名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

中学校の同期会

2012年05月19日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は爽やかな五月晴れで、堀川端の栴檀の花が涼しげに咲いていた。
今日は名古屋のホテルで、中学の同期会があったので出席してきた。


当時はA組からI組まで9組あって、1クラス70名程のすし詰め教室で学んでいた。
全校生が2000名近くいたマンモス中学校も、都心の空洞化と少子化で今は200名程とのことだ。

3年前の同期会は130名ほど出席したが、今回は100名を切っていた。
3年間に15名の仲間が亡くなり、様々な理由で欠席を余儀なくされた人も増えていく。
次回は5年後に開くということだが、状況がどう変わるのか、楽しみでもあり怖くもある。
そんな中で、80才を越す恩師が3名出席された。


いずれの先生も背筋がぴんと伸び、挨拶される口調も滑らかで内容も含蓄があり、そのかくしゃく振りに圧倒された。
同級生のスピーチの最中も、各テーブルでは話が弾み、おしゃべりに花が咲いていた。
それを見かねた一人の先生が、さりげなく司会に耳打ちをされ、静聴するように指示をされていた。
教え子の輪の中へ入ってしまうと、同期生と見まがうほどであるが、いまだに恩師には教わることが多い。

コメント (4)
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