名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田んぼの草取り

2009年08月22日 | セカンドルーム

 

昨夜は、激しく屋根を叩く雨の音で目を覚ましてしまった。
雨樋から溢れた雨水が地面を叩く音もすさまじかった。
今年は、こんな激しい降り方を度々経験した。
午後には天気も回復して、雨上がりの空は澄み切って、吹く風も秋の爽やかさが感じられた。


わが稲田も、この時期に必要な間断潅水を繰り返し、稲穂も少し頭を垂れてきた。
今のところ害虫や害獣の被害や、いもち病の発生もないので、後1ヶ月間台風も無く良い天気が続けば豊作が期待できそうだ。
今日も畦と田の草取りをしたが、稲の生長とともに雑草も勢いよく生えてくるので、いくら取ってもとり尽くせない。

 
稲とそっくりなタベ(稗の一種)は、穂が出てて気が付くので、そのつど抜き取っている。
稲刈りの時に一緒に刈り取ってしまうと、後で選別が大変らしいので、今のうちに取っておく必要がある。


この地方で「ドジョウサシ」と呼ばれる草も、稲の株の中にまぎれ込んでしまうので厄介だ。
面白い名前なので由来を聞いたら、昔はドジョウを捕って、この草に目刺しにしたからだろうとの事だった。
そう云えば茎も細くて硬いし、ストッパー代わりの実も付いているので、運ぶのに便利な草だったのかもしれない。
昔はたくさんいたと言われるドジョウも、農薬を使うようになってから、集落から消えてしまったが田の草にその名を残していた。

コメント (2)
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