ぶと老い耄れ爺でも胸は高鳴る!!!

 

こんな飛行スタイルを眼前で見せつけられたらこの飛行隊にゾッコン惚れ込んでしまった!!! 右の画像は、パイロットの中のパイロットと言われる選りすぐられた超優秀なパイロットが操縦しているアグレッサーで何処でも見られるという代物ではない!!! どうでしょうこうした格好良さ!!!我も若かったらなァ~~~? 

 飛行後隊列を成し、車庫に向かう戦闘機!!! 中でもアグレッサー機は目立つ存在だった!!!   

2日間もこうした時代の先端を行く機材を見るにつけ、惚れ込んでしまった事は間違いない!!! 思い起こせば 大学入学時、親友だった君は1年して防衛大学校に編入学した。その後パイロットになったんだろうか?かなり仲が良かったのでこうした戦闘機を見るとあの君を思い出してしまう・・・                             

少し早めに小町空港を出て金沢に向かった。 宿は金沢で夕食は金沢で採る事にしていた。 金沢の街は松本等よりは遥かに大きく、賑やかだった!!! 昨今宿をとるような事が無いので思ったが、少々前より物価が飛躍的に高騰していて何事も高価だなァ~~~と痛感した!!! 地震の影響もあったのかも知れない?割烹の店で一杯遣りながら夕食を撮ったが、此処もかなり割高だった!!! もう年寄りは可成り遅れがたたっており色々な面でこの世の中から取り残されつつあるなァ~~~と痛感した旅になった。

ホテルには被災者達が集団で泊まりこんでいて何かお年寄りの老後施設のようだった!!! これが金沢の駅に近い地域ですぜ~~~!!!  日本の空を守る第一線部隊の一部分を見る傍ら、時代の波にウネリ捲っている世間と震災被災者の可愛そうな姿にも触れ複雑な気持ちの旅となった!!! もっともっと若かったら戦闘機のパイロットもして見たいなァ~と瞬時思ったがそんなに生易しい業務ではないこともよく判った!!!命を削りながら日本の国を守り続けているパイロットの皆さんに唯々感謝あるのみの念を抱いた旅でもあった!!!

これが今日の日本の現状かも知れない? 逆に家に居て、毎日ノンビリと自分の世界の中で趣味の世界の中で勝手気儘に生きているのが異常なのかも知れない?とも感じた・・・ 世界中が色々な渦巻き状態の中でデングリ回され混沌と引っ掻き回されている事に気が付き自分がこれまで歩んできた人生は穏やかな方だったことも知った!!!

数点の飛行機関係の画像を載せておこう・・・ もう道中のどうでもいいような画像には全く興味もなくカメラを構えようともしなかった。 帰路、飛騨清美辺りから見た乗鞍や平湯の森で見た笠岳が異常なまでに清々しい残雪の頂を欲しいままに誇らしんでいた。

 

 

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