夕べは激しく降っていた雨も上がり、山の端から太陽が昇り始めると、東の空が赤く染まった。
空の一角に青空が一瞬見えたが、すぐに雲に覆われてしまった。
今頃の時期は、朝5時頃に犬を連れて、田んぼの見回りに行っている。
行くまでは、イノシシに柵が破られていないかと、ハラハラドキドキだが、今朝も異常はなかった。
今日の天気も相変わらず不安定で、雨が止んだかと思うと、いきなり土砂降りがきたり、雷鳴までとどろいていた。
夕方、雨も上がったので散歩をしていたら、カラスアゲハが地面に群れて盛んに水?を吸っていた。
余ほどおいしいのか、近付いても逃げようとしない。
近くで見ると、細い管をさして吸っている様子が良くわかる。
今の時期は、毎年同じ場所で同じような行動をしているのを見かけるが、一説によると、土中のミネラルを吸っているとのことだ。
ミネラルを含んだ場所を知っていて、そこへ行くのに同じルートを飛んで来ると言われている。
昆虫たちの不思議な行動は、誰に教わるのだろうか? いつも作業場で聞いている、NHKの「夏休みこども科学電話相談」でたずねて見たい。
「飛騨の山里暮らし」 8月号をUPしたのでご覧ください。