ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 今年のヘボ事情・・・ 』

2024-07-02 11:59:42 | 日記

             

早いものでもう7/2を迎えた・・・ 毎年の事だが、6/下に入ると気が急き出し仲間とヘボ行脚が始まり出す・・・ 何方かというとセッカチ気味な我がヘボ群団?週末になると彼方此方へと動き出す。その昔は、信州より暖地な遠い遠い岐阜辺りまで遠征していたこともあった。高速を使っても3時間近く懸かるから遠隔地だ。当地を朝4時半に出立するのもそう珍しい事でもなかった! 第1号さんを見付けられれば幸運な方で反応がない歳もあった・・・ 或る年、二人で4巣見付けるというラッキーな年があった。この頃には、もう『生掘り術』をマスターしていた!この地はもう梅雨に入って居て。雨との戦いは必須で遠隔地故に時間制約も重なり苦戦していた・・・ 前後して、付知で当地のヘボの会会長をされていた高橋さんに誘われて出掛ける歳が2年ほどあった。結構な難場での『スガレ追ひ』だったが、道端界隈で、略、探巣が出来た。何と言っても記憶に残ったのは昼ご飯の『鶏チャン』だった!!!頬張って食べたものだった!!!

遠征は遠隔地故交通事故や時間的制約等もあり地元でするようになって行く。それでも当地の蜂狂さんに誘われ東白川や愛知の足助まで出掛ける事もあった。 何と言っても故ドクちゃんの影響は大きかった!!! 当然、ドクちゃんは信州まで毎年のように来ていた・・・ 暖地では珍しいと言うより居ない山岳地帯の貴婦人『キイジス(キオビクロスズメバチ)』にはメタ惚れでこの蜂と遊ぶのを好んでいた・・・ 或る年からプレゼントして遣ると自分の作業工事場へ何処ぞから水を引き込んで冷気を施すという難工事をしてまでして飼育させていた・・・そのドクちゃんが居なくなって寂しい・・・ 嬉しい事にドクちゃんの弟子的存在だったBUNさんがその後代わって信州まで来てくれるようになる・・・ 我が現役引退直後だったからもう20数年という月日が流れた・・・ 今年はこの老い耄れ爺が米寿を迎えたという事もあってOさんが米寿サミットを企画してくれこうした仲間達が信州まで来てくれた。当初は泊り掛けで進行していたが、諸般の都合で日帰りとなったが、一年ぶりの再会で懐かしかった!!!

今、この時たった1巣だったが生掘りした記念巣が我が家でセコセコと通っている。予期していたより小振りだったが通いは先ず先ずで順調に推移している・・・ その後、お天気を見計らい当地で一人歩きしているが、未だヘボちゃんに出会うとは出来なくて居る。 サミット後、10日程が過ぎたが追加のヘボちゃんが遣って来て4巣となった。中には超小振りのコロニーもあり、通いが殆ど見られない巣もあり、生育は5050と行ったところ・・・ 時々観察するが、朝夕は良く通うものの、気温が高まると殆ど通いが見られない!!! 雨の日等は比較的よく通う!!!

500円銅貨の2巣は静かなもので今年のヘボ事情をよく表している・・・ 来週末にはOさんと泊り掛けで計画している。昨年来からの計画で高級ホテルでの宿泊となるので楽しみだ!!!此処では新天地開拓を狙っているが、此方の方は果たしてどうなるだろう? 今年も脚の衰弱を心配していたが、予測よりは歩けるものの何となく怪しい!!!  脚の攣りが出たり、痛みが出たりでもうご卒業の時期もそう遠くはない!!! 近々、思い付いたが、来年度辺りからは蜂追いというよりカメラ撮影業に転向しようか?と考えつつある・・・ 昨今山歩きは熊被害が続出していて、蜂の現場でも数回見て来たり、後を付けられた時もあった。蜂狂も複数人居るだけでも防御に役立つ!!! Oさんのプロテクト要員として幾らか役立つだろう? そして、これまで全く専門に出来なかったスガレ追ひ画像撮影位なら出来そうだ・・・ 一通りの画像は収められてはいるものの未だ人様に見せられるような画像は手にしていない!!! こういう隠された裏技があった!!!のだ・・・・・

『スガレ追ひ』の撮影、錚々簡単な領域分野ではない!!! 技もある程度心得ていないとここぞ!!!!というポイントが多々あるので老い耄れでも出来得るだろう・・・ 人夫々体力の限界というモノがあるからそれに見合った対応が望まれる。 何せ、スピードのある小蟲さんを制するのだから口で言う程簡単なものもない!!! 仮に蜂感があっても錚々簡単に実現できる技でもない!!!こうした分野の作戦も考えながらこれからの時間使いを考えて行こう・・・

数日前、今年一番という巣を頂くことになった!!! まだまだ、この時期、コロニーの生育も遅れていて中々適期を迎えてコロニーに出会えていない。難所だったが、略等高線に向かって飛びヘボちゃんが居た。これが何と早く帰って来るのだ・・・数匹付いているヘボちゃんに色付けをした。そして、ピンクとした!!! 我々の得意技は、飛ばしの技術と通称『尺取虫』:持ち込み技、これで難なく仕留めた。やや大きな石の上からよく通っていた・・・ 今年、一番のコロニーかも知れない?我が貰う事になった・・・

大石の上の落ち葉の中にあり、落ち葉を退けるとゴロリンコと顔を覗かせた!!! 横に太い樹の根が走っている。剪定鋏で静かに切るも攻撃蜂は出て来ない。が、ワヤが今にして大きい!!! 我の骨箱には入れられないか? 心配になる。活用樹林帯のコロニー故、巣材は、枯れ木だ!!! 俗に言う白巣!!! 裏側の根を切るも未だ攻撃蜂は出て来ない!!!12㎝角の骨箱しか持ち合わせはない。釣り手に載せ、小判型した巣盤を対角線状に入れるとワヤは少々壊れたものの巣盤に傷つける事もなくドンピシャに入る・・・ 攻撃蜂無し!!!通い状況から推移して働き蜂40~50匹は堅いだろう?ほんの数匹の帰り蜂をタモで掬い、投入口から入れて遣る・・・ 完璧な生掘りが出来た!!!  撮影者:Oさん。

結構な急坂だったので掘り道具やリュックを背負い骨箱を吊る下げ登り切るのにフ~~フ~~だった!!! こんな巣がザラザラあってくれればいいのだがそうは行かない!!! 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする